第138話 おねんねたいむ
忙しすぎて小説の方をちょっとだけ適当に書いてたらいつの間にか恋愛小説に...!?うーん...。どうしてこうなった...。多分11月終わりまではこんな感じになると思います...。(;´д`)
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──カポッ...。
「あ、戻ってきた。」
「んぐぐ...!ふぅ....すずログアウトしてたんだね。てっきり待っててくれてるものだと思ってたんだけど...。」
長時間、ずっと同じ体勢だった為に凝ってしまった身体を解しながらすずに問いかける。
「あれれぇ?もしかして...寂しかったのぉ...??」
「べ、別に寂しくなかったけど!きゅ、急に居なくなったからビックリしただけですぅ!」
「(あやってこんなツンデレだったっけ...。あ、やば、また鼻血出そう...。)」
すずの物言いについ恥ずかしくなって怒鳴ってしまった。
「あはは。うそうそ。まぁちょっと......こっちでやる事があったなぁって思ってね。」
「?」
「いや、こっちの事情だからあやは気にしなくてもいいよ。(こっちの事情というとそれ以上踏み込めないはず!我ながら完璧なアリバイ!!)」
「ふーんそっか...。あ、そうそう私焔龍人になったよ〜。」
「おー凄いじゃん。さっすが私のあやだね!」
「何が流石か分かんないけど私すずのものじゃないもん。」
「えっ!?わ、私たち恋人じゃなかったの...?」
「............あっ...。」
「.........へぇ〜??」
「......。」
ダラダラと背中を流れる冷や汗を感じながら今いるベッドの上を後退りする。
「う、うん!私たちコイビト〜!アハハ!」
「あやぁ?凄いカタコトだよぉ?」
「ひぃっ!?」
「なんで後ろに下がるのぉ?」
すずがどんどん私のいるベッドに向かってくる。ゆっくり歩いているせいか、緊張感が凄い。それにすずの笑顔が怖い。可愛いのに怖いってどういう事?あ、やばいあと少ししか距離がないよ!私これ以上サガレナ──...
──ガシッ...!
「おしおきかなぁ?」
「ぁう...ぁぅ......。」
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「ひぅ......んぅ...はぁ、はぁ......。ぅぅ...。」
「...これはもう1回襲いたいわ...。」
「もうやぁ...!しゅじゅ激しいもぉん...!!」
身体中が重く感じる。もう呂律が回ってない。もう寝ていいかなぁ...?
あれから散々おしおきと称して擽られた私はぐったりと横たわっていた。...思った以上にすずの擽りが激しすぎて息が持たなかった。
「はいこれ飲んで〜。」
「ぅん...。...こく...こく......。ぷぁ...。」
「......うん。やっぱりエロいわ。」
「何がぁ?」
「ううん。なんでもない。」
「?」
「もうそろそろ夜も遅いし寝よっか。疲れたしね。」
「.........その疲れの大半がすずのせ──」
「ん〜?今のどういう意味かな?」
「おやすみなさーい!」
すずから逃れる為に布団を頭まで被る。だが、私はある事に気づいてしまった。今私がいるのはすずのベッドで、何よりすずは私よりも力が強いということに────
「──やんっ!!あはっ!あははっ!やぁ!すじゅ!やめぇ!!」
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───涼香side
「すずぅ...くすぐっちゃいよぅ...。」
「...夢の中でも擽られてるのかなこの子は...?」
嫌そうな顔でもがいているが、その姿でさえ愛おしく感じるのは私が変態だからだろうか。いや、変態ではない(謎の反語)。寧ろあやが私を誘っているのが悪い!これはもう一度おしおきが...(ただ彩音とイチャつきたいが為の大義名分である)。
「...仕方ない。今日はこれくらいにするか...。」
「......にぅ......?」
「もう寝てるけどおやすみなさい.........チュッ...。」
「.........。」
私は寝ているあやの額に唇を当てた。
...唇同士はあやが起きてる時にしたいなぁってね。ふふふ。
ん?君たちナニを想像したんだい??




