表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

全ては高波動でうまくいく



Three- dimensional Rhapsody 三次元の狂詩曲

Ray レイ


 これは本当のお話かもしれないけど、そうじゃないかも。だってただのお話だから。

「書いてみて。」っていうアッシュからアドバイス。


ほら、場所はあの辺り。関を超えてしばらく行ったところにある町。近所には大きなホームセンターがあったわね。その裏の坂を上がっていった所にある歯科医院で起こったこと。猪熊歯科医院。建物の中には大きなぬいぐるみがドーンと飾ってある。このぬいぐるみ、確か何処かのテーマパークで売っていたはず。見覚えがある。みんながよく知っているテーマパーク。きっとみんなも見たことがあると思う。



弁護人様


依頼者 林 泪

依頼内容 医療過誤


2019年3月19日 医療法人○○会 猪熊歯科医院 

○○県○○市○田西4丁目251番地


歯科医師 猪熊 彦矢氏(○○歯科大学卒)による医療過誤により

前歯 上 左2番目を破折させられました。

その損害賠償 慰謝料 治療にかかった費用 交通費 弁護士費用 その他考えられる限りの費用をすべて加害者に賠償させたく存じます。

 また、暴言を吐かれとことにより心理的虐待を受け、パワーハラスメントも受けました。

よって、その分の賠償もさせたく存じます。

今回、治した歯も、一生ものではない為、再度治療が必要になった場合は、それにかかる費用全てと、それにかかる交通費などの諸経費、慰謝料を全て賠償するものとする旨を書面にて署名捺印と共に提出させてください。


 2020年6月22日にとりあえずの治療が終了いたしました。しかし、まだ当分の間、3か月ごとの経過観察が必要です。

もう一生 前場で物が噛めない、前歯を使えない、今やっと終わったかに見える治療も一生ものではなく、また今日にでもダメになるのか、何年もつのか、危うい状態です。その場合はインプラントか何か他の治療になります。

 

 この期間に味わった「どうなってしまうのだろう?」という怖れ、恐怖、不安。

インプラントになってしまったらという怖れ。電動ドリルであごの骨を削られインプラントを埋め込まれる。インプラントは異物だからと私の体はそれを押し出そうとする。その地獄の治療での恐怖、痛み、絶望感。

 時間もお金もかかって痛い思い、嫌な思いをする。そんなネガティブな事をするために出向いていく労力。波動が下がって上がらない。


 初診時に猪熊医師から「まずは、歯は命に係わる病気じゃないってこと!!」と言われました。まさか!この人、本当にそう思っているの? 私の耳がおかしいの? もしもーし 今なんて言いました? 耳を疑っちゃう。この人、医師のくせに(医師じゃなくても誰でも知っている)人間の体が食べたものでできているって知らないのだろうか? 歯を折られて食べることができなければ死んじゃうし、事実 体重が5㎏以上減った。だって、本当に食べられなかったから。

 この人「他人の歯なんて、何ていうことはない。患者の歯なんてどうでもいい。」って態度で歯科医をやっている。本当に歯科医の資格あります? この人の出身大学、どんなことを教えているのだろう? 歯科医は机上の勉強だけ出来れば良いってことじゃない。でも、国家試験にパスをして資格を得れば誰でも歯科医になれちゃうんだ。それってちょっと違くない? 歯科医は、誰でもいいって訳にはいかなくない? こんなズレていて、エゴイスティックで、何も分かっていない人が他人の人生に関わっていいはずがない。他人の歯に触っていいはずがない。


 歯だけではなく、それに付随して精神的にもおかしくなり、引きこもって1年以上外に出られなくなった。これからもそれは続くかもしれません。精神的トラウマ、ストレス、人間に対する不信感、歯科医に対する恐怖感、医療行為に対する恐怖感。


 ほとんどの治療が終了した今でも、「前歯で物を嚙まないでね。」と言われています。

ナイフとフォークを使わないと物が食べられない。友人などに誘われても食事ができないので全て断っている。人間関係の喪失。かじるものが全て食べられないのでみんなと一緒に買い食いもできない。お出かけも楽しめないので行かれない。生活レベルがとても低下した。



治療の流れ


2019年2月25日

 初診で 猪熊歯科医院を訪れる

 歯と口腔内のチェックと 奥歯の治療をする


2019年3月19日 猪熊歯科医院

(この日が医療過誤にあった日)


 前歯の差し歯が外れたため、それをはめてもらいに行く。

差し歯も、ただ外れただけで、壊れてもいなかったため「このまま、またはめてください。」と依頼をする。しかし、そのままボンドで付けるだけでよいものを、なぜなのか? 何処をどう削ったのか? 必要もないのに、私の差し歯を削ってしまいました。今のままでちゃんとバランスが取れていたものを、削ったことで差し込みの長さが変わってしまい、はめようとしても型が変わってしまったピースがピタッとはまるはずもなく、どうやっても合わない、どうやっても、はまらないものだから、力ずくで私の歯茎の中に押し込む。そして力ずくで押し込んで、歯茎の中に残っている私の歯を折ってしまった。


・まともな歯科医なら、差し歯をはめる前に、差し歯が外れたその中の歯の状態を見ると思うのだが、何のチェックもしなかった。(目視はしたといっていた)

・「助手が何も言わなかったので大丈夫だ(チェックしなくても)と言っていた。

・歯の奥、中の方などマイクロスコープを使ってみなければ見えるはずもなく、歯科医の仕事がミクロ単位、マクロ単位のデリケートな仕事だとわかっていない。

・「歯が長いようだからわざわざ少し削ってやったのに、何かおかしかった? つけてと言われたからつけただけでしょ、言われた通りにやっただけなのに何が悪いの?」といわれた。

(だったら削るなんて余計なことはするな。)

・削った差し歯がピッタっとうまくはまるのかどうか、ボンドで付けてしまう前に、普通だったら仮にはめてみて様子を見るものだが、そんなこともせずに、いきなりボンドで止めようとした。そして、うまくはまらなかったものだから力ずくで押し込んだ。


歯科医本人も、自分が、何かはやらかしたんだろうな! とは感じたようで必死にごまかそうとしていた。そして、「痛い」というと、凄い声を荒げて怒鳴られた。私が被害者なのに。

私が「痛い、何かおかしい。」(その時は何が起きたのかわからなかったけど)と訴えると。「何か悪いことをしましたか? わざと意地悪するわけないでしょう? 治療の後だからちょっと痛いだけだから、しばらく様子を見て。もうボンドで付けちゃったんだから、すぐには取れないよ、歯が折れると困るから。(今、折れましたけど。)痛くても我慢して。あんたの歯並びが悪いからダメなんだし、自分のせいだよね。(しかも患者に向かって、あんた? おまえ? 呼ばわり) 歯のクリーニングをしてから、マウスピースをはめて、何か月か矯正をしてから、痛みがまだとれていなかったら、それから治療だから。今は何もやれることはない。通ってまだ2回でしょ。2回診たくらいじゃわからない。何の責任も持てない。おかしいのは、ここに通う前に行っていたところの先生のせいだから。まったく、ここに来る前に何軒か他の歯医者に行ったことがあるでしょう? その先生の所に行けば。誰だかわからないけどその先生がヤブなんじゃないの。その先生に言って。」と言われた。


(責任を持てないのに、患者の歯を削ったり、治療はするのか? この人、何のために歯科医をやっているのだろう? 歯科医どころか、なんで人間をやっているんだろう?

この人、生きている意味あるの? 歯科医としての自覚があるのだろうか? 都合のいい時だけ歯科医になって、あとは知―らないって事?)


私は「今、痛いんだから。」と言っているのに。これから何か月も痛みを我慢して過ごせってこと? 


