第18話:不気味な城と囚われた手品師達③
不気味な城のお話の最終回!果たして、イブ達は・・・!?
一方、四人の奇跡の奇術師達は拘束され、何かを取り出された。魔力が込められたトランプだ。
「カルロス様、トランプは取り出されました」
「うむ、次の段階に行こう」
(トランプだけでいいのね・・・)
一方、ハヤテとフルータはある場所に走っていた。イブ達が拘束された部屋だ。すると、イブを捕らえた男が魔法を発動させながら立ちはだかる。
「ここから先は行かせない」
「何でこんないかれた計画に加担するんだ?」
「俺もこの国に恨みがあるからだ。仕事をクビになったのだ」
「一度クビになったぐらいで情けない大人だね!」
ハヤテとフルータは魔法や手品を使い、イブを捕らえた男を倒そうとする!しかし、なかなかきりがない。
「ちきしょう・・・こんなに苦戦するとは・・・!封印!」
「ふっ、自分を封印してど・・・!?魔法が使えない!?」
「魔法さえなければ勝負あり!」
フルータの手品によってイブを捕らえた男は倒された。二人はすぐにイブ達を助ける!
「イブ!」
「ハヤテ!これ、ほどいて!」
「注文が多い女だな」
「あの貴族を止めなきゃ!」
フルータが他の奇跡の奇術師達を助ける中、イブとハヤテとヒトハはカルロスを止めるために行く!一方、カルロスはレインマジックハットの三つの欠片を持ちながら言う。
「さぁ、後はこれに魔力が込められたトランプを入れるだけだ・・・各地に散らばれ!」
「!帽子手品!」
「!?」
ハヤテが部下を倒す中、カルロスはイブの帽子の中からレインマジックハットを取り上げられる。その代わり、取り出されたのは・・・
「!?何だこのいい香りの花は・・・」
「それはこの国に咲く花達よ」
「悪魔の国にしたら二度と採れなくなるよ」
「こんなにいい花が作れるこの国はいいところ何だね、私が間違っていたよ・・・」
そしてイブを捕らえた男もソードルによって職を見つけられた中、イブが持っていたレインマジックハットの数はさっき手に入れた三つも含めて六つだった。イブとハヤテとヒトハは他の奇跡の奇術師達と別れる中、ハヤテは聞く。
「これからどうするんだ?」
「次の森に行くのよ」
「パノルフ村がある森にね!」
次回、森にあるパノルフ村!そこで見つけたものとは・・・!?お楽しみに!