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イブ・マジック!  作者: 桜
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第9話:ラサランドの町とサーカス団③

久々の更新です。サーカスの行方は果たして・・・!?

そして、サーカスの日。そのサーカスのルールは審査員から点数をもらうのとパフォーマンスを競うなど基本的に魔導フェスティバルと変わらない。しかし、それぞれの部門があり、点数が高かった者の3位以上で入賞されるのだ。観客全員はイブがこのサーカスの手品部門で手品マジックを披露することを楽しみにしていた。



「七つの奇術師のイブも出るのか!」

「イブちゃん、可愛いし、胸も大きいから楽しみなんだよなぁ~」



すると、イブの番が来た。イブはいつもの奇術師の格好で登場だ。



「みなさん、こんにちはー!これから、私が手品マジックを披露しますので見ていて下さいね~!アシスタント、よろしく!ハヤテ「ちゃん」。」

「・・・あの・・・」







「何で、俺がバニーガールの格好をしなきゃいけないんだ!!!」

「仕方ないでしょ。あんた、顔は可愛いんだから」







ハヤテはイブにバニーガールの格好をされたことに怒り、イブはそれを無視して手品マジックを始める。



「じゃあ、手品マジックを始めます!まずはこの一輪の花にマントをかけます!次にカウントダウンをします。3、2、1・・・イブ・マジック!マントを外すと、大輪の花束になりました!」

「おおー!!」

「みなさんにこの花束をあげます!これは私からのプレゼントでーす!」

「わっ、花が!!」



イブは大輪の花を散らばって投げる。観客全員はそれぞれの一輪の花を受け取る。すると、観客が何かに気付いた。



「えっ?この花の蜜って・・・」

「キャンディーだ!」

「甘い!美味しいよ、ママ!」

「それで、可愛かったのね。これが言いたかったのね!」

「やっぱり、イブさんの手品は面白いなぁ~」



審査員が点数を出す。イブの手品部門での点数は100点。手品部門第1位だ!



「やったぁ!」

「良かったな」



次はサーカス部門。ジークは玉乗りをしていた。ジークは転ばず、一生懸命乗りこなしていた。これを見た女性観客は・・・



「可愛いー!」

「90点だな」



ジークはサーカス部門での第3位となった。生まれて初めての3位だ。



「やった!」

(良かったな、ジーク)



ハヤテはこれを見て安心していた。これにてサーカスは幕を閉じた・・・。







そして、イブとハヤテとヒトハがラサランドを発つ日がやってきた。3人(2人と一匹)が馬車に乗ろうとしていたその時・・・



「ハヤテさーん!」

「ジーク」

「あなたのおかげで僕は初めて3位を取りました!おかげで自信がつきました!ありがとう!」

「ああ。どういたしまして」



ハヤテがこう言うと、ジークは満面の笑顔をしながら去っていった。これを見たイブとヒトハは・・・



「もしかして、玉乗りのやり方を教えてたの?あの子に」

「男らしいね~」

「さて、馬車に乗るぞ!!」



ハヤテは顔を赤くしながら馬車に乗った。ハヤテにニヤニヤしていたイブとヒトハも微笑みながら馬車に乗った・・・。

次回、イブのライバルが登場・・・!?そして、手品大会!お楽しみに!

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