「わたしは、あんたがどうして痛いのかわからないから、とにかく様子を見て。気のせいなんじゃないの? 言いがかりかけられても、困りますから。」だって。


そこにいた誰もが「何か起こったんだろうな。」とわかっていたと思うが誰も助けてくれなかった。そりゃあそうである。そっち側の人たちだから、一緒になって、何も無かったふりをするはず。もし、万が一「あっ!」って思ったとしても、あんな院長に逆らえるわけがない。後でなんて言われて責められるやら。でも、歯科医院なんて他に沢山あって、いくらでも働く所があるにもかかわらず、ここで働いているのだから、この歯科衛生士さんたちや助手さんにはここが合っているということ。猪熊さんと同類だということだ。類は友を呼ぶ。私についていた助手の人は、どうして良いのかわからずおろおろしていたが。


すると、また猪熊さんがこちらにやって来て、他の歯医者に行かれては困ると思ったのか、急に態度を変えて「大丈夫だから、私に全て任せてくれたら悪いようにはしないから。ね、分かったよね。次の予約をちゃんとしてから帰ってね。」と何事もなかったように帰された。


数日間ずっと歯が痛かった。歯茎もすごく腫れている。膿も出てくる。その後もずっとしくしくうずいていた。目の奥が痛い。頭痛がする。吐き気、気持ちが悪い。首が痛くて左側を向けない。肩こりがする。

していた予約も、怖いからキャンセルをして行かなかった。

でも、これからどうしたらいいのだろう? 違う歯医者さんを探さなくちゃいけないけど、どこが信用できるのかわからない。そもそも、今までちゃんとした歯科医に巡り合ったことがない。どうやって探せばよいのだろう。何も、誰も信用できない。お先真っ暗だ。でも何とかするしかない。


地域の大きな総合病院の相談室に行って相談をする


  総合病院の相談室で、猪熊歯科医院で起こったことをすべて話し、良い歯医者さんはどこなのか? 何処へ行けばよいのかを相談し、何件か歯科クリニックを紹介してもらう。相談室には市内の歯医者を網羅したリストがあった。このリスト、私と相談員さんが一緒に見ていたリストは、患者さんも一緒に目を通すので何も書いていなかったが、きっと、というか、絶対に裏リストもあるに違いない。歯科医院の名前が書いてある隣に、○とか×とか ここは良い、ここは悪い、絶対にダメ、ヤブ、とか書いてあるのかな? 何かは書いてあるはず。だって、何もメモしていなかったら、何処が大丈夫で、何処がダメなのかわからない。何処が信頼してもいいクリニックで、どこがヤブなのか。そんなの全て覚えていられるはずがない。変なクリニックを患者さんに紹介しちゃったら大変なことになる。総合病院の威信にかかわる。これで、猪熊歯科医院もブラックリストに載った。ここの相談室、色々な人が相談に来るのだろうから色々なことを知っているのだろうな。良いことも悪いことも。現に私の後にも、相談を待っている患者さんたちが何人かいたし。



剛田歯科クリニックを予約


 予約時、受付の女の子に「どうしましたか?」と聞かれ事の成り行きをすべて話した。

ここで、私のことを受け入れてくれることになれば、結局、猪熊の失敗した所を尻拭いしなくちゃならないのだが、そう言うと、それでも診てくれる、「大丈夫ですよ。」と言ってもらえた。「うちの先生は、大丈夫ですから。」と。そして「それじゃあ急いだほうがいいですね。」と他の患者さんの予約時間の合間を見つけて私の予約を取ってくれた。この受付の子、すごく感じがいい。優しくてホッとする。仕事もできそう。というか、できるのは明確。

 

猪熊の所の受付嬢とは雲泥の差だ。あちらは2人でペチャクチャおしゃべりばかりしていて仕事なんてしていない。まあ、ただの電話番て感じ。ハイハイ、全員がそういう感じの職場なのでしょうね、猪熊歯科医院は。本当にそういう人ばかりよく集まってきたものだ。類は友を呼ぶ。(また言っちゃた。)

 

2019年3月29日 剛田歯科クリニック初診


 起きたことをすべて話して診察していただく。すると「歯が折れています。すぐに分かった。」と言われた。

 「抜歯してインプラントか、入れ歯か、ブリッジだね。」


うそ? ほんとうに? 歯が 折・れ・て・い・る?

そんなに酷いことになっていたんだ。そりゃあ痛いはずである。

地獄に落ちた気分。目の前真っ暗。ビルの屋上から飛び降りた方がいいかも。


 すると、私の気持ちを察してくれた剛田医師が「ここでは、僕はやっていない治療法なんだけど、破折した歯を一度抜いて、その歯をボンドで付けてからまた戻すって方法があるんだけど、ちょっと調べてみるから時間くれる? じゃあ、2週間後のお昼休み、12時15分頃に来て。」と約束した。


 ショックすぎてどうやって車を運転して家に帰ったか覚えていない。途中で運転ができなくなって途中のスーパーマーケットのパーキングで何時間かボーっとしていた。あまりにもショックで涙も出てこない。魂が抜け出てしまった。

 歯科医師の腕って(歯科医師だけじゃないけど)こんなにもピンからキリなのだ。自分が患者さんに何をしたか気づかないヤブもいれば、他人がやった手技でも何がどうなっているのか一瞬でわかる敏腕歯科医もいる。



2週間後 剛田歯科クリニック


「うまくいくかどうかはわからないけど、やってみるのなら。」と破折治療専門医を紹介してくれた。東京の依田デンタルクリニックである。しかも「今日は治療していないからタダでいいよ。」と。そして「診断書も書くから、もし行くんだったら言ってね。僕のことを利用して。」って言ってくれた。

剛田先生、PCで検索したり、知り合いの歯科医に聞いてみたり、論文を読んだりして探してくれたそうだ。こんなに親切にしてくれる歯医者さんもいるのだなと感謝、感謝である。


 家に帰って、とにかく依田デンタルクリニックのHPを隅々まで(?!)読んでみる。

「この治療法、怖い、恐ろしい、怖れが出てくる。しかも成功するかどうかもわからない。

その上、この歯科医、ヤブでブラックな猪熊と同じ歯科大卒だ。大丈夫かな? 同じ大学なら同じ教育を受けている。本当に大丈夫? 信用できる? 不信感でいっぱいである。恐怖心でいっぱいである。

でも、剛田先生が、依田先生のことをご存じな、剛田先生の友人に「依田先生ってどう? 大丈夫?」って聞いてくれたって言っていた。そしてその後友人が「大丈夫。」って言っていたって。うーん微妙だなあ。怖い。だけど、取り合えず、可能治療かどうか診てもらおう。オペを受けるかどうか決めるのは、悩むのは、その後でいい。実際に会って顔を見れば何か感じるかもしれない。大丈夫!とか止めておけ!とか判断できるはず。


2019年5月9日 剛田歯科クリニック


 剛田先生に依頼をしておいた紹介状を取りに行く。

受付嬢も心配してくれていて、優しい言葉をかけてくれた。剛田先生も忙しいのに、わざわざ顔を出して「行ってらっしゃい。君のことはちゃんと気にかけているから、何かあったら相談して。」と送り出してくれた。感謝です。

一度しか診察していただいていないのに、ここまでやってくれる方と、「二回しか診察していないから何の責任も持てない。」というやつ。雲泥の差がある。月とスッポン。提灯に釣り鐘である。すごいコントラスト。


2019年5月10日 依田デンタルクリニック初診


 クリニックの場所が分からないといけないからと思ったけど、地図を見ながら行くと、すぐに分かった。あー、ここね。こういう雑居ビルって苦手。入りづらい。エレベーターで上がって、クリニックのドアの前まで行ったけど、またもや入りづらい。何分もクリニックに入れなくて、立ちつくす。他の患者さんが出てきたのをきっかけに、やっと入れた。


 紹介状を見せると、その中に、猪熊のことが書いてあったようで「猪熊の所に行ったの?アハハハ・・・・・」と笑われた。どんな意味の笑いなのか? 怖い。大体わかると思うけど「あんなヤブの所に行ったの? だったらしょうがないよ。まあ、そうなるね。」っていう意味だ。

「お知合いですか?」と聞くと「大学の後輩です。」と。この人、本当に大丈夫かな? 同じ大学なだけでも、同じ教育を受けているから、同じことを刷り込まれているし、同じやり方をする。その上。後輩ともなれば、分かるでしょ、もっと始末に負えない。同類だ。何もかもが怪しく思える。


 レントゲンを撮ったり、診察していただき、別室に移りお話を聞く。

「絶対にうまくいくとは言えないが、治療はできそうだ。」と言われた。

「治療費はこの値段。これはうまくいっても,いかなくても、途中でダメだと判断して止めることになっても、一旦オペを始めたり、その後、歯がうまく根付かなかったとしても、返却はできません。」と言われた。


どうしよう。どうしたらいいのかわからない。


一番引っかかっているのは何だろう? 信用問題? この先生に任せられるのか?

歯科医院は混んでいたし、電話もよくかかってきていたから、患者さんはいるということ。あの先生、そんなにダメダメってことはないのかもしれない。歯も、インプラントとか抜いちゃうより、折れていても自分の歯の方がよいみたいだし。もう一回、色々勉強してみよう。どちらにしても、このままってわけにはいかないし、いつかは決めなくちゃならない。決める時が来るだろう。


6月3日 依田デンタルクリニック 破折治療 オペレーション


 怖い 怖い 怖い……頭も心もどうにかなりそう。涙が止まらない。

行きの電車の中、不安と恐怖心、口腔内の膿での気持ちの悪さなどで、どうしようもない気分。本当は何があっても自分の中を光でいっぱいにしておかなければならないのに。多分、誰も近づきたくなくなるような真っ黒なオーラが出ているのだろうな。修正しようにもどうしようもない。こんなんで、上手くいくのだろうか? でも、やると決めたからにはやるしかない。


 やっぱり、雑居ビルって苦手。歯医者さんはもっと苦手。この事件があってから、更に苦手になった。というより恐怖。


 依田先生は何件も破折治療のオペをやっていて慣れているから、なんてことなく進めていく。そして、オペ途中で破折した歯を見せてくれて、「ほらここ、見える? 折れていたところ。ひび見える? ここと、裏側も。ボンドで付けておいたから。」と。

