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第177話 原初の偽神メルフォーズ②



「......ッ!!」



覚悟を決め、次なる指示を出す。



「前衛は前方上方に防御魔法展開!!中衛後衛は上方に魔法攻撃開始ィィィッ!!!!!!」

「「「「「「「おぉぉおおぉおぉおおお!!!」」」」」」」



魔物プレイヤーの特徴はなんと言っても魔法が強いところにある。普通の人族が魔法を極めるのと、魔物が魔法を極めるのとでは天と地の差とまでは言わないが、それなりに差がでてくる。

いくら体力が最低でも100万はあるあの偽神でも5000体もいる魔物プレイヤーの魔法が当たればひとたまりもないだろう。


だが、当たるとしても精々100体から200体程度だろうな。だって後ろに来れば来るほど当然距離も空くわけで、その分命中精度も変わってくる。さらに、フレンドリーファイアによる死者も相当出るだろう。だから、まずは前線組には防御魔法を前と上にかけてもらい、後ろにいる味方達には上に向けて魔法攻撃を仕掛けてもらう。そうすることで万が一前衛のど真ん中に魔法が落ちても皆防御魔法をかけているので無事になるということだ。



「...あのボスがすごいゆっくり歩いてきて、尚且つ人型だったことが幸いだったな...。」



もし、あの敵の足が速ければ、とっくの昔に俺らの後ろにある街は壊滅していただろう。もし、あの敵が人型でなく、もっと大型の魔物だったならその大きな歩幅であっという間に街にたどり着き、結果街は崩壊していただろう。だから、こうして準備できる時間を作れただけでも儲けものなのだ。



「...これで相手が美少女じゃなければなぁ...。」



原初の偽神メルフォーズは美少女だった。翠色の髪と目で、髪は先端がドロッとしていて、手足も若干ドロッとしている。人形を溶かしたらあんな感じになるだろうな。まぁなぜか顔だけはハッキリ残ってるんだけどな...。そのせいで味方の士気が下がっている。そりゃそうだ。誰だってあんな美少女に攻撃なんかしたくはない。



そんな感情で攻撃魔法が当たるメルフォーズを見ていると...



『ぬるいわぁぁぁぁあ!!!!!!』



───バァァァァァァァァァァァアアアアアンンンッ!!!



「なっ!?」

「ぐばぁぁあっ!??!??」

「おうふっ!?」

「ぎゃぅんっ!?!???」

「ぐるぅぁあ!?!!!?!」



前と上に防御魔法を展開していた前衛組が全員等しく光に変えられた。これで1000体あまりはいなくなっただろう。なんという威力だ...。



「2度目...だと...?」



まさかあんな大技が時間を置かず、再び飛んでくるだなんて想像もしなかっ...いやッ!!誰があれが大技だなんて決めた!?あれが通常攻撃だとしたら...ッ!?



「ぜ、全軍突撃ィィィッ!!!!」



もうだめだ。あんなのがポンポン飛んでくるのならばチマチマ攻撃魔法を打っていてもすぐに死ぬ。なら、あの小さな体にある真核?とやらを探し出して壊すしか方法などない!まだ4000もいるんだ。



──ズパパパンッ!!!



「ガベッッ!?」

「ギュッ!?!?」

「グァッ!!!!?」



どこかから出した刀で魔物プレイヤー達を斬り伏せる。



───まだ...。



───ビィィィィン......ドゴォォォォンッ!!!!



「ギャァァァアア!?!!?!?」

「グハァァァア!?!!?!?!?」

「アベシィィィィイイイ!????!?」



口から出した電気のビームで辺り一帯を焼き払う。



───希望は......



「なんなんだよ...あの化け物は...。」




──ない



「そんなもの...どこにも...ッ!!!」

「確かにちと難易度がおかしいのぉ...。」

「誰だッ!?」



真横から声が聞こえたので見るが、誰もいない。辺りを見回すがやはり誰もいない。なんならさっきまで一緒にいた味方達が皆動きを止めている。そして、辺りは俺以外白黒だ。




「苦戦しておるようじゃのぉ。」

「ッ!?...あれは化け物だ。俺らが勝てる相手ではないです...。」



直感的に敬語を使う。姿は見えないが、使わなければならないと思ったからだ。



「あれは言わばバグ。この世界をいずれ壊すバグじゃ。」

「?」

「じゃからこの世界を調整するモノとして、少しだけ力を貸そうじゃないか。」

「っ...い、いいの...ですか?」

「うむ。負けることは無いじゃろう。もちろんこの戦いが終われば返してもらうがのぉ。」

「も、もちろんです!!」

「では、頑張るのじゃぞ?」

「はい!!」



───────────────



「ギャンッ!?!!?」

「た、たすげぇぇぇ!?!!??」



急に音が戻ってくる。



『むゥ??何者だァ???』




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【名前】マオLV.☆☆15

【種族】魔王

【職業】大斧士LV.☆☆2



HP:●Шч≫Шё:ёววว”

MP:Эд٩●△ϖ┓Ё┓々



STR:ว◇▲#▲▽○”(ϖ□Эϖ□□д)

VIT:ღ〆■▲〆〆#ว(△┓┓дϖШ٩)

DEF:●◆วШ▲◆<▲(/Э٩٩ϖё□●)

AGI:ϖЭд٩/٩/┓//ヾ(٩/ЁЭЭд┓●)

INT:ϖϖЭд□ϖ٩д◆々(□≫▽≫ϖ٩ว)

DEX:٩Ё┓٩٩々□○●(●●ч:<ч/”)

MND:≧ЭЭд٩┓Ё▲○(□kp▽-tmu:)



【スキル】《斧術LV.☆☆☆》《大斧術LV.☆8》《両手斧術LV.☆☆2》《投術LV.☆3》《身体強化LV.☆☆6》《闇魔法LV.☆7》《狂化LV.☆☆》《魔王の力LV.4》《●┓ЁШЁの力LV.☆☆☆☆(一時的)》



SP:15



【装備】ブラックナマーケンセット、覇者の大斧×2



【称号】『勇気ある者』『格上殺し』『同族殺し』『斧スナイパー』『第1回イベント参加者』『魔王』『神に近づいた者(new!)』

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「...いやお前がバグなんじゃねぇのぉ...?でも確かに力は先程までと違って凄まじいけど...。」



今までの力が蟻程度だとしたら今はドラゴンだ。多分一振で山が吹き飛ぶ。



「...ここまでとはなぁ...。」




色んな意味で苦労が絶えないマオなのであった。




い、いや...別にステータス計算がめんどくさかったからこうした訳じゃないんだからね!!


そして、メルフォーズさん終了のお知らせ...。

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