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第246話 何があった...?

何事も無かったかのように始まるスタイル




「うぅ...なんかカサカサするぅ...。」

「あやも?なんか私も首がカサカサしてるんだよね...。」



朝。起き上がると首元に違和感があった。触ってみると、何か液体が乾いたかのようにカサカサしていた。寝汗かなぁ...?



「...ちょっと嫌な予感がするなぁ...。」

「嫌な予感?」

「ううん。なんでもない...。確信が持てないから。」

「そっか。今日も学校だし早く着替えよ?」

「うん。...後で問い詰めないとな。」



すずがやけに真剣な顔をしている。凛々しくてカッコイイね。そして、今日も午前中テストがあるのでこのカサカサを落とす為にシャワーを浴びた。


そういえば雪華ちゃんがいないなぁ。起きた時からいなかったし、何かあったのかな?まぁ雪華ちゃんは真面目だし大丈夫だろう。



「彩音ちゃんおはよう!」

「はい。おはようございます透華さん。」

「さ!こっちにおいで!」



すず達のお母さんである透華さんに導かれるがまま彼女の膝にINした。



「もぅ。お母さ...ママでいいっていつも言ってるのにぃ。」

「もっと呼びにくいですよ...。」



背中に2つの大きな桃を感じながら少しだけ透華さんとお話する。透華さんは化粧品会社の社長さんらしくいつも自社の香水を付けている。ちなみに今日はオレンジだ。...うんいい匂い。



しばらく話した後は解放してもらい、朝ご飯を食べる。



「私の膝で食べてもいいのよ?」

「...食べにくいので遠慮します。」

「ちょっとお母様!あやは私のよ!?」

「あらあらごめんなさいね?あまりにも彩音ちゃんが可愛かったからつい...。」

「「......。」」



私とすず達のお父さんである冬慈さんは2人して苦笑いを浮かべながらちゃっちゃと朝ご飯を終わらせた。



────────

──────



テストが終わり、なぜか当たり前のようにすずの家に拉致られた私はいつかに見た光景にすずをジト目で見た。



「今日はここでゲームしましょ!ね?お願い!」

「...はぁ。分かったよ...。」

「やったー!」



すずに頼まれると断れない私はすずに甘いのだろう。でも、すずの笑顔を見れただけでも満足なんだよね...。


そういえば、テストが終わってここに帰ってきても雪華ちゃんはいなかった。まぁ雪華ちゃんにも友人との付き合いがあるからどうこうとか言えないけどちょっと気になるかなぁ。


「その前にお風呂に入ろっか!」

「分かった。じゃあすずが先───」

「一緒にはいろ?」

「え...」

「だめかな...?」

「...今日はわがままだね...。」

「あやだけだよ!」



すずに頼まれると(以下略



───




「そういえばあやと入るの久しぶりだねぇ...。」

「前回からまだ1ヶ月ぐらいしか経ってないよ...。」

「今日は何も言わないんだね?」

「...言ったら離してくれる?」

「いやまぁ離さないんだけど。」

「...。」



前回入った時も後ろから抱きしめられながら入ってたんだよね...。途中すずにお尻触られて叫んじゃったけど。



「あれぇ?顔赤いよ?のぼせちゃった?」

「ち、違うよ...。」

「もしかして...恥ずかしいの?」

「だから違うって...。」



前回のことを思い出すだけで顔が赤くなってしまった。



「...前のこと思い出しちゃった?」

「っ...。」

「図・星・だ···よ!」

「うびゃあぁぁあ!?!!!?」




───────

────



こうしてすずは前回と同様の理由で冬慈さんに呼び出されたのだった。



「先にログインしとくか...。」



すずがいなくて暇だったのでさっそくログインすることにした。昨日はゲームしなかったから今日はアイリスと目いっぱい遊ぼうかな。


そう思いながらログインすると...




「......何が、あった...の...?」



予言(必中(ネタバレ(かは分からない)))します。





明日でシリアス(笑)の展開はおしまいです。

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