やっぱり折れていた。(涙)


 何とかオペを終える。

流血が止まらない。私、大丈夫かな? それに麻酔が切れたら痛くなりそう。そう言ったら、受付の女性が、「初めから痛み止め飲んでおく? 今飲んでもいいんですよ。お水持ってくる?」と言ってくれたが、お薬はなるべく飲みたくない。「大丈夫です。ちょっと様子を見てみます。」と答えた。

 その後の注意点などを聞き、お薬をもらい、帰途につく。

こんなに流血していて大丈夫? 家まで持つのだろうか? 帰りの電車の中どうすればいい? 途中、途中のトイレや洗面所を何回利用したかわからない。洗面所で、変な病気で血を吐いている危ない人と思われたかも。(私、違いますから、変な病気は持っていませんから)でも、「嫌だな。何この人。」と思われても、変な目で見られても仕方がない。私だって傍にそんな人がいたら「嫌だな」って思うもん。


 家に帰ったらさすがに疲れた。身体も心もへとへとである。動けない。

その後、3日間は何も食べず、お水だけ飲んで断食をした。ファスティングにちょうどいい。何も食べない方が体の中も、血液もきれいになるはず。きれいな血液を体の中にぐるぐる回した方が治りも早いし、きれいに治るはず。それに、実際、痛くて食べられないし。歯を磨くのも、歯ブラシを歯茎に充てるだけでも嫌だ。

 痛くて食べられないのは初めからわかっていたので、アイスクリームをたくさん買っておいた。大好きなハーゲンダッツのアイスクリーム。スーパーマーケットに行って、あるだけ全種類を1個ずつ買っておいたのだけど、それも食べたくなかったから食べなかった。

「好きなのを、好きなだけどうぞ。」と全部、家族にあげちゃった。私は、食べたくなったら、また買えばいい。“ 食べられるようになったら ”とも言うけど。


このまま1か月様子を見る。大丈夫かな。1か月後に再診。


膿が出て止まらない。流血も3日過ぎても止まらない。良くないのかな。また恐怖心が出てくる。


7月2日 依田デンタルクリニック 再診 1か月後のチェック


 まだ、膿が出てくるし、歯茎も腫れているからダメかもしれない。歯を抜かなくちゃならないのかも。そしてインプラントになっちゃう? これじゃあ人造人間だ。

気分が沈む。暑いし、雑居ビルに入るのも嫌だし、何もかもが面倒くさい。何もかもがうまくいかないと思える。悪いイメージしか湧かない。


 鬱々とした気分でクリニックに行くが、「うまくついているし、膿もこのくらいなら大丈夫だと思う。」と言われ、ここでの治療は終了した。「でも、前歯で物を噛まないこと。」と言われた。

あとは「剛田歯科クリニックで様子を見て、大丈夫だったら新しい歯を作ってもらってください。」とのこと。剛田歯科クリニックの剛田先生には詳細を連絡しておいてくださるとのことだった。なんか嘘みたいだけど本当かな? 本当に治ったの?


次の日のお昼休みを狙って、剛田歯科クリニックに報告に行った。本当は、依田先生からの連絡より早く報告したかったが、朝には連絡が入っていたって。お礼を言って診察の予約を入れて帰った。


 これでみんなに話せる。私の身に何が起こったのか。ここ数か月間、なぜ私がおかしかったのか。

今まで、家族や本当に親しい友人たちにしか話さなかった。なぜなら、あんまり皆に言っちゃうと「ルイ、歯を折られたんだって。大丈夫なの?」って歯を折られた事実が誇張されてネガティブ波動や心配の波動に渦を巻かれても困る。言霊ってあるから、言葉に出したくない。ネガティブな言葉を発したくない。ネガティブな言葉を発して本当に治らなくなったら嫌だから。だから「言えるようになったら話すね。」って言っておいた。私の周りの人たちは優しくて人柄の良い人しかいない。みんな黙って待っていてくれる。好奇心で余計な事を聞くこともない。そういう人たちしか周りに置いておかないし、たまに変な人もやってくるけど、すぐにいなくなる。面白おかしく、他人の事に興味津々で噂話が大好き。他人の不幸は蜜の味っていうような人には深入りしない。


いつもお願いしているヘアーサロンの美容師さんにも「林様、なにかありました? 何があったかは分からないけど。明らかにいつもと違う。何かあったというのは分かります。」と言われた。

「私、おかしいと思う?」

「はい、明らかに。」

彼にも「今は言えないけど、言えるようになったら言うね。だから待っていてね。」と言っておいた。今度ヘアーサロンに行った時に話そう。周りのお客さんに聞かれたってかまわない。だって本当のことだから。ヘアーサロンのスタッフみんなも心配してくれていたから黙っているわけにはいかかないし。


一番の親友の前では「うわーん」と大泣きした。

「何? 何があったの? ほら、おいで。」って抱きしめてもらった。そして大泣き。

小さな子どもをあやすみたいに、頭を「よしよし」してもらって、「大丈夫だよ。なんとかなるから。今までだって色々なことを乗り越えてきたんだから今度も大丈夫。」って。

「みんな、ルイのことが大好きだし、何があっても助けるから。そんな図々しいふとどき者なんて絶対に許さないから。」って言ってくれた。

有り難い。私は、素敵な人たちに愛されている。たぶん、きっと、絶対に凄い幸せ者なのだろうな。


大好きな、絶対的信頼感の持てるおじいちゃん。(私の本当の、血の繋がったおじいちゃんじゃないけれど)彼にも、歯のことは一言も話していないのに、「ルイちゃん、大変だったね。でも大丈夫だよ。ちょっとハートに触ってもいい?」とハートに指を触れた。すると「うん、大丈夫、大丈夫。元通りってわけにはいかないけれど、ちゃんと治るから。心配しないで」と。

おじいちゃんは絶対に悪いことは言わない。どんな悪人に対しても。猪熊みたいなヤツに対しても。

お話をよく聞いてくれて、良いアドバイスもくれる。いつもいっしょにいて、お話をしていたい、素敵なお友達。良いお話をしてくれるから安心する。一緒にいるだけで安心する。なんでも視える不思議な力を持っているし。

だから、隠しごとをしようとしても無駄。全部わかっちゃう。隠し事をしても自分が恥ずかしくなるだけ。隠しても無駄なだけ。でもまあ、私は、そんなことはしない。隠す必要もないし、隠すことなんて何もない。自分を取り繕う必要もない。このままの自分で十分だから。


「いつも幸せでいるんだよ。」

「自分のことを悪く思っちゃダメ。良く思ってあげるんだよ。」

「いつでも会いに来てね。お話ししよう。」と言ってくれる。



7月17日 剛田歯科クリニックでの診察が始まる


 受付嬢は相変わらずにこやかで優しくしてくれる。きっと「この患者さん医療過誤に遭ってかわいそうだな。」と思われているのだろう。他のスタッフたちもみんな知っているはず。あーあ惨め。こんな目に合うなんてダサすぎる。「なんでっ!!」「どうしてこんなヤブに引っかかったんだろう?」なんて思ってもしょうがないし、分析するつもりもないけど、やっぱりね。

 

 剛田先生には「依田先生どうだった?」と聞かれたから、「こんな感じだった。」と言っておいた。「ちゃんとやってくれた。」ということも。そうしたら剛田先生も、「そうでしょ、大丈夫だと思った。僕の感は当たるんだよ。もちろん感だけじゃないけど。論文を読んだりしたからね。」そして「君のこと、できる限りの力でやるからね。」と言ってくれた。


 友人には「ルイがそんなヤブに引っかかるなんて珍しいね。なんでそんなところに行ったの?」と聞かれた。

なんでだろうね?


新規の、良い歯医者を探していたのは事実。今まで行っていた歯科医院は、ちょっとおかしなところがあると、ごっそり削っちゃうから、金輪際行きたくなかったし、行く気もなかった。歯は削っちゃダメなのに。それも「削りますね。」も何も言わずに、削ってしまい、削り終わってから「虫歯だったので削りました。」って事後報告。「待ってください。」っていう間もない。削らなくたって、良く歯磨きしていればまた再生する程度だったのに。だからその歯医者には行きたくなかった。

歯医者の探し方なんてわからないし、誰に聞いても「歯医者はねー わからないな。」とみんなが口をそろえて言う。そりゃそうだ、いないんだもの、ちゃんとした歯科医が。誰にも分るわけがない。だから、インターネットで探した。それくらいしかないでしょ。

でも、やはり、どの歯科医院がよいのかわからなかった。検索トップに出てくる所から順に見ていった。それでもよくわからなかった。何処も、良いことばっかり書いてあるから。それで検索トップになっている歯科医院に決めた。口コミとかもそんなに悪いことは書いてなかったし。ただ引っかかったのは「たまにカッ!とすると声を荒げる。」というようなことが書いてあった。引っかかったけど、大人なんだし患者さんに対してそんなことをするわけがない。と思っちゃった。私の周りにはそんなおかしな人格の人はいないし、だって患者さんに対して怒る理由がある? 歯科医院でそんなこと起きるのだろうか? それってパワハラ? だよねっておもっちゃった。


