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第395話 おや...島の様子が...?



「マスター!」

「ん?ハルカちゃん?どうしたの?」



武器スキルの試用が終わり、みんなで雑談しているとハルカちゃんが遺跡がある方向から走ってきた。



「はぁ、はぁ......空島の進化ができます!」

「えぇ...?」



空島の進化?急に言われても...。



「と、とりあえず着いてきてください!」

「え、う、うん?...という訳だから私行くね?」


「えぇ。私達は後で行くわ。」


「ひゃっ!?ま、マスター!?」


そうして私はハルカちゃんを抱き抱えて、飛び立った。



─────────

──────



「...それで...空島の進化ってなに?」

「はい。空島...というより、天魔石の進化なのですが、まずはこちらをご覧下さい。」



「えーっと...?...『空島合併』...?」

「そうです。」



ハルカちゃんが『島の改装』という欄を選択するとそこからまた色んな選択肢が出てきた。その中でハルカちゃんが指をさした場所に目を向けると『空島合併』があった。



「この『空島合併』はその名の通り、他の空島を取り込むことができる機能です。システム的な解説を簡単にするのであれば、『他の島の天魔石を自身の島の天魔石が吸収すること』で自身の島のレベルが上昇し、島面積、体積共に増加するのです。...これはマスターがミツル様に剣を与えた時に気になったので調べたものです。」

「あ!私が天魔石創れるって話から?」

「はい。」

「そっかぁ...。でも天魔石って創るの大変なんだよね...。」

「そうなんですか?」

「うん。元となる金鉱石と石炭はたくさんあるし、あとは天力も問題ないんだけど...」

「だけど...?」

「造っている間ずっと冷やし続けないといけないんだよね。」

「あっ...。」



そう。ウィンズさんと造った時はあの冷やす装置があったからできたのだ。でも、それはもう木っ端微塵になってしまっている。だから冷やし続けないといけない天魔石を造れないのだ。



「...その話、聞かせてもらった〜!!」


「...メル?...とすず達帰ってきたんだ。」

「うん。ハルカちゃんがあんなにも興奮してたから気になっちゃってね。」


「それでメルは何してるの?」



メルは部屋の入口で腰に両手を当ててドヤ顔をしていた。



「その冷やすそうち?そうちは分かんないけど冷やす魔物なら宛はあるよ〜!」

「そうなの?」

「うん!...ここから大分遠いところにいるけどね〜。」

「へぇ〜。どこにいるの?」

「えっと...私が前いた所なんだけど...確か魔大陸ってマリ姉が言ってたよ!」

「魔大陸!?遠すぎない!?あ、でも空島で移動できるから時間はかかるけど行けないこともないのか...。」




というかメルが魔大陸にいたということが驚き。だって最初に私たちが会ったのは今いる大陸の方だからね。...どうやって魔大陸に行ったのやら...。



「それじゃあ魔大陸に行ってみる?」

「良いわねぇ。楽しそう。」

「話を聞く限り寒さ対策はしないといけない場所のようにも思えますが...。」

「うーん?私は平気だったけど〜?」

「景色はどうでした?」

「真っ白だった!」

「...一度地上で防寒具買い揃えましょう。」

「そうだね...。」



満場一致(メル以外)で一度地上に戻ることになった。真っ白な魔大陸かぁ...。ソーラさんとルナリアさんのイベントの時は視界が真っ暗闇の場所だったけど、そことはまた違う場所なんだよねきっと。




「ちょっと...楽しみかも。」




まぁ出発は明日か明後日になりそうだけどね。



B連打しました。


それとついに魔大陸進出!!...水の国ウンドージアはログアウトしました...。

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― 新着の感想 ―
[一言] ついにイベント以外での魔大陸進出だねぇ 魔物に大して有利なフィールド...とはいえSTR多分もう6桁のアヤネの攻撃を止められるかと言われるとねぇ...?
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