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第674話 シバシノワカレ




『ん?その刀はまだ魂が宿ってないな。』

『そうですね。(わたくし)達とは違ってまだ造られたばかりですからね。ご主人様の持つレシピにある儀式とやらをこなせば魂が宿るのではないでしょうか?』

「...うるさくないといいな。」

『『うっ...』』



ようやく造り終えたので神様の所に戻ることにする。これで長かった試練の塔も終わりを迎える。



『...ん、おつかれさま。』

「ありがとう。...それじゃ帰ろっか。」

『ん。』

『おう。』

『はい!』



なお、龍神の秘剣(仮)はインベントリにしまったが、自我を持つ刀達をインベントリにしまうというのはちょっと気が引けたので腰に装備することにした。...私の身長よりも長い刀だから後腰にだよ。え?私の身長?言うわけないじゃん。



『私と同じぐらいだから約1...』

「わぁぁぁあっっっ!!!!!」



─────────────

─────────



色々あって疲れたが、試練の塔も終わりだという事実に少し感動している。みんなでワイワイ...と言っても実際に音を出して喋っているのは私しかいないので傍から見たら独り言喋ってる変な人だと思われそう。そんなこんなでこの御屋敷の庭園まで戻ってくると縁側に座って待っていると思っていた神様はおらず、代わりに銀髪の美しい女性が座っていた。



『...ヘルヘブン。』

「え...えぇっ!?あの人が!?」

『ん。間違いない。』


「...やっと来ましたね。闇の剣はできましたか?」

「へ?は、はぃ...えっと...本当にさっきの神様、なんですか...?」

「ふふ...えぇ...。私に性別なんて無いですから。この姿とはもう決別したはずだったんですけど、ね。」

『...。』

「すごい...違和感ありますね...。」

「ふふふ...この姿が私の本当の姿...とでも言いましょうか、創られた時の姿ですね。...スカーレットが死んでからは...貴女の知る年老いた男性の姿で居ました。私の一番の娘が殺されたのですよ?...いくら神である私といえども...ショックは受けました。それはもう何千年も寝込むほど。」

「ということは...」

「えぇ。もう吹っ切れたのです。...スカーレットの元気な姿を見ることが出来て良かった。...ちょっと無理やり体を動かして体を崩壊させそうなところもありましたがね。」

『うっ...』

「...どういうことですか?」

「まぁそこら辺は後ほどスカーレットに聞いてください。」



女神様のような微笑みで...いや女神様だった。美しい微笑みに気圧されながらも私は女神様の隣に座らせてもらう。



「貴女と一緒にいるとなんだか...懐かしい気持ちでいっぱいになります。」

「それは...スカーレットとの?」

「えぇ。ですがスカーレットは今、貴女の魂に根付いています。永遠にそこで生き続けるでしょう。」

「...そうですか。」



初めて意識の奥底で出会った時はビックリした。でも、今は一緒にいるのが当たり前になっている。



「どうかスカーレットをよろしくお願いしますね?」

「はい!」

『...なんで私がこの会話を聞かないといけないのか。』

「ふふふっ...良いじゃない。新たな門出を祝うついでよ。...それじゃあここでお別れね。次に会うのは─────」



─────────

────────────




「...はい。試練の塔を全て攻略してから、ですね。」



目を覚ますとそこは試練の塔の入口前で私はやっと試練の塔を攻略したことを実感した。



「...それじゃあ頑張って帰ろっか。」

『ん。』

『私がいるから大丈夫だぜ。』

『むっ、(わたくし)もいますからっ!』



いつの間にか龍神モードも解けていて白髪になっていることからステータスが10分の1になっているが、そこはそーちゃんやともちゃんを装備した時のステータスでカバーできる。それに私たちならここ(魔境)を抜け出すだけなら問題ないよね。



○TIPS○

・0.1倍ステータス

まぁ10分の1でもアヤネたんのSTRは8万もあるんですけどね...。それに刀達のSTRも合わせると19万...普通に強いんですがそれは...。


・ヘルヘブン

おじいちゃんから絶世の美女へ大変身☆過去との決別で全て解決!!!...ほんとに?

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― 新着の感想 ―
[一言] ノクターンで常時薬物と道具と魔法と淫獣と機械による際限のない発情と絶頂によって、 身も心も意志も思考も感情も快楽で塗りつぶされて快楽を得るだけの人形へと 開発される過程と末路の夢を見る彩音と…
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