そして、みんなに言われた。

「検索トップに来るのなんて一番危ないに決まっているじゃん。こういう腕のない、出来ない奴ほどネットで患者を集めようとするに決まっているんだよ。お決まりのやり方なの。」

「業者にお金を払って、頼んで、検索トップに来るように操作してもらってるの。」

「口コミだって自分で書いたり、家族や知人に、自分が良く見えるように書いてもらったりしてるんだよ。」

「それに、研究したり、論文を読んだり、技術を磨いたり、患者さんのために勉強をしている人が、こんなに年がら年中ブログばっかり書いていられる? 忙しくてそんな暇なんてないと思う。」

「この人、猪熊?よっぽど暇なんだなー。まあ、だからヤブなんだけど。」

「ヤブだから暇なのか、暇だからヤブなのか? それが問題だ。」

「どっちにしたってヤブでしょうが。」

「問題ってそれだけじゃないでしょ。ブラックという称号も与えよう。」

「でも、どうしてダメな奴ほどプライドだけは高いんだろうね。」

「ダメだからじゃない?」

「自分はダメだって分かっているから、それを誰かに指摘されたくない。ダメだって思われたくない。って思っているんだよ。だ・か・ら・!!自分はすごいって、虚勢を張らなければならないんじゃない。誰にも “すごい” って言ってもらえないから、自分でそう振舞わなきゃならない。 だからって、誰も猪熊が “できる男、できる歯科医だとは思っていないわけだけど。」

「それって、チョーはずかしいよね。」

「本人だけは、そう思っていないみたいだけど。」

「惨めな男だねー。笑える。」

「ルイも、よくこんなのに引っかかったよ。おバカだねー。素直なのはいいけど、素直すぎるのはよくないよ。ほら、こんなことになるでしょ。今度から、もっと気を付けること!」だって。


8月21日 剛田歯科クリニック

 

 いつも思うのだけど、歯科医院のスリッパって苦手。ちゃんと消毒してあるとは思うけど素足では絶対に履けない。抵抗がある。全然気にしない人は、夏なんか特に、サンダル履きでやって来てそのまま履いているし。普通の人たちには(普通って何だろう)、一般人には「そこまで気にします?」と言われそうだけど。


 剛田先生に会うと「ようっ!」て言われた。「ようっ!」って友達じゃないんだから。まあ、いいけど。


 それに今日は、何の話からか忘れちゃったけど、嫌みを言われたというか、嫌な感じのことを言われた。「依田先生の所に行って全部やってもらったら? 僕は、中を見ていないからなー。」だって。なんでご機嫌斜めだったのか知らないし、なんでこういう風に言われたのかも理由が分からないけど、凄く嫌な気分になった。「初めから自分が治療したならいいけど、そうじゃないし、中がどうなっているのか分からないから。もう、ここに来た時には、既に歯が折れていたって事実だけで。」っていうようなことを言っていた。

本当に依田先生の所に通った方がよいかも。毎回こんな嫌がらせを言われるんだったらその方が良いかもしれない。

たぶん面倒くさいのだろう。あっちで歯を折られて、ここにやって来て尻拭いの治療をさせられる。

また、違う歯医者で破折治療した後の治療もさせられる。

初めから自分でやっていれば、自分のやり方で好きにできるけど、他の歯科医がやった後のフォローなんかやりたくないんだろうな。

それに、こんなことも言っていた。

「林さん、すごく怖がっていて、僕のことを信用していないんだもん。」だって。

ああ、理由はそれね。多分、それが一番の理由。自分が信用されていないと思われているのが嫌なのだ。

でもそれってどう? そんなのでへそを曲げられても困る。仕事としてやっているのだし、やるって決めたのも剛田医師である。

 患者さん全員に、「自分は信用されている」と思えないと、お仕事したくないの? 信用してくれない患者さんは放り出す? 信用されないと、お仕事に差し支える?

 男性ってそういう生き物だって言うのは分かる。男性の脳がそうだから仕方がないと思う。でもね、それでも仕事はちゃんとやってほしい。「ちゃんと信用してくれないと、診てあげないよ。」っていわれてもねー。

プロフェッショナルに徹することは、できませんか?


 私には怖がる権利さえないの? こんなにひどい目にあったのだから怖がって当然じゃない? 私以外の他の人たちは、歯医者が大好きで、にこやかにしているのね。そんなの私には無理。

 

 先生も、やると決めたからには、ちゃんとやってほしい。

そういうことは、プライベートでやってほしい。プライベートでは、だれとどんなことをしてもらってもいいし、だれにどう褒めてもらってもいいと思うけど。


でも、歯科医師ってみんなこうなのかな。

私が悪いのかどうかも分からないけど「すみません。」って謝った。でも謝る必要があったのかな? とにかく心が傷ついた。

 


8月30日 剛田歯科クリニック

 前回のことがあったので、心も、体も重い。ただでさえ、歯医者さんが苦手なのに、さらに行きたくない。また、嫌―な波動を出しちゃった。今、外に何が起きていても、そんな波動を出したって良いことなんて何もないのに。


 そんな気分で行ったのに、剛田医師は何とも思っていないらしく(私が嫌な思いをしているって、何も気づいてもいない)のんき極まりない。

 私がニコリともしないので、何かいつもと違うと感じたのか「大丈夫? 何かあった?」と聞いてきた。

「何もありません。いつも通りです。」と答えておいた。

会話は、必要最低限にしておいた。これからもそうしよう。どんな事情があろうとも、私だって一人の患者さんなのだから、ちゃんと扱ってもらう権利がある。


 「そろそろ、歯の素材を決めたい。」と言ってきた。

パンフレットを渡され、安いのから高いのがあること。保険がきくのから、きかないのまであることの説明を受けた。

そして、「林さんの場合は、歯が折れていることだし、オールセラミックスがいいんじゃない。」と言われた。一番高額な素材。まあ、そういうでしょうね。

「ちょっと考えます。」と答えたけど、私の考えはもう決まっている。一番高額なオールセラミックスにする。だって、これから付き合っていく自分の歯なのだから、最高のものにするに決まっている。あるものの中で、最高のものを持つ権利が私にはある。


9月17日 剛田歯科クリニック


 この前、オールセラミックスにするって受付嬢にいっておいたら、「今日の診察料は

¥140,400です。」っていわれた。

えーっ!! 素材を決めたとたんに徴収されるの? そんな事、この前、一言も言われなかったよね。「この次に来た時に、払ってください。」とも何とも。

仕方がないから、「カードで払います。」って言ったら、カードじゃダメだって。現金じゃないと。医療関係ってそういうところあるよね。世の中、キャッシュレス化が進んでいるっていうのに、どうして病院関係はカードじゃダメなのだろう。治療だけしてもらって、治療費を払わないでトンズラする人がいるのかな? そんな人本当にいます?

でも、私はちゃんと払うのだからカードでも良くない?



 ― だいぶ治療の見切りがついてきたから、そろそろ弁護士さんに相談に行こうと思う。この、医療過誤の件で。―


 だってこんなヤブのブラック歯科医が許されていいはずないでしょ。このまま黙っていたら何もなかったことになる。この前、潜在意識からかハイヤーセルフからか何からか分からないけど啓示を受け取った。「このままでいいの?このまま黙っていたら何事もなかったことになっちゃうよ。あのヤブのブラック歯科医をこのまま野放しにておいていいの?」って。そりゃそうだ、こんなもやもやした気持ちのままいられない。これじゃあ自分に対して失礼だ。自分に何もしてあげないなんて。何もしなかった後悔を抱えたまま一生いきることになる。


 予約を取って、指定された日時、時間に行く。相談時間30分。

言いたいことは全部言ったと思うのだけれど、口頭じゃうまく説明できただろうか? 30分じゃあなかなか難しかった。


 弁護士さんからは、「この話は本当だと思うし、勝てると思う。」と言ってもらった。

「弁護士からコンタクトがあったら “ヤバイ” と思ってすぐに払うかもしれないけど(保険もかけているだろうし) でも、この人みたいに自分のミスを認めない人もいるし、うまく逃げる人もいる。こういう風にずるい人は確かにいる。こういう図々しい人だった場合は証明しなくちゃならない。この事故の後、一番最初にかかった歯科医に一筆書いてもらうのがいいね。何も書いてもらわなくても勝てると思うけど、書いてもらえるのなら、その方がやりやすい。剛田歯科クリニックに初めて来たときにどういう状態だったのか? 書いてもらえるといいね。 

 それでも、猪熊さんみたいな人は、裁判所命令が出ても、お金を払わない奴がいる。その場合、持っているものを差し押さえ、それをお金に換えて、それから支払うことになる。そこまでだからね。

 でもどうするにしても全部治療が終わらないといくら請求するか決められないから、それからだね。」


次に剛田歯科クリニックに行ったときに、証明してくれるかどうか、先生に聞いてみよう。


 そして、こんなことも言っていた。「医療についての案件は難しい。それが正しいとわかっていても証明してくれる人がいるかどうかが。どの医者も、医者同士の繋がりがあるから、証明したがらない。だから難しい。」


