35/42
第34話:過去の最後の邂逅②
今回でパノルフ村も最後です。
イブの過去にハヤテは何も言えないほど驚いた。ヒトハは言う。
「これがイブの秘密。みんなも知らない2番目の奇術師の秘密でした」
ハヤテはイブを傷つけないで言う言葉が見つからない。だが、ハヤテは言うことがあった。
「・・・俺はイブに出会って幸せだよ。イブも俺と同じ境遇だったんだから・・・」
「・・・!」
「大変なこともあるけど、面白いこともあったし。だから、イブは不幸を呼ぶ呪われた子の娘なんかじゃないし、あんたが呪われてなんかもいない。って、イブの実の母親に伝えたい・・・」
ハヤテの優しい気持ちにヒトハは涙を浮かべる。そしてこれをイブが涙ながらに聞いていた。ハヤテは言う。
「俺はイブの願いを叶いたい。だから、何が何でもヒトハを元に戻す!」
「ーーーうん!」
ハヤテとヒトハは互いの握りしめた手をコツンとする。イブは安心したかのように再び眠りについた・・・。
そしてその翌日。三人はパノルフ村を発とうとしていた。リルフが呼ぶ。
「イブさん!ハヤテさん!ヒトハ君!今度、会う時は村のお祭りを見せます。だから、それまでレインマジックハットの欠片を見つけて下さい!」
「ーーーうん!」
三人は再び旅立つ。目指すは水の都ウォーネ・・・!
次回、水の都ウォーネで待っていたのは・・・!?お楽しみに!




