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第300話 チートや

祝300話はもうやりましたね...(恒例)




「おはようございます...師匠。」

「あぁおはよう。久しぶりだなぁ?」

「そうですね。」

「大きくなったなぁ。それで?」

「目を塞がれていても周囲の状況を見ることができる...心眼をご教授頂きたいと...。」

「ククッ...久々に会ったと思えば...。まぁ余裕だろうな。」

「?」

「...おい。」



そう言って立ち上がった師匠は誰もいない方向に向かって声をかけた。すると...



───シュタッ...


「お呼びで...。」

「あぁ。お前は()()()()()()()()だろう?教えてやってくれ。...アヤネならいけるだろう。」

「...御意。」



急に現れた全身真っ黒の服に身を包んだ男性が現れた。どうやらこの男性...いや、千景兄が教えてくれるらしい。千景兄は私が兄のように慕っている親しい人だ。後ろ暗い職に就いているらしいために親しいと言いつつも実際に会ったのは3桁にも満たない。


千景兄が特出している能力は私が教えてもらいたかった心眼。目を塞がれても周囲の状況を普段通りに認識でき、更には普段見えないモノ...幽霊や相手の心などをも見ることができる。まぁ千景兄はよっぽどの事がない限りは相手の心などを見ることはない。



「...アヤネ。久しぶりだな。」

「うん。久しぶり千景兄。」

「...お前が心眼を習得したいと願う日がくるとはな...。」

「ちょっと...ね。」

「...まぁいい。それじゃあ早速始めるぞ。」

「うん!」



「まずは...」

「まずは...?」

「目を閉じて深呼吸だ。」

「分かった......。」



───すぅー......はぁー.........



自然の匂いが鼻の奥を抜けていく。リラックス...リラックス......。千景兄はきっとリラックスさせようとしてるんだよね...。



「目を閉じたまま次は心で念じるんだ。”見える”...と。」

「......は?」


「ククッ...プッ...んふっ...」


「...何笑ってるんです師匠...。」

「い、いや...あっはっは...!相変わらず教えるのが下手だなぁって...ククッ...。」

「...うるさいです...。私も気にしてるんですよ...。」



隣でガックリと項垂れる千景兄。た、確かに分かりにくかったけど、なんとなく...()()したかも...。



「とまぁ...昔から千景には数多くの弟子達に心眼を教えさせたんだがぁ...どれも惨敗でなぁ?...でもアヤネなら...できただろ?」

「え...?」

「う、うん...なんとなくだけど...。」



目を閉じて深呼吸...そして、念じると私の心の中に周囲の景色が映し出されるのだ。ピントが合ってないカメラのようにすごくぼやけているが、特訓を重ねればすぐに良くなるだろう。



「は、ははっ...やっぱりアヤネは規格外だなぁ...。」

「ふん。カメラアイを超えた超人...()()()()()()()()()()()()()()()能力を持つコピー人間のアヤネならできるに決まってるだろうが。」

「...そう...でしたね。」

「...まぁなぜか道は覚えられないんですけどね。」

「んなもん可愛いもんだろ。」



そうなのかなぁ...?すぐに迷子になるのは結構死活問題だと思うんだけどなぁ...。



何はともあれ、長くなると思ってた修行も一瞬で終わってしまった。あとは1人で慣れるまで練習しなければいけないが、問題解決できそうでよかった...。



「なぁアヤネ。」

「はい?」

「新しい技...覚えたくないか?」

「っ...。是非。」

「よかろう。これから先程の時間までにここに来い。いいな?」

「はい。」




どうやら修行は続くようだ。...目的は変わったが。どんな技なんだろう...。



「今までの技と同様、時間はかかると思っておけ。」




チーターや!

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