 「正義はないのですか?」と聞いたら「私も最初はそう思っていたのだけどね。」だって。


 この世界って、そんなに荒んでいるの? どうしてみんな平気で噓をつけるのだろう?そんなことをしたって、自分の心も荒むだけなのに。良いことなど何一つない。



9月27日 剛田歯科クリニック


 歯医者さんの臭いってどう? 消毒の匂いなのか、独特である。苦手。っていうか歯医者さん自体が全部苦手なのだけれど。髪にも服にも、匂いが付いて取れない。家に帰るとすぐにバスルームに直行。服も洗濯機に全部放り込む。


それはさておき。帰り際に剛田医師に話してみた。訴訟の件。なんて返事をするかな?と思ったら、

「いいよ。嘘をつく必要もないし。でも、僕の名前は出るのかな? 出ないならいい。」って。

 やっぱりそう来るのね。でも「いい。」ってことは、どうにでもなりそう。断られたわけじゃないし。

 今度、弁護士さんに聞いてみよう。



10月15日 剛田歯科クリニック


 この前の予約時に、優しい受付嬢が「毎回、待つのが大変でしょう? 午後1番の2時からだったら待たなくてすむから、今度から、そうします?」って聞いてくれたから、今度からは毎回2時に予約を取ってくれることになった。ラッキー。凄く助かる。これで毎回、永遠に待つことはない。ほらね、私の周りにはこういう素敵な人が、優しい人が、できる人が、気の利く人が集まってくる。感謝です。


 でも、予約を取っているのに何故こんなに時間が押すのだろう? 予約って、その時間に診療ができるって事じゃないの?


 今日は、剛田医師が私の新しい歯を作ってくれるために、歯科技工士さんを呼んでおいてくれた。

 「直接話して、色とか形とかいろいろ好きなようにオーダーして。分からないことは何でも聞いて。」って言ってくれた。

専門的なことは分からないけど、こういう風にしてほしいってことは伝えてみた。


 歯科技工士さんと直接話してオーダーするのは初めてだった。剛田先生の所はここまでしてくれるのだ。やっぱり、歯科医ってピンキリなのね。ちゃんとした歯科医を選ばないとひどいことになる。

 剛田医師にも、忙しいのにここまで来てくれた技工士さんにも感謝である。

 



外国人の知り合いみんなから言われるのは「日本人ってみんな歯が、がちゃがちゃだよね。」ってこと。そうなのです、西洋人は当たり前に歯がきれいだし、韓国人も歯がきれい。

「日本は歯に関してはすごく遅れているよね。」って言われる。「歯は絶対に削っちゃいけないよ。子どもは特に。」「そんなに、削って詰めて、削って詰めてってやっていたら、どんどん悪くなるにきまっている。そんなことやる国、他にないんじゃない。」って。


ある東南アジアに住む知り合いは「怖くてここでは歯医者に行けない。」って言っているけど。「近所の人で、昨日まではちゃんと歯があったのに、今日見たらなくなっていた。そんなの日常茶飯事だよ。こっちでは虫歯になると全部抜いちゃうんだ。こっちの治療っていうのは抜歯ってこと。だからここではいけない。日本に帰ったら歯医者に行く。」と。


でも、虫歯になったら、大きく削る。削って詰める。そんな治療法は日本ではまだまだ続きそうである。


この前、地域のミニコミ誌に、“ 近くの歯科大のオープンキャンパスのお誘い ” の記事が載っていた。現学生の「なぜ歯科大に入ったのか、なぜ歯科医をめざしているのか」という文章に「歯を削れるのは歯科医だけだと知ったから。」と書いてあった。

「えッ!」って思った。だってそう思わない? 歯を削るのが目的? そんなに他人の歯を削りたいの? 学生の時から、そんな間違えた意識がついてしまっているの? いいえ、そうではない。この学生の場合は大学に入る前からその概念を持っていたことになる。治す、治療をするってことは、イコール 歯を削るってことではない。なのに、治療って歯を削ることだって勘違いをしている。学生の時からこんな考えじゃ患者さんが大変な目に合うのは当たり前である。歯科大ってそれしか教えないのだろうか? 他にも治療の方法があるって思わないのだろうか? 削るって最後の手段でいいんじゃない? それも、ほんのちょっと削るだけでいい。歯科治療が難しいのは分かる。分かるからこそ、いい加減な人にはやってほしくない。不器用な人にはやってほしくない。18歳まで生きてきて、その年になるまでの自分を振り返れば、自分が器用か、不器用か位自覚できているはずではないか。不器用な人には、この職業は全く合わない。そのくらいわかってほしい。自分自身も、患者さんも不幸になる。遠慮というものを知っているのだろうか。本当にやめてほしい。合わない仕事より、自分に適した仕事をしてほしい。

そうしないから、知り合いの住む東南アジアのあの国がやっている治療法にちょっと毛の生えたようなものなるのだ。安心して任せられる歯科医ってどこにいるのだろう? 今までの引き出しの中にはいない。


日本人はそんなに歯医者選びに興味がないのかもしれない。近所の歯医者さんで昔からヤブで有名な所も、それを知っている人、近所の人たちは絶対に行かないが、知ってか知らずか、何人かは患者さんが来ている。「空いていて、直ぐにやってもらえるからここでもいい。」っていうのんきな人もいるし。なんでヤブって言われているのか、どんなひどいことをしたのかまでは知らないけれど、それでも長年歯科医を続けているっていうことは、1回免許を取ってしまえば、そんなに簡単には剝奪されないって事である。私の聞いた弁護士さんの一人も言っていたけど「そのくらいじゃ免許剝奪されないよ。」だって。あのー、そのくらいじゃないんですけど。歯を折られて凄く不自由な思い、生活をしているんですけど。



10月29日 剛田歯科クリニック


 わたしもずっと気になっていることを言われた。

やっぱり、剛田先生も気になっていたのね。


「いまだに膿が出ているし、歯茎が腫れているのが気になるから、依田デンタルクリニックでもう一度診てもらって。僕は中を見ていないから、どういうふうになっているのかわからないから。」

「林さんのスマホで歯と歯茎の写真を撮って、それを依田先生にみてもらって、予約を取って行ってみて。」

恐れていた事態になった。なんか、そうなるのじゃないかと思っていた。思うとそうなるから、本当は考えちゃいけなかったのに。


 家に帰って、依田先生に写真を添付したメールを送る。

急遽11月に予約を入れてもらって、診察してもらうことになった。


 どうなることやら。



11月6日 依田デンタルクリニック


 他の患者さんたちの間に、急遽割り込ませていただいたので、時間厳守で、時間に余裕を持っていく。

 「この前、取り残したのかどうかわからないけど、中が汚れているみたいだね。もう一度抜歯して、この前と同じことをやり直すか、歯茎を切開して膿を出すか、どちらか治療法を決めて。」と言われる。


 やっぱりそうなったか。


 「切開してダメだったら、もう一回やり直す?」


 そんなに何回もやり直したくない。痛いし、そんな面倒くさいことをするなら、一回で終わらせたい。

そう思って「抜歯してやり直します。」というと。


「そこまでしなくてもいいんじゃない? 切開で。」


えーっ!! わたしに選べといった割には、先生、自分で決めているじゃない。

「そちらの方がおすすめならそうします。」

と、そういうことになった。


 会計を済ませて、帰ろうとしていたら、依田先生に「待って、まだ帰らないで。」と呼び止められた。

何かと思ったら、「やっぱり、抜歯してやり直そう。」

「他の人の治療をしながら、林さんのことを考えていたんだけど、やり直した方がいい気がする。それでいいかな。」


 ほら、そうでしょ。私もその方がいいと思う。

「わかりました。私もその方がいいと思うので、それでお願いします。」となった。


 依田先生も私にとってベストな方法を考えてくれる。感謝です。


 どんどん良くなると思える。どんどん良い方に導かれているのが分かる。もう一度、抜歯して恐ろしいオペレーションをするのは嫌だけど、もう恐れは感じない。ようやくここまで来られた。



11月19日 依田デンタルクリニック オペレーションやり直し


 オペのやり直し。

また、歯を一度抜いて、中をきれいにお掃除してから歯を埋める。


「この前、汚れを取り残したかどうかわからないけど、中が汚れていた。やり直してよかった。」と依田医師。


 そうでしょうとも。ほら、やり直すのがベストな方法だったでしょ。


 また固定具をつけて1か月過ごす。

今度は2日間のファスティング。つらい。

でも、もう良くなるしかないし、良くなる気しかしない。大丈夫。頑張ろう。



12月18日 依田デンタルクリニック


術後、1か月の検診。


 もう何回も来ているので、さすがにここの雑居ビルにも、躊躇せずに入っていけるようになった。

 今度こそ、本当に大丈夫そうなので、治療終了。依田先生ありがとうございました。感謝です。


 ビルの外に出てから、うれしくて、クルクルとピルエットをして回ってみた。

誰かに見られて、変な人だと思われてもいい、それが今の私の気持ちだから。とても、うれしいのです。

自分でも、もう大丈夫って思えるんだもの。


 また、剛田歯科クリニックで術後治療開始である。予約を入れなくちゃ。


 街中はクリスマスシーズンで楽しそう。

 わたしも、これで良いクリスマスプレゼントをもらった感じがする。だけど、もっと必要。“良く” というか、凄く頑張ったから、自分にご褒美をあげよう。好きなものを何でも買ってあげよう。

