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老いを受け入れる日々  70代からの老後人生とは? 平均寿命85才の余生を、人はどう生きるのか?

作者: 舜風人




平均余命が85才を超えて


日本人は長すぎる?余生問題に直面していますね。


その昔


日本人は60才で退職して


せいぜい、後5年も生きればあの世行きでしたよね?




そのころ余生はほぼなかったといっていいでしょう


だから


今のようなその後85才までも生きる


余りにも長すぎる「余生問題」などなかったのです


いま60才


あるいは65才で退職して


そのご、85才まで生きねばならないのですよ


つまり25年も老後・余生が待っているのです


それははっきり言って


老化の坂を下るだけ


劣化の坂を下るだけの余生です


老いの坂を転がり落ちるだけです




持病が出て


マヒが出て


しびれが出て


大小便が垂れ流しで


せき込んで


目が見えず


耳も遠くなり


気力もなく


すぐ躓き


物忘れがひどく


消化力も弱くなり


すぐ横になりたくなり




劣化が全身に及んでいるのです




そうです


あなたが老いてゆく過程の最前線にいることがわかるのです


つまりあの世に向かって一直線


だから欲もなくなり


興味もうせて


ただ茫然と


命を刻むだけ


それが高齢者の現実なのです




まあ


息をするだけで精いっぱいという高齢者もいるからね


恋?


冒険?


旅立ち?




はあ??


冗談はやめてくれよ




できるわけねえだろ?




それが高齢者の現実






まあせいぜい


老人ホームにでも入って


介護されるのが現実だろうよ。


そういうあまりにも長すぎる余生を


わたしたちは生きなければならないのです

それは


おそらく

苦痛でしかないでしょうね


だって劣化の坂ですよ

それが楽しいはずないでしょう・


マヒが進み

寝たきりになり


介護されて終わる


それが楽しい余生であるはずがない


そういう苦痛の長い余生が待っている


寝たきりで

垂れ流しで

静脈栄養で


尿パイプで


そんなことなら

いっそ

突然死でもした方が

幸せなのかもしれない


そういう生かされる劣化が

悲惨でしかないという現実


いま高齢者を取り巻く現実は


こういうものなのだという現実なのです






























































































































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