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番外編 最強のクラン



──第2回イベント開始まで後2日──



・ジークフリートside




「さて。皆に集まってもらったのは他でもないイベントの事だ。」



現在、正式に決まっている訳では無いクランのメンバーがファレルのクランハウスに集まっていた。



「それでー?僕達を集めて何がしたいんすか?」

「まぁ待てまじっち。今から話す。」



クランメンバーは俺と、前回のイベントで活躍したまじっち、ぬこ、ヨイチマル、カイン、ジョー癖。そして、スポンサーというかサポート役みたいな感じのブラキヅトメジャ!とキョウ。この2人には情報面で助かっている。

今回はカインとヨイチマルが欠席である。あとで今日話したことをフレンドチャットで伝えなければな...。



「俺から言いたいのは1つ。せっかくクランを創ったのだからそれらしいことをしないか?ということだ。」



そう。非公式とはいえ、せっかくクランを創ったのだから今回のイベントではクランとして活動してみたいのだ。



「ふーん?まぁ私は元から1人でやる予定だったし別にいいんだけど。ジョー癖って確か弟子がいたでしょ?彼らと行かないの?」

「それを言うならぬこ殿こそ信者が数多存在するではないか。我も元より1人で行動するつもりだったわい。」

「わしは願ったり叶ったりじゃな。何せわしの取り柄は多数の情報のみ。戦力面では全くの役立たずじゃからな。」

「ブラキじゃさんが賛成するなら私も賛成です。」

「じゃあ僕もさんせー。」


「みんな...ありがとう。で、どのように行動するか決めないとな・・・───」


───────

────


そんなこんなで、今回のイベントには2人1組で臨むことにした。......のだが、欠席した2人にフレンドチャットで伝えたところ参加できるのはカインのみだった。よって計画を変更し、俺、まじっちチーム。カイン、ジョー癖チーム。ぬこ、ブラキヅトメジャ!、キョウチームの3つのチームに別れることになった。



「...どうせなら勝負するか?」

「ふふん!宝探しなら私の得意分野よ!」

「《一攫千金》だったか。確かに強力だな。それにブラキじゃもいる。だが俺のチームにはまじっちがいる!」

「はいはーい...って他力本願じゃないっすか!?」

「我にはカイン殿がいるからな。前回のイベントではスズカ殿に負けてしまったが、何やら特訓に特訓を重ねているようだし期待は大きい。」

「うむ。わしも他に類のない種族に進化したのは人間プレイヤーの中ではカイン含めて3人しか知らん。言わずもがなあとの2人はスズカとアヤネじゃがな。」

「私のファンの方にもアヤネさんを愛でる会に所属している方がいらっしゃいましたねぇ。」

「...アヤネちゃん達も誘おうかな。」

「おいおいおいおい人数多くないかそれ!」

「ふふん!他に誘える人がいない方が悪いのよ!」

「だがアヤネ殿らに連絡は取れんのだろう?」

「うぐっ...!で、でも会った時には!」

「どれだけ海が広いと思っておるのじゃ...。」

「いいだろう。もしアヤネ達に出会えたらチームに勧誘することを許可する。」

「......絶対会えない気がしてきた。」



────────

─────



・ジークマジッチーム


「じゃあこれから宝探しを始めるぞ。」

「ついに来たねー夏イベ!僕昨日眠れなかったんよねー。」

「ちょ...それ大丈夫かよ...。」

「だーいじょぶだいじょぶ!魔導師に不可能はない!」

「うっわ心配しかねぇわ...。」



・ヌコブラキョウチーム


「さぁ私達も頑張るよ!」

「うむ。わしは戦力にならないと思うが、情報面でのサポートは任せてくれ。」

「私も普通のプレイヤーと同程度の強さしかないので戦闘はおまかせします...。申し訳ないです...。」

「いいのよ!それに今回は助っ人を用意したからね!」

「...あ、どうもルーナと申します。」

「ミューですよろしくお願いします!」

「おぉ!愛でる会の会長とカウンターの申し子じゃないか!」

「え、えへへ。」

「ちょっ...恥ずかしいのでその2つ名はやめてくださぃ...。」



・ジョーカインチーム


「...い、いったい何があったのかあとで聞いてもよいか...?」

「...言わんとしてることは分かる。まぁあとで教えるわ。」



「俺らこっちに行くわ。」

「じゃあ私たちはこっちで。」

「なら俺らはこっちになるのか。」




こうしてクランとして初めての活動が今始まったのだった。




トッププレイヤー達が集うクラン...。

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