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轍のゆくえ  作者: ルイン・リーカ
第一章
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かみさま

ここだけの話だが、僕は神様なんて信じない。だって、そうだろ?神様なんていないんだから。幼いころから、神様の存在を知って何度お願いをしたものか。今は笑い話だが、他人のものまで一緒に願ったりもしてた。


 お母さんを助けてください_

 お父さんとお母さんの仲をよくしてください_

 一生のお願いを百個まで増やしてください_

 一生働かなくていいぐらいのお金持ちにしてください_


ばかばかしい願いばかりだった。それでも何度だってお願いしたさ。叶うことがなくとも、いつかきっと神様が振り向いてくださるって信じてた。なのにどうして…ちっぽけなことすら叶えてくれないの。ねぇ、一生懸命が僕が願ってきたことは、無駄だったのでしょうか。どうして、どうして、どうして




「ホント、どうしてなんだろうな。こっちが聞きたいわ」



独り言に誰かが答えてくれた。











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