表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
759/798

第655話 Die ジェスト

生命線の内(2つしかないけど)の1つであった私のSwitchが昨日壊れて絶賛ガン萎え中です...。さらには次の日(今日)もスマホ落としちゃって画面割れたから状態異常:ガン萎え(極大)です...。昨日は投稿できなくてすみませんでした。はぁぁ...時間も増えて投稿しやすくなったよ。やったね(からげんき)



はぁ...なきそ


あれから私は心牙童子さんにトコトン扱かれ、なんとか合格を貰えたので先に進めた。まだ10分の3と全く進捗が進んでいないからここからはダイジェストで私の苦痛を味わってもらうことにする。




──400階層──



「久しぶり〜アヤネ〜」

「あ、久しぶりだねファルティタさん。」



第400階層では眠そうな顔をしている...というか眠そうな顔しか見たことないファルティタさんが空中で浮遊して待っていた。彼女もペットを戦わせるためにわざわざ来たみたいで彼女はペットを召喚したら帰って行った。そのペット...ん?メルフォーズさんじゃん。



「頑張ってねぇ〜...ふぁぁ...」

「あ、はい。」



とまぁそんな感じで400階層でのボスは魔法物理攻撃無効で元々メルと合体していたメルフォーズさんだった。



「んぃ〜?ここどこ...?あ、しれんだっけ?ねむぃから5回だけね...」

「は、はい。」



遠慮なくと言うものだから天力刀で滅多切りにするもその再生力から倒すことは叶わず...結局強いスライムとの戦い方を学んだだけで終わった。まぁそれでも十分なんだけどね。



──500階層──


「ふむ...待ち侘びたぞ。」

「アルテリアちゃ...さん。」

「...。ここが折り返し地点。私は容赦せぬぞ。...とはいえ戦うのは私ではないがな。」



そう言って召喚したのは足が物凄く細く短い小さめな犬。もはや子犬と言っても良いほど小さい犬を召喚したアルテリアさんはドヤ顔で私に告げる。



「...私の愛犬だ。そんじょそこらの魔物とは違う。舐めてかかると1000回は死ぬぞ。」



そう言い残して黒いモヤの世界に消えた。



まぁ案の定というかその子犬はレティシアさんやセレスティアさんから受け継いだ反射神経、察知能力でさえも超える速さで私を翻弄した。防御に徹していたものの、体力は1だけしかないので200回ぐらい死んだと思う。



天力で視力を向上させてなんとか倒せたけどまた会いたくはないかなぁ...。



──600階層──



「ふふふ...よく来たねアヤネ。それと久しぶり。」

「お久しぶりですマリエスタさん。」

「うんうん。今日はアヤネの試練ということだから私の方で戦う相手を用意してきたよ。覚えているかい?アヤネが私の居城に攻め込んできた時、守っていたサケサンだ。」

「!」



一言で表すなら魚人。私よりも大きな槍を構えて3つある尾びれをはためかせながらこちらを睨みつけて...あれ、こんな強そうだっけ...



「名付けてサケサマだ。いい出来だろう?」

「なるほど...。」

「それじゃ頑張れ。」



そう言って空中に浮遊してこちらを見下ろすマリエスタさん。私は目の前のサケサマに天力刀を向けた...その瞬間私の頭があった位置を槍が通過した。



「「...。」」



何事も無かったかのように槍を引き戻し、くるりと1回転させるサケサマ。まともに打ち合えば力負けするのは分かりきっていたので私は相手の力を利用する事にした。



─────────


「ギョ、ギョゥ...」

「ふぅ...」



私よりも体が大きいのでその分私を見逃しやすい。その隙を突きまくることでサケサマを突破した。


───パチパチパチ...


「やはりいつ見てもアヤネの戦い方は素晴らしい。...スカーレットの力任せの戦い方とは違う。」

『なんか文句ある?』

「お?スカーレット...会話できるのか?」

『...。』

「私が心を読めること...忘れてたわけじゃないよな。」

『...マリエスタのばーか。』

「「...。」」



マリエスタさんの額に青筋が浮かんだ気がした。


────────────

────────

────



そして、700階層。これまでの法則から考えるとスカーレットが創り出した魔物と相手することになると思うんだけど...



───グルルル...



月明かりが照らす地に響く獣の唸り声。私は彼のテリトリーに侵入した。



『...私のペットは5種類いる。そのうちの1種類と勝負してもらう。』



スカーレットがそう呟くのと同時に目の前に浮かぶ2つの黄色い光。それを中心としてどんどん魔物のシルエットが浮かび上がり、ついに月明かりの元にその姿を現した。



『シュバルツタイガー。他の大罪のペットと比べれば地味な子だけど戦いにおいてはその限りではない。』

「...。」



本来ならばこうして姿を現すのもしないのだろう。きっとこれは挑発のためだ。ならば受けて立とう。私は絶対に負けない。



───グォオオオオオオオオオッッッ!!!!



─《状態異常:盲目(極大)》─

─《状態異常:怯み(極大)》─

─《状態異常:恐慌(極大)》─

─《状態異常:麻痺(極大)》─

─《状態異常:移動速度低下(極大)》─

─《状態異常:攻撃力低下(極大)》─

─《状態異常:防御力低下(極大)》─


─《状態異常:心眼禁止》─




ゾクゾクとした感覚とともに手足が動かなくなる。それを天力込みで無理やり動かしてシュバルツタイガーの攻撃を避ける。



体にかかった負荷からの推測になるけどシュバルツタイガーの戦い方はきっと相手を状態異常漬けにして狩るというものだろう。いくつ状態異常を掛けられたのか分からないけど複数掛けられたのは間違いない。これまでの試練の塔で体感してきてるからね。



私は天力刀...だと重すぎて落としちゃうから天力短刀を両手に構えて心眼を展開した。...あれ、あれれ...?おかしいなぁ...何も見えないんだけど...?


『...心眼も使えなくなってるから。』

「うそ、でしょ...」



──ズバンッ...!



私はそこで絶命した。



○TIPS○

・スカーレットのペット

火・水・風・光・闇の5属性を各々司る5種類のペットがいる。今回のシュバルツタイガーは闇属性。


本編で地味って言ってるけど、ポ○モンで例えるならば他のジ○リーダーが1体伝説ポ○モン(ある特定の場所でしか出ないような魔物)を繰り出している中でスカーレットちゃんだけが一般ポケモ○(どこにでもいるような魔物)を繰り出してるみたいなイメージ(ジムリ○ダーが伝説なんて出さないけど)。つまりシュバルツタイガーは特別な魔物という訳じゃないということですね。...まぁ焔龍王直々に鍛えたので強さは伝説にも負けず劣らずですけど。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