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プロローグ:旅する世紀の奇術師と使い魔
今回はプロローグ。ちなみに他サイトに二次小説が載ってますので、そちらもどうぞ!
いつかの時代・・・どこかの世界・・・。
ここは「マジックワールド」。魔法や手品が盛んな世界だ。
昔、偉大な奇術師「ライ」がある力を持って生まれた。その力は強大なもので何かを生み出して、それを発表した時に人々はそれを驚いて喜んでくれた。彼は一躍、時の人となり、その力を「奇術」「魔法」と名付けた。そして、晩年には世界屈指の奇術師の称号、「七つの奇術師」を生誕させた。
そして、何百年か経ち、魔法や手品は今となっては盛んになってきた。そこにある奇術師がいた。彼女はイブ。「七つの奇術師」の2人目だ。彼女はひょんなことから、使い魔の黒いポメラニアンのヒトハとともに世界中を旅しつつ、手品を披露していた。
「次の町はー・・・うーんと、あっちね」
「次の町は食文化が盛んなところだね」
「うん!楽しみだね!」
イブとヒトハは今日も世界中を旅する。全ては9つに分けられたマジックハットを探すためにーーー・・・。
次回は食文化の街編!イブちゃんが華麗に奇術で大活躍!