本当に欲しいもの。本当に好きなものを。


                   ~


2020年6月22日 剛田歯科クリニック


 また、1月から何回も通って、本日、おめでたく、とりあえずの治療を終了した。長かったし、つらかったし、大変だった。

 あとは、何事もなければ、3か月ごとの診察、経過観察である。


 剛田武歯科クリニックの剛田先生にはとてもお世話になりました。先生だけではなく、受付嬢やスタッフの方々。みんなに感謝です。ありがとうございました。


 そういえば、優しい受付嬢ですが、彼女は退職してしまいました。新しく来た受付け嬢も良い子です。

彼女に「前にいた受付嬢はどうしたの? 辞めちゃったの?」と聞くと、「勉強をしたいからって退職したんですよ。」と言っていた。


 何のお勉強をするのかは知らないけれど、彼女には頑張ってほしいと思います。もちろん頑張るだろうし、彼女みたいな子は、向上心があるから、次、次って高みに上っていくのでしょう。彼女にもお礼を言いたい。

「うちの先生は大丈夫ですよ。」と受け入れてくれたのは彼女だし、私のことを気遣ってくれて、やさしくしてくれて、どんなに助かったことか。

ありがとうございました。感謝です。


 さあ、私も次が待っている。次に行かなくちゃ。



 嘘はつけない。必ずばれる。ごまかしもきかない。こんな、猪熊のようなヤブのブラック歯科医は逃げられないし、逃がさない。今後、このような悲しい目、嫌な目に合う人を出さないためにも、ちゃんと対処しなければ。だって、こんないい加減な人が歯科医師をやっていていいわけがない。誰だってそう思うでしょ。まともな精神を持っている人は、そう思うよね。


 私が、この間に関わった全員が、私が100%正しいと言うのが分かっています。だってそうじゃない理由が見当たります? 見当たるわけがない。本当のことは変えられないし、なかったことにもならない。猪熊さんがどう思っているかは別として。


 弁護士に依頼しなくちゃ。依頼したからには、100% 私の見方になってくれて、私の力になってくれて、持てる限りの力で私のために仕事をしていただける、心がきれいで、人柄も良い、精神性の高い、敏腕弁護士が必要である。

 そうそう、剛田医師に言われとことも弁護士さんに聞いてみないとね。

剛田医師に「私が初めてこのクリニックに来た時のことを一筆書いていただけますか?」とお願いしたところ、「書くのはいいよ、嘘をつく必要もないから。でも、僕の名前は出るのかな? 猪熊さんとは、これからも医師会なんかで顔を合わせなくちゃならないから、その時に “お前、書いただろ!!” と責められて、みんなの前で言い合いをしたくない。」と言っていた。



 弁護士さんにアポイントメント。


 この間のことを、口頭でうまく説明ができるかどうか。なかなか難しいと思う。なので、PCでレジュメを作成した。うん、この方が分かりやすい。弁護士さんの所に行くときにはこれを持っていこう。30分間で内容をよく理解してくれると良いのだけれど。


 世の中は、コロナ禍。対面で話すデスクの上はアクリル板が置かれている。

弁護士さんが部屋に入ってくると、「コロナ対策で、ドアを開けておくけど、うちのスタッフには聞かれても大丈夫だから。」と言われた。

だから、「誰に聞かれても、ぜんぜん気にしません。私は、人に聞かれて恥ずかしいことは何もやっていないので、誰でも聞いてくださって結構です。」と言っておいた。

すると、「私もそう。誰に聞かれても大丈夫。」だって。

今それ、必要? 弁護士さん自身のことは関係ないと思うけど。


このレジュメを読んだ弁護士さんは、「こういうのを書いてきてくれると有難い、話がよくわかったよ。」と言ってくれた。

そして、「こういう(猪熊みたいな)性格の人は厄介かも。言うこと聞かないかもな。歯科医は、保険にも入っているだろうし、弁護士が、コンタクトを取ったら素直に請求通りに払ってくれるといいんだけど、

こういう面倒な人だったら、向こうも弁護士を立ててもらって、弁護士同士で話した方がうまくいくと思う。剛田先生も一筆書いてくれるって言っているんでしょ。勝てるのは勝てるよ。  

わたしも、医療過誤の弁護をしたことがあるけど、難しかった。みんな、どの先生も証明をしたがらない。正しいことだとわかっていてもね。医者同士の横の繋がりって凄いんだよ。みんな波風を立てたくない。今後、仕事がしにくくなるから。証明してくれる人がいない。だから難しい。」


「でも、弁護士に頼む前に、自分で交渉してみたら? そういう人もいっぱいいるし。自分で手紙を書いて、交渉してからでもいいんじゃない? 弁護士に頼むと、ちょっと椅子に座っただけで ¥5.000くらいはかかっちゃうでしょ。ぼったくりバーと同じだよな。」


 「そうですよね。」とは思うけど、「そう」とは言えなかったから笑ってごまかした。

本当にそう思う。弁護士さんもそれは分かっているのね。だって、デパ地下の試食もタダだし、スポーツジムやお稽古事だって、最初は無料で体験レッスンが当たり前にあるのに。弁護士に依頼するということは、そんな事よりもっと大切なことを相談するのだから、初めくらいは無料相談にしてほしい。弁護士は自分にあった人を選びたい。誰でもいいって訳にはいかない。どんなにデキる弁護士でも、その人が私に合うかどうかは話してみないとわからない。あの人には合うけど、私には合わないってことは多々ある。

弁護士資格だけは持っているけど、なーんにもできない、何の役にも立たない ― なんちゃって弁護士 ― には頼みたくない。


 弁護士選びも歯科医選びと同じく、すごーく大変。誰に聞いても教えてくれないし、聞く人もいない。ネットにも書いていないし、ネットなんか信用できやしない。


 この弁護士さんも言っていたけど、やっぱりみんな感じることは同じなのですね。猪熊さんって最低最悪なヤカラである。医師としては仕事ができず(できないどころか、患者に危害を及ぼす)当然最低最悪な上、人間としても最低最悪である。 ― 猪熊さんに良心というものがあるのだろうか? ― これじゃあ剛田先生が医師会に出たときに、「猪熊と言い合いしたくない。」と言っていたのが分かる。自分のミスを棚に上げ「こんなこと書くな!!」と恥ずかしげもなく他人を責める人間なのだ。( ん? 猪熊って人間? だっけ? ) 剛田先生は「親しくもないし、話したこともないけど、顔だけは知っている。」って言っていた。そんな程度の知り合いでも、医師会出会った時のことを、このように想定できるのだから猪熊は、はたから見ていても、誰にとってもヤバイやつ、お近づきにはなりたくない ― こんなやつとは関わりたくないと思わせるヤカラなのだ ― あー、こわいこわい。


 こんなやつに、いつまでも関わりたくない。楽々、軽々と懲らしめて次に進みたい。自分のしたことを、きちんと理解して、責任を持つ。ということをさせたい。 ―でも、無理かなー。この猪熊って、相当頭も心もおかしな奴みたい?!というか、誰が見ても絶対におかしいでしょ。

正義に協力してくれる、味方になってくれる人、いないのかな?


 今日、会った弁護士さんは、ある程度、最低限はやってくれると思うけど、あまりしっくりこない。話す言葉の端々に、なぜか違和感を感じる。私の弁護士として、ちゃんと私の味方になってくれて、私が満足するような結果に導いてくれるのだろうか?


