第11話:トラゲイの町と手品大会②
様子です。基本的にマジックは既存を交えたオリジナルです。
宿。イブとハヤテはその宿に金を払い、部屋の鍵が渡された。
「さて、部屋に入りましょ。あ、決して襲わないでね?」
「誰が襲うか!!」
ガチャ
イブとハヤテとヒトハが入ると、そこには埃だらけの荒れ果てた部屋だった!これはマーニーの嫌がらせだろう。
「あの奇術師は・・・」
「ここはみんなで掃除から始めなくちゃね!」
「そうだね、イブ」
イブとハヤテとヒトハは部屋の掃除を始める。そんな中、ハヤテはイブにあることを聞いた。
「なぁ、イブ」
「なーに?」
「お前って、ツンデレフェチなのか?」
「えっ!!?」
ハヤテの質問にイブは驚く。すると、イブはこう答えた。
「・・・そりゃあ、ツンデレは可愛いけど・・・だからって、私は旅で忙しいんだからね!」
(図星なのか)
そして、3人は部屋の掃除を終わらせた。部屋はピカピカで埃もないようだった。
「さてと、私は風呂に入ってくるから、覗かないでね?」
イブはそのまま風呂に入って行った。すると、食事が運ばれてきた。
「おー。美味しそうだな。いただきーーーーーー」
「待って、ハヤテ。そのみそ汁、毒が入ってるよ!」
「えっ!!?」
ヒトハの鋭い嗅覚のおかげで何とかハヤテの命は救われた。そのことを宿の主人に言うと、すぐに替えのみそ汁を持ってきてくれた。
「・・なぁ、何か俺ら呪われてないか?」
「マーニーの嫌がらせになると、ここまでとは・・・」
そして、夜。風呂から上がったイブは新しい手品を試していた。それはとても難しい手品だ。
「また新しい手品を試してるのか。俺はもう寝るぞ?」
「そうよ。マーニーにまた勝つためにね!あ、先に寝てもいいから」
「じゃあ、お休み」
ハヤテはヒトハと同時刻に就寝する。イブはまたマーニーに勝つために新しい手品の研究に励むのだった・・・。
次回、ついに手品大会!そして・・・!?お楽しみに!