表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双子美少女姉妹の妹の方にTS転生してしまったわ  作者: はるお


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/37

城浜旅行準備

小華の家の車で帰宅中にスマホにパパから返信がきた。

ゴールデンウィークの城浜旅行に一泊だけ串木ホテルに泊まりたいとお願いした件だ。

ママと相談した結果、最後の二泊するそうだ。


結局、城浜にある花形家の別荘に2泊、その後串木のホテルで2泊となるようだ。

横に座っている姉さんはチラチラとスマホを覗いているので見せてあげる。


「そういえば、今年のゴールデンウィークは小華の家の別荘だったね」

「最後の2泊は串木のホテル」

「ええ、とても楽しみですわ。でも、串木で2泊されるのですか?」

「本州最南端の散策や水族館など、色々行きたい所がある」

本命は前世の自宅訪問なのだが、前世の記憶には水族館の事もうっすら残っているので、行ってみたいと言うのは本当だ。


「まぁ、私も行きたいですわね。あ、そういえば、クルーザーで行く話しは断られたと、お父様がおっしゃっていました。ちょっと残念です」

むむむ、クルーザーだと!

金持ちすげー!

これはぜひ乗ってみたいな。

でもどうして断ったのだ?

チラッと何か理由を知ってるかもしれないので姉さんを見る。


「あ〜。それ、多分、舞の船酔いがひどいからだと思うな。家は海運業だから船はあるけど、舞は絶対に乗らないって言ってたから」

そうなんだ。 船酔いが酷いなんて記憶にないのだけど、姉さんがそういうならそうなのだろう。


「姉さんは船酔いしないの?」

「ふふふ。もちろん」

解せぬ。 双子なのに私だけ猫アレルギーと言うことが気にはなっていたのだが、更に私だけ船酔いが酷いっておかしい。


「車で行くの?」

「そうじゃないかな。あ、でも兄さんはアントニオを連れていきたいと言っていたけど、そのホテルに泊まるのは無理じゃないかな」

アントニオと一緒って・・・

私、犬もアレルギーなのだけど・・・


「あ、車は2台だから、大丈夫だよ。お爺さんとお婆さんと兄さんにアントニオで一台。パパとママと舞と私とピッピとサクで一台。舞が犬アレルギーなのはちゃんと考えてくれてるよ!」

「そうなんだ。よかった」

「澪さんってすごいですわね」

「あ・・・」

どうしたのかな? 姉さん、何故かしまったという顔をしている・・・

とおもったら、きりっと元に戻った。


「舞さんが犬アレルギーの事を心配しているって、よくわかりましたね」

そういえば、そうだな。 なんでわかったのだろ。


「ま、まぁ。双子だし、料理を二人で作るときも、なんとなくうまく作業分担できたりするんだよね」

「うん。たしかに」

朝ごはんを作るときは、阿吽の呼吸で作業を分担してやってる。

双子だから何か超常的なもので意思疎通的なものができているのかもしれない気がする。


「お嬢様。景山の家に到着しました」

助手席のお兄さんが降りて周りを見回した後にドアが開く。

小華にお礼を言って家にはいる。


まぁ、家には誰もいないな。

さて、まずは盛り塩とお札だな。

さっきのお化けは本当に怖かった。


勉強部屋に移動して神社で買った家内安全のお札を取り出して机の上に置いているカクレクマノミのぬいぐるみの横に設置。

次は盛り塩だな。


「そこはあまり良い場所じゃないかな」

姉さんはお札をとって、厚めの台紙に貼り付けたあと、壁の上の方に貼り付ける。


「お札は見下ろすようなところに貼っちゃダメかな」

「そうなの?」

AIのカクレクマノミさんに聞くと姉さんの言う通りNGらしい。

その後、姉さんはいつの間に買ったのかわからないけど、リュックからかなり小さい破魔矢を取り出して部屋に並べていく。

チラッととリュックの中を見るとお札やらお守りやら一杯詰まっていた。


「ひょっとして、姉さんもお化け見た?」

「ん? えーと、最近、怖い夢を見るから心配になって、色々買っちゃった」

なるほど、たまにうなされる事があるな。

実は姉さんもあのお化けに狙われてるのかもしれない。


「ところでお化けって何かな?」

「むぅ。水槽ガラスから・・・(略)・・・」

信じてもらえるかわからないけど、姉さんにペットショップでお化けに襲われた事を話す。


「なるほど。それは怖いねぇ」

「うん」

「これから今まで以上に一緒にいないとダメかな」

「今まで以上?」

「うん。朝昼晩とおやつ。それに買い物で外出するとき、すべて一緒に行動しないとだめかな。」

え~

さすがにそこまで一緒なのは・・・


「もちろん、お風呂もトイレも一緒だよ」

え、連れションですか?

まさか、トイレの中まで一緒じゃないよね。


「一緒に行って、外で待つこと!」

えっと。

ちょっとそれでも嫌なのだけど。

あ、でも、実は姉さんは夜のトイレ怖いのかな。

怖い夢を見る時もあるみたいだし。


うーん・・・

「分かった」


了解すると、お札を貼るのを手伝わされた。

流石にお札が勉強部屋と寝室の壁一杯に貼るってやりすぎじゃないかな。

ひょっとして、姉さんもホラーが苦手なのかな。


一通り設置が終わったので、自動給餌器の設置を始める。

水槽の水位維持用のペットボトルまで付ける事が出来るので、塩分濃度を測って水位を設定。


試しに餌を落とすとニシキヤッコがビュンとやってきてバクバク食い始めた。

これで準備は完了。


旅行は来週からだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