十七日目 文字に溺れて
いや~……私としたことが一部分飛ばして投稿していたようです(汗)
今回はその補完部分となります。本当に申し訳ない。
最近特別篇ばっかりだったしね、混乱してもしょうがないよね(目を逸らしながら)
しかもこの部分飛ばして読んでも流れ的に違和感がないっていうのがまたなんとも……
芒
「は~~……」
本を閉じると同時に、深い溜息。
今から数十年前に著されたその作品は、推理小説と呼ばれるものでした。謎に包まれた犯人が巻き起こした事件を探偵が見事解決し、大団円を迎えたのですが、なんだか……
「うぅ……頭がこんがらがりそうです……」
著された時代ゆえかやたら回りくどい言い回しに、二重、三重に張り巡らされた伏線。刻一刻と変化する展開にどうにかついて行くのが精いっぱいです。しかしそれでも、確かに物語に引き込まれていく自分を感じました。読書の面白みが分かってきた気がします。
とはいえ、また同じような本を読むのはさすがに疲れますね……
「もう少し分かりやすい本は無いのでしょうか……」
わたしは推理小説を元の位置に戻すと、読みやすそうな本を求めて本棚を見渡しました。
本棚は大きく二つの領域に分かれており、向かって右手側に先程の推理小説のような分厚い本、左手側に文庫本が並んでいます。わたしは、今度は文庫本の中から興味を惹かれたものを抜き取りました。えーと、タイトルは『となりのお稲荷さま!』。表紙いっぱいに狐耳と尻尾を生やした女の子が元気に笑っています。………秋斗さん、本当に狐が好きなんですね。
ぱらぱらページを捲ってみると、なるほど、これは読みやすそうです。それに、人間の中でわたしたちがどんな扱いを受けているか気になるところでもあります。
わたしはその本とその続編を何冊か手に取ると、再びベッドの上でページを捲り始めました。
バターを塗った食パンにマシュマロを載っけて焦げ目がつくまで焼いて、シナモンをふりかける……マシュマロトースト、美味しかったですよ。皆さんもお試しあれ。……ここ何書くスペースだっけ