 もう一度、確認しておきますが、私の歯は、いくら時間がたっても治らないし、リハビリすれば良くなるってものでもない。リハビリも効かないんだから、リハビリなんかできるはずもない。歯のリハビリテーションってどうやるの?(笑) 一生の障害が残ってしまいました。歯の1本ぐらいと思うかもしれないが、これ本当に大変ですから。みんな、自分が経験してみて初めて理解できると思います。



 デパートに買い物に行ったときに、通路の片隅に “ 弁護士無料相談会 ” なるものが行われているのを見つけた。古株弁護士が、弁護士なり立ての、(ペラペラの平?)弁護士?二人を連れて、それぞれ二つのブースで、無料相談をやっていた。予約もいらないし、空いていればすぐに相談できる ―お手軽無料相談―。何か問題があれば、古株弁護士が介入してくるのだろう。古株弁護士は、ちょっと離れたところで本か何かを読んでいた。

 

 古株弁護士に「相談できますか?」と聞くと、空いている方のブースを指差して、「そちら空いていますから。」と言われた。


 ブースに入ると、名前、住所などの個人情報を書かされた。 ― お手軽相談でも、個人情報が必要なのか? この人たち大丈夫かしら? ― 

「相談は何? 何について聞きたいの?」 なーんか、この弁護士、チャラい。本当に大丈夫? 「相手はなんていう人? 歯科医院の場所はどこ? 住所は? ・・・・・」と次々に弁護士から聞かれた質問に答え、最後に相談内容を話すと、「そうなんだ、大変だね。でも、お金を払わないと何も教えないよ。先ずは自分で手紙を書いて、相手に交渉してみたら?」だって。


 これじゃあ、相談会でも何でもないじゃない。相談会って言う名目で、どんな事例があるのか情報を収集して、持ち帰って勉強会でもするのだろう。 これって詐欺と同じではないか。 相談にも何もなりゃしない。この世界では、こんな詐欺まがいなことも許されるのね。弁護士がやれば。この人たちって何でもありだ。やっぱり、弁護士ってこんなものなのだろうか。私も、お手軽相談会で相談しようとしたのも悪いのだと思うけど、こんなことをやっていたら、あなたたち、誰にも信用されませんから。


私の直感って本当に頼りになるのかもしれない。初めに一目見ただけで、一言話しただけで、この人信用できないって思った。それは本当に当たっていた。この人は、この先やってはいけないだろう。誰にも信用されるわけがない。もう顔も名前も忘れちゃったし、嫌な印象が残っているだけだけど。この人たちは通りすがりのただの人だっただけど。

大丈夫。こっちにだって弁護士を誰にするか選ぶ権利がある。あなたが、この世界のたった一人の弁護士だとしても、私はあなたを選ばないから。たぶん、他の良識のある人も、そうすると思う。


 嫌な気分になっただけで損をした。タダだからって、もうこんなことはやめよう。良いものだけを選んでいこう。


 ただひとつ収穫(?!)があったのは、― 「先ずは自分で手紙を書いて、相手に交渉してみたら?」と言われたこと。前に話した弁護士さんにも言われたから、それが一番先にやってみることかもしれない。



弁護士相談3件目に行ってみる


 今日は雨。天気が悪いとそれだけで憂鬱な気分になる。


 ロビーで時間が来るまでしばらく待っている。

 時間になると2階の面談室に通された。

 名前を言い、案件と口頭での説明が難しい為、レジュメを作成してきたことを伝え、レジュメを渡す。


 弁護士さんがレジュメを読み、内容を理解してくれるのを待っていると、「林さん、これ・・・ ひどいね。私が弁護士だから思うのかもしれないけど、私だったら最後まで戦うな。こんなの許されていいはずがない。あなたが正しいのは誰だってわかるよ。」


 やっと味方になってくれそうな人が現れた。


 そしてこの弁護士さんも言うことは同じ。

 「この猪熊さんって人? こんな性格の人じゃ、この人と直接交渉しても厄介なことになると思う。これだったら、向こうも弁護士を立ててくれて、その弁護士と交渉した方がすんなりいくんじゃないかな。」


そして、これも同じ。

 「弁護士を依頼する前に、自分で手紙を書いて交渉してみたら?」

 「こんなおかしな人が相手だから、どんなことになるか分からないけど、どんな結果でもいいじゃない。相手の出方を見ても。」


 「私の弁護士になっていただくことは可能ですか?」と聞いてみる。

 

 すると、「そうだねー、剛田先生次第かな。剛田先生が証明してくれると言ったら。」だって。


 やっぱりそうなのですね。どんなに私が正しいって全員が分かっていても、猪熊が「やっていない。」と言えば、それを証明しなければならないのね。まあ、そんなことは簡単にできるのだけど。本当に面倒くさい、こんなことに巻き込まれて。ウンザリする。


本当なら、猪熊なんて、猪を狩る時に弓を引かれるように、誰かに弓矢で狩られることになる。それは当然のこと。自分で蒔いた種は自分で刈り取らなければならない。他の人に押しつけることはできない。それが宇宙の法則なのだけれど。


 でも、ここは低ーい三次元。全く持って面倒くさい。逆転してしまったりする。


 弁護士さんに、どうすれば良いのか、いくら位請求をすればいいのかなど色々教えていただいた。 一生の障害を持ってしまったのだから、本当ならいくらでも好きなだけ受け取ってもいい。そんなの当たり前。限度もないことも分かっている。だって、私にはいくらでも受け取る権利があるもの。でも、ここの世界では限度だらけ。だから、いくら位請求すればいいのか聞いてみた。この世界の相場を。(そんなの、おかしな話だけれど)


 そして、弁護士同士では紹介しあってはいけないことになっているそうで、だから誰に聞いても、「わからない。自分で調べて。」 と言われたのだと判明した。インターネットで調べれば? とか。弁護士会に聞いてみれば? とか。


弁護士会に電話をして、「医療に詳しい弁護士さんを紹介してください。」と言ってみたけど、事務員の女性に、冷たーく「紹介はできません。」と言われた。何一つ教えてくれなかった。一体、弁護士会の事務所って何をしているのだろう? 何もすることがなくて1日中デスクに座っているだけなのだろうか? この人は。弁護士会って、おかしな場所。



 保険のことを聞きに市役所に行った。

 猪熊歯科医院の猪熊に、歯を折られたことを話すと、「そんな事情があるなら、保健所に行ってみて。何か力になってくれるかもしれないから。」と言われた。

「先ずは、電話をしてみた方がいいから。」と言われたので、家に帰ってから電話をしてみた。

 電話に出た女性に事情を話し、市役所から相談をするように言われたことを告げるが、「こちらでは何もできることがありません。」と言われた。それも、すごく面倒くさそうに、「今は、お昼時間なのだから、早くランチが食べたい。早く電話を切ってよ。」っていう感じで。

 「何もできることがないなら、どうして市役所の人が、こちらに相談するようにと言ったのですか?」と聞くと。

「わかりませんね、どうしてでしょうね。」と。


私が、くどくどと話し、「こんな歯科医がいたら、また次の被害者が出るでしょう!!」というと。

「それはそうですね。じゃあ(じゃあって何?)歯科医師会には報告しておきます。」だって。

なんかすごくいいかげん。どこの、誰もが、すごくいいかげん。良いさじ加減、いい塩梅ってことじゃなく、

“ ずさん ” だってことだからね。適当、デタラメ、無責任。悪い意味でのいいかげん。


それに、本当に、歯科医師会に報告したのかどうかも疑問。

報告された、歯科医師会も、報告を受けた後、何かアクションを起こしたかどうかも疑問。

「はいはーい、わかりました。」といって、そのまま何もなかったことになっているのだろう。多分ね。っていうか、絶対にそう。

 何も問題を起こしたくないだろうし、「歯の1本くらい、どうでもいいよ。そんなの、よくあることだから。そんなヤブの所に行った自分のせいでしょ。バカだね、かわいそー アハハ!!」と思っているのだろう。(だって、ちゃんとした歯科医なんて誰かいたっけ?)

 そんな人たちが歯科医を名乗っているのだから、だから患者さんがひどい目に合う。

 全員が全員、そんなひどい(態度も、手技も)歯科医ばかりではないと思いたいけど、そういう人が多すぎるから、全員が、全歯科医がそう思われるし、そう思われても仕方がない。

歯科医師会って “患者さんを守る ” 所じゃなくて、“ 歯科医を守る ” 所なのだ。

だから被害者が何を言っても無駄。どんなにひどいことをした歯科医でも、歯科医師会に入っていれば助けてもらえるようだ。



 この前、新聞にも書いてあった。

調査制度5年 “ 医療事故調査制度の活用が進んでいない ” って。

“ 消極的な医療機関は報告しない方向に傾きやすいことが問題。

5年間1度も報告したことがない医療機関は、400床以上の大病院に限っても約52%に上った。

「高度医療を扱う大病院でも5年も対象例がないとは考えにくい。」

報告対象かどうかの相談を、医療事故調査・支援センターが医療機関からの相談を受け、報告を勧めたケースが、これまでに計185件あった。そういうケースでさえ、3割に当たる55件は実際には報告されなかった。


 調査制度6年 医療事故調査制度の活用低迷が続いている。

調査するかどうかの判断が医療機関に委ねられ、院長(病院管理者)の患者安全に対する意識に左右されてしまうことが背景にある。類似の事故でも病院によって対応が異なるという矛盾も顕在化しており、調査見直しが必要ではないか。


 結局、医療事故調査制度があったって、それは使われていないって事である。お亡くなりになられた方でも、そんな感じなのだから、歯の1本じゃあ、そんなの無視されて当然ってわけ?! ひどい。前歯はもう一生使えないし、障害が残っちゃったんですけど。またいつ折れるのかもわからないし。


 ここの低い世界では、こうなっちゃうのだろうか?

