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私を変えた魔法(マイマイ)  作者: 青木ユイ&Ai
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4月 始まりのマイマイ

 入学して次の日。あたしもまあまあ中学に慣れて友だちもできてきた。

 はやっ! とはあたしも思わなくないけど、まあこんなもん?

 そんなふうに感じていたころ、東小の中原鈴音ちゃんがあたしを『マイマイ』って呼んだ。

「舞って、2回言ったらマイマイやんな」

 その一言から、東小の女子を中心に『マイマイ』というあだ名が広まっていった。

 あたしにとっては初めてのあだ名ってこともあって、すごくうれしかった。

 鈴音ちゃんと私はまあまあ一緒にいてまあまあ話す。

 そのときはかなり楽しくて面白くて幸せで。こんな瞬間ときがずっと続けばいいのにって思っていた。


 と、そんな感じでまあ楽しく過ごしていたら、教科書が配られた。

 理科の便覧っていう、小学校では見かけることのなかった教科書を手にしてテンションがあがる。

 珍しさに心を惹かれて(?)ぱらぱらとめくっていると、同じ西小の斎藤が『クチベニマイマイ』というかたつむりを見つけたらしくはしゃいでいた。

 クチベニマイマイかあ……。そんなのがあったのね。

 なんか同類っぽくてやだよ。

 そんなことから4月中旬くらいに広まったのが、第一期マイマイ。

 これがかたつむりと書いてマイマイと読む始まりだったんだよね。

 鈴音ちゃんが口にした、初めてのあだ名がこの1年を大きく動かしていく。そんなこと、この頃のあたしが知る由もなかった。

 初めての中学校生活、初めて出会ったクラスメート、そして初めてのあだ名。全部大切なものになる。

 マイマイがどうして広まったのか?

 それは全部、鈴音ちゃんと————斎藤のおかげ(・・・)。今口にしている感謝の一言だって、この時はうかぶわけない。感謝なんて感情、1ミリもなかったしね。

『クチベニマイマイ』があたしの人生を変えた。

 中学1年生の日々を過ごして、試練を乗り越えたからこそ、こうやって話すことができる。

 鈴音ちゃんが、斉藤が。

 あたしのことを『マイマイ』と呼んでくれたから今のあたしがいる。

 でもまあ、この時のあたしが分かるわけもない。

 なら、この時のあたしはどうしたと思う……?

 少しだけの小さな魔法をかけられたたわいない平凡な1日が、徐々に人生で大切な1日へと変わってゆく中1の4月。

 ――――大事なことに気づくには、まだ幼すぎた4月。

ひゃっほい


こんにちは、お久しぶりです

ためていた〝4月〟を投稿する事にしました!

テストだから~と言ってさぼっていたので……

この小説はできたら傍観者&結構近くから会話を聞いていた私目線の話も書きたいと思ってます!

それはまあ、Aiさんと相談しながら決めていこうかな~と思っていますので、まだ提案段階なんですけど汗

というわけで!

読んでくださった皆さんありがとうございます!


そしてこの小説はフィクションです!

くれぐれもこれはノンフィクションだ~とか言わないでください

お願いします

代わりにちゃんと月1ペースで書きます泣

もっと書きたいので月2、月3、いや、週1ペースがいい……

でもまあ単純に考えて、おそらく無理です

とりあえず、5月下旬頃に去年の5月の話が投稿できたらな、と思っています


ちなみに次回予告をしておくと、

『マイマイ教布教! しかし消える!』

みたいな感じだと思われます(笑)

残念ながら6月7月はまったくネタがなくまさに『つまらないマイマイ』なので

ほのぼのとした感じになってると思われます


ちなみにちなみに私目線は美紗に代役していただこうと思ってるので、

美紗が『卒業』のときよりブラックになるとおもわれます。

ご注意下さい。

『卒業』を読んだことがあって、「美紗のイメージを壊したくない!」という方は飛ばして下さい

読まなくても多分そこまで困りません……

いや、まず『卒業』を読んでくださった人がそんなにいるのかが不安です


というわけで長々と書いてしまってすみませんでした、終わりです


次回もお楽しみに! 5月下旬にお会いしましょう!





(あ、これ投稿できなかったらどうしよう

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