第617話 犬っころ
これから土日以外は投稿して行こうと思います。はい...。えーと...その...課題もあって大変なのでもしかしたら投稿できな
───カチャッ...
イエナンデモナイデス...トウコウガンバリマス。
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【名前】スズカ《RAIDBOSS》LV.286
【種族】銀雷の女神
【職業】魔法使いLV.97
HP:100/12,400(-12,300)
MP:486,600/11,760(+36,900)
STR:6800(10+3,394)
VIT:74,750(10+7,465)
DEF:41,540(10+4,144)
AGI:619,870(50+49,540)
INT:4,453,750(205+88,870)
DEX:259,700(1,200+24,770)
MND:149,600(10+14,950)
【スキル】《風魔法LV.MAX》《派生:雷魔法LV.MAX》《土魔法LV.53》《水魔法LV.71》《火魔法LV.48》《魔力操作LV.MAX》《魔纏LV.MAX》《魔力節約術LV.MAX》《魔力速度上昇LV.MAX》《銀雷の女神LV.26》
SP:0
【装備】上級魔法使いのローブ、Rainbow Wand、セーフマジックブレスレット、愛の籠った指輪
【称号】『葉狼を撃破した者』『銀雷の女神(new!)』『麗しき女神の降臨(new!)』『虹蟻王(完全体)を撃破した者』『第1回イベント参加者』『雷・上級者』『魔導に足を踏み入れた者』『竜殺し』
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『 銀雷の女神に相応しい力...あなたに見せてあげる 』
───ズドオオオオオオオオオンンッッ!!!
「ガァァァッッ!!!!!」
すずが薄らと微笑みながら同時に巨大化した杖を天に掲げる。すると銀色の雷が犬顔さんに落ちた。《鑑定》で見る限りすずのINTは400万越え。魔法の威力に直結するINTが400万越えなのだから当然そのダメージは先程までのものとは桁違い。
犬顔さんは声を上げつつも耐えるがそこに更なる追い打ちがかかる。
「くっ...何のこれしき...お主の魂の性質は変わらぬ物...ならば再び連撃するのみ。」
『ふふっ...えぇそうよね。今の私はさっきよりも脆いかもしれないわ。でも...《銀雷の神壁》』
すずが再び杖を掲げると今度はすずの近くに銀色の雷が降り注ぎ、それはすずを護るように展開された。
『───今の貴方にこれが突破できるかしら?』
「...おのれ...。」
目を閉じたまま煽るすず。
「...お主が煽るのであれば私も応えぬ訳にはいかぬ。[混魂の門]」
さっきの黄金の扉とは違い、真っ黒な扉を召喚した犬顔さん。その扉が開かれ、またもや黒い何かが飛び出してくる。今度もすずを襲うかと思われたそれはなんと犬顔さんを覆い尽くした。
───ズモモモモモモモモ...
どんどん取り込まれていく黒い何か。そして...
「猛者の為に魂共を集めた甲斐があったわ。」
『ん...?』
「え...?」
犬顔さんだった人はなぜか犬耳を生やした可愛らしい女の子に変身した。さっきまでの筋骨隆々なダンディーな犬顔さんは一体どこに...?というかそれ弱体化みたいな感じになってない?
「む?...あぁ、これが私の本来の姿だ。魂を食らって擬似的に元の力を取り戻したからな。」
ひょこひょこと動く犬耳。正直そこにしか目がいかない。さっきまでの口調なのに声が男の人から女の子のものに変わるだけでここまで印象が変わるとは思わなかった。...いや結構劇的な変化か。
『 か... 』
「か...?」
『 可愛い...だと...? 』
「は?お主は何を言っておるのだ?」
『 武士みたいな硬い口調も可愛く思えるわ...! 』
「んなっ!何を馬鹿なことを...!」
『 犬っころって思っててごめんなさい...まさかこんなに可愛い子だったとは思わなくて... 』
「お主私を犬っころだと思ってたのか!?」
えーと...何これ?
ん?アルテリアくんがアルテリアちゃんだったことに何か言いたいことがあるって?
今まで出てきた七大罪達の性別は?全員女性だったでしょ?つまりそういう事よ。(?)