ここ三次元の世界でうまくいっている人たちには、ここの低い周波数がピタッと当てはまっているのだろう。だからどんなずるをしても、嘘をついても、人をだましても、どんなあくどいことをしてもうまくいく。どんな悪事を働いたって、悪いとも思わないし、気に病むこともないし、罪悪感を持つこともない。自分さえよければ他人なんてどうなってもいい。悪いのは全部他人で、自分を正当化するためならどんな手だって使い、人のせいにする。それで自分の気分が悪くなる訳でもない。ああ、なんて自分勝手で、自分よがりで、幸せな人たち。


 でも、全然うらやましくなんかない。そこまで濁って下がれない。そんなドロドロの世界で生きる気なんてこれっぽっちもない。きたなくて げーって吐いちゃう。

 

 そんなことはいいとして。(良くなんてないけど)

私が話を聞いた、全員の弁護士さんたちに、「一番先にやってみること!」 と勧められた

・自分で交渉してみる

・猪熊に手紙を書く

をやってみた。

普通郵便で出すと、猪熊みたいなヤツはシカとして「受け取っていない。」というにきまっているから (受け取ってもしらーんぷりして無視されると思うけど)書留で出した。そうすれば、受け取ったという証明になるから。

きっと、それでも シラーっとして無視してくるだろうけど、それはその時。後で考えよう。回答期限を書いておいたから、それまでに何も返答がなかったら、無視されたってことだ。


 あーあ、回答期限が過ぎた。やっぱり無視してきた。・・・・

と思ったら、書留が届いた。郵便屋さんが来て「林さん、書留です。」って言ったから、すぐに分かった。

サインをして受け取ると、差出人は “近藤小介弁護士事務所。”からだった。

近藤小介弁護士事務の塩田&塩田コンビからの手紙。ブルーの封筒の裏に連名で、

塩田○○と塩田○○と名前のハンコが押されていた。

猪熊ったら、この事務所を依頼人にしたんだ。相談料とか、着手金とか、色々な料金が他の弁護士事務所より高く設定してあるところ。この近藤さんて、自分のことを他の弁護士より能力あるって思っているのかな? まあ、料金設定は、その事務所、事務所で自由に設定していいって事みたいだけど。料金が高いからって能力があるって事でもないと思うけど。



それにしても、折角、謝罪の機会を与えてあげたのに、猪熊は自らそれを放棄した。

きちんと賠償をして罪を償えば許してあげようと思ったのに。

今、終わらせればよかったのに、今、助かりたくて、今のことだけを考えて嘘をついた。

胡麻化した。逃げた。ズルをした。本人とそれを助けたゆかいな仲間たちは「あー良かった。勝った。勝った。弁護士が一枚手紙を送れば、恐れをなして何も言わなくなっただろ!」と思っていることだろう。でもそんなことはできない。全員が知っているのだから。この後、もっとひどいことになるのは誰にでもわかる。2倍、3倍、4倍・・・になって返ることは決まっている。本人にかもしれないし、今すぐにそれが返るかどうかも分からないけど。それは猪熊の子どもに、孫に起こるかもしれない。その時になって「なんで?何も悪いことなんかしていないのに。」ということはできない。十分に悪いこと、犯罪を起こしているのだから。しかも「やっていない。」とやっていないことにして、他人にお金を払って助けてもらい、みっともなくも、隠した気でいる。そこまで下がれます? あいにく、この人には羞恥心というものがないのだから、どこまででも落ちていけるのだろう。罪を犯して弁護士に相談、依頼したことも周りには隠しているのだろうか? 家族や歯科医院のスタッフに隠しているのだろうか? 自分はそんなことをしておいて自分の子供たちに「嘘はつくな。胡麻化すな。」などと言っているのだろうか? 自分にはできないことを自分の子供達に言っているのだろうか? 言っていたら面白い。こんな人間でも、結婚して、子供までいるのだ。こんなやつが、自分の夫、父親ってわかったら、どう思うのだろう? なんとも思わないか。そういう人と結婚したくらいだから、パートナーの方も同様な人だって言うのはよくわかる。まともな人なら、こんなのとかかわるのも嫌である。こどもにも、自分と同じ価値観で、そういう教育をしているのだろうから、まあ、同じような感じなのはわかる。本当に、周りの人が迷惑をこうむる。いい迷惑。



医師会の顧問弁護士は “近藤小介弁護士事務所” だったのね。

書留の中身は、要約すると、

「猪熊さんはあなたの歯を折っていません。歯は初めから折れていました。だから、うるせーことガタガタ言うな。黙ってろ!! 今後勝手に猪熊さんと連絡を取らないように。そうしないと、どうなるかわからないよー。」という内容。

「あー、怖い、怖い。」弁護士から脅しの手紙が来た。(笑)


「折っていない」なんて、よくそんなウソがつけるものだ。本当に図々しい。


「歯は初めから折れていた。」だって。


 猪熊さん、あなた、診察も何もしなかったのに、よくわかりましたね ”初めから歯が折れていたなんて。 猪熊は “ 透視 ” でもできるのだろうか? どんなテレパシー? どんな能力を持っているのだろう?

それに、仮に “ 歯が初めから折れていた ” のなら、なぜ? その時に? 何の治療もしなかったのだろう? 「歯が折れていますよ。」などと一言も言われなかった。普通、歯が折れているのなら、その時に治療しません? 疑問である。

猪熊が何も気づいてもいなかったと考えるのが妥当。気づくわけもない。こんなヤブじゃ。

わたしは、「歯が折れていた。」なんて一言も言われなかったし、「歯が折れているから治療をしましょう。」とも言われなかった。

 その変わりに言われたのは、差し歯を無理やり押し込まれて、歯を折られたときに、「もうボンドで付けちゃったんだから、すぐには取れないよ、歯が折れると困るから。」・・・と言ったということは、猪熊はその時、歯が折れていることは分かっていなかったということ。


 証明なんてできているでしょ!! どう思う? 

証明なんてする必要もない。猪熊自身の言動がすでに証明している。


 猪熊が何も分かっていなかったのは明確なのに、なぜ? “ 歯が折れていた ” 事だけは分かるのだろう?

 やはり、猪熊は、ヤブ中のヤブである。

診察もできない。診断も付けられない。歯科医療のことを何も分かっていない。できないからって、勉強もしない。努力もしない。主義もへたくそ。下手どころではない。下手のうちにも入らない。人間性は最悪。都合が悪くなれば、うそもつくし、ごまかすし、逃げるし、暴言も吐く。お金を払って、自分と同じ、悪徳の仲間とつるみ、助けてもらおうとする。どうしょうもないヤカラである。

 こんなにひどいヤカラじゃあ、私の歯1本の話ではなくなる。

 自分で診断も付けられないから、「助手が何にも言ってなかったからだいじょうぶ。」などという言葉が出てくる。助手や歯科衛生士に先に診させて、彼女たちが言った通りに治療するだけ。自分で、診察すらしない。できない。しかも、手技は下手くそ。不器用中の不器である。

 歯科医としての存在意義、人間としての存在意義を問いたい。

この人を、このまま放っておいていいはずがない。歯科医などやる資格などない。


 でも、助ける人がいるのですよね。おかしなことに。お金さえ払えば。


 近藤小介、近藤小介、近藤小介。この人が。


 歯科医師会の顧問弁護士になっているからと言って、犯罪者まで全員助けます? 躍起になって。患者様に被害を、危害を与えた歯科医でも、歯科医なら誰でも助けるのが自分に課された使命だとでも思っているのだろうか? 医師会にそう頼まれているの? どんなに酷いことをしても、どの歯科医でも、何でも誰でも助けてやってと頼まれているから? お金を餌にして働く忠実な番犬? 医師会の顧問弁護士の仕事って、そういうことをするの? それが仕事? 誰でも彼でも、やっていないってことにして、なかったことにすればいいわけ? そうしてくださいって頼まれているの? だからそうする?

 この人も、自分の仕事の本質が分かっていない。


“ 弁護士とは、様々な憲法や法令を使って基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命としている人のこと。”  ※弁護士法1条1項より


と、書いてありましたけど。


この、近藤小介弁護士は、全くもって、これに背いている。

この人たち、もう完全にアウトでしょ。


「折っていないということにしましょう。そう嘘を突き通すのです。そうすれば大丈夫ですよ。相手は私が責任をもって潰しておきますから。」って?

あれっ!弁護士って嘘をついていいんだっけ? 他人を脅してもいいんだっけ?

猪熊に「嘘をついておけば大丈夫。嘘で押し通しましょう。」って嘘の推奨までしている。それって許されるの?

そうは思わない。

私が聞いた弁護士さんはみんな「そんなことしちゃダメ。」って言っていた。

一人の弁護士さんは「そんなことをするとこうなる。」って首を切るジェスチャーをしていたけど。


この人たち、本当にもう完全アウト。


 ~ アウトになったら今度、自分たちは誰に助けてもらうのだろう? 助けてくれそうな人に、お菓子の箱に100万円の札束をぎっしり詰めて持って行って手渡しをして忖度をしてもらうのだろうか?

斟酌はされないんじゃない? 「情状酌量の余地なし。」って言われるんじゃない? 

本来ならそれが