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黒いですね。


この作品はコメディー小説です。


ストーリー上、BL風味が出るかもしれませんが、完全なBL小説ではありませんので、ご了承ください。


もし、すこしでもBL風味が嫌だという方は読まないようにしてください





「.....どうして、君がここにいるのかな?」



今、俺は今世紀最大のピンチにあっている。顔中、いや、体中から冷や汗がながれだし足はガクガクと震えている。



「おかしいなぁ?今、ここには誰も入れないようになっているんだけど?ニコ」


俺をこんなふうにしている人は俺の高校の教師だ。

名前は白川和仁先生、数学の先生で顔はすーーーーーっごくイケメンだ女子の間ではファンクラブまであるらしい。


性格はすっごくやさしくて解らないとこがあれば優しく、かつ、わかりやすく丁寧に教えてくれる。

俺も白川先生には何度もお世話になっている。学校のアイドル的存在だ。



しかし、今俺の前にいる白川先生は綺麗な顔でニコニコしながら俺にジリジリと寄ってきている。

俺には先生の背後にドス黒いオーラが見える。俺、こんな白川先生は知らないぞ!!


こうなったのも俺が教室に次の移動教室で使う教科書を教室に忘れたからだ。





「あ、いっけね。教室に教科書忘れてきた!!」


「おいおい、啓太(俺の名前な)ドンくさいやつだなぁ。俺はさき行っとくから取ってきたら急いで来いよ。」


「わかった。じゃ、とってくるわ」


「いってらーー」


俺は教科書を取りに自分の教室に行った。


(はぁ...教室までいくのめんどくさ)


やっと教室まで着いた俺は扉をあけようとしたときだった。


「.....この学校にはバカしかいないのか。よってくる女子なんてまるで光によってくる蛾みたいだ。」


(....ん?今の声、白川先生?!......いやいやいや!!ありえねぇだろ!!あんな優しい先生が暴言だなんて!!.....うん、これは夢だ。最近よく眠れていなかったしな。保健室行って寝よう)


俺は回れ右をして保健室に逃げ.......


ガラっ!!


「ひぃ!!!」


「人の気配がすると思ったら.....ねぇ君、なにを聞いたのかなぁ?」


「な、なにも聞いてません!!先生の暴言とか、全く聞いてません!!」


「へぇ......」


(.....しまった!!!!)


そして冒頭にもどるのである。

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