第379話 百合回...?...というよりはレz─ここで文字が消えている
⚠微エロ注意⚠←久々に出した気がする。そろそろタグに微エロと入れるべきだろうか...。
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「スンスン...あ、ちょっとあやと話し合いしてくるから皆少しだけ待っててね?」
「え、えぇ...もう十分待ってますけどね...。」
「...まさかスズカさんがここまで我慢していたとは思いませんでした。」
「アヤネ...ゴシューショーサマだネ...。」
「少しって言ってたけど多分1時間コースだよね〜?」
「え、え?あの?皆さぁん?助けてくれませんかねぇ?」
「...私は何も聞こえませんです。」
目をギュッととじ、手で耳を塞いで聞こえないと言うアリスちゃんの仕草は可愛らしいが、そんなことよりも今私を抱いて試練の塔を出ようとしているすずをどうにかして欲しいんです。
「...あや。...私だけを見て??」
「はい。」
前みたいに怒っているという雰囲気ではない。なんだか凄く凶暴な猛獣の前にいるように感じる。殺気ならば慣れているから大丈夫だが、この得体の知れない何かが怖い。...とそうこうしている内に試練の塔の外まで来てしまった。ってなんで試練の塔の裏側に行くの?
「...ここなら大丈夫だね。んっ」
「なに───んむぅぅ!?」
────《規制音》!《規〜制〜音〜》!!!
「ぁぇ?..すじゅっ!んぷっ!!んんー!!」
すずがキス...まるで私を食べるかのようなキスをしてきたせいで酸素が足りず、ボーッとしてしまう。それとビリッと電気のようなものが背筋を走り、頭が真っ白になった。
「あや...。もっと気持ちよくなろっか?」
「しゅじゅっ!やぁっ!ぁむっ!?んっ!んぅっ!」
そこから私の記憶は朧気だった。試練の塔の外壁に体を押し付けられたと思ったらまたもキスをされて、そこから...なんだっけ...?
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──アイリスside
「もうスッキリしたわ!」
「「「「...うわぁ。」」」」
「うぅ...み、見ないで...。」
キッチリ2時間待たされた私たち。最初の30分で戻ってこないだろうと判断した私たちは先に試練の塔をクリアしてしまっていた。
そしてクリアした後、戻ってきたアヤネ達2人の姿はとても見ていられないものだった。まずスズカはアヤネを《規制音》したのかこれまでに見たことないような朗らかな笑みを浮かべていた。それに対し、アヤネの方はというと黒い目隠しは涙で濡れており、顔も見えている箇所が真っ赤に染まっている。それに立てなくなっているのかスズカにおんぶされている始末。...これはもう誰がどう見ても事後だろう。恥ずかしそうに顔をスズカの首に押し付けているアヤネはなんか...うん...。
「私はあのようにはなりませんから...。絶対に...。」
「お嬢様までそうなられたら私は...。」
「...。」
こっちはこっちでアレを見て何か思うことがあったらしい。これが反面教師ってやつなのかな?そうそう私も今日分かったことがあるんだよね。それは...
「ねぇアイリス〜?」
「な、なにかナ?」
「女の子同士の恋愛って、良いよね〜。」
「......そうだネ。」
...このメルってやつもスズカと同じ目を私に向けてきてたってこと。ちょっとメルと距離を置くことも視野に入れるべきかな...?
...新たなる百合の花が咲くかもしれませんね。
というか今回凄くふざけました。...前回もだって?ワタシニホンゴワカラナイ。
という訳で次回。焦らしに焦らしまくった文化祭回でございます。...期待はしないでくださいまし...。




