表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/798

第129話 ちょい反省



「まぁ...そりゃあいいアイデアだと思うけど...。」

「造れるノ?」

「もちろん!...多分。」

「「......はぁ...。」」



2人にため息をつかれる。普通に造れると思うんだけどなぁ...。刀身に伸縮性の高い金属を使って...スキル《錬金鍛冶》で胞子と一緒に打てば...。よし。方針が見えてきた。


ひとまずこの件は置いておいて、今は私の体に起こっている状態異常についてだ。



「で、戦えないんだけどどうすればいいと思う?」

「安心して私に体を預けなさい!」

「私たちが守るワ!その為にあの剣貸してくれなイ?」

「あ、うん。」



えーと...これじゃあ問題解決にはならないと思うんだけどなぁ...?と思いながらもアイリスに霊斬丸を渡す。アイリスは小さい状態でも普通に自分の頭身の何倍もある刀を振ることができるから役に立つだろう。

ちなみに、今の私の装備は全て小さくなってしまい、小物感溢れる物になってしまった。すずは可愛いといいながら私を撫で回してくるが、結構気持ちいい。気を抜けばもっととせがんでしまいそうだ。



「いやぁ...まさか自分がアイリスのようになるとは思わなかったなぁ...。」

「ふふっ。足をプラプラさせてるあや...可愛いわぁ...。」



えぇ。会話が成り立っていないというのはとっくの昔に分かっていました。



「《サンダーボルト》」


──バヂヂヂッ!!!


「ギャァァアア!!??!?」


「ふんッ!!」


──ズパンッ!!


「キジャア!?!!?」


「おぉ。アイリス強いねぇ!」

「ねぇ私も褒めてよ!」

「うんうん。すずも偉いよ〜!」

「えへへ...。」



2人とも凄い。魔法についてはよく分からないけど、初期の頃から使っている《サンダーボルト》で倒せていることからすごいことが分かる。アイリスは形こそまだまだなってないが、筋も威力も申し分ない。伸び代があると言えるだろう。師匠に紹介してみたいな...。まぁゲームに興味の無いあの師匠とゲーム内でしか存在できないアイリスを会わせる方法なと無いに等しいんだけどね。


ちなみに言い忘れてたけど、アイリスが戦ったのはマッシュではなく、また別の魔物。ステータスはこちら...



▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

【名前】ナイトスライムLV.46 状態:正常

【弱点】核

【苦手属性】光

【説明】洞窟の中にしか存在しないスライム型の魔物。騎士のKnightと夜のNightを掛けていて、闇属性魔法とその手にもつ剣で標的を攻撃する。


HP:3892/3892

MP:3124


STR:602

VIT:325

DEF:479

AGI:201

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


《鑑定LV.☆1→☆2になりました》



お、レベルが上がった。



そういえば最近自分のステータス見てないなぁ。すずの上にいて暇だし見てみるか...。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【名前】アヤネLV.☆25→☆26(上限解放済み)

【種族】龍人(封印状態)

【職業】鍛冶師LV.☆1

【状態異常】大小変幻(小)


HP:3621/3700(3700)

MP:3300/3300(3300)


STR:5012(80+1525)

VIT:12(10)

DEF:12(10)

AGI:100(80)

INT:181(10+135)

DEX:648(80+439)

MND:12(10)


【スキル】《鍛冶LV.☆2》《剣術LV.☆2》《身体強化LV.☆1》《採掘LV.5》《伐採LV.2》《木工LV.6》《鑑定LV.☆2》《錬金術LV.9》《錬金鍛治LV.☆1》《龍の力LV.3》


SP:83→88


【装備】葉狼セット、黒狼王の魔刀


【称号】『葉狼を撃破した者』『地獄の討伐者』『龍の力を持つ者』『獄狼王を撃破した者』『憤怒のレイドボス』『第1回イベント覇者』『嫉妬』『???に至る道』

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



うわ!?STR高っ!?まさかこんなに上がっているとは...!これは他のステータスも上げるべきなのかなぁ...?

それに、SPも結構貯まってるし使おうか。


その結果AGI+20、その他全て+10といった感じになった。これから少しずつ上げていこう。



そうして私はすずの肩の上で両足をプラプラさせながらステータスを読み進めて行ったのだった。




──衝撃的な事実に気づくまであと10秒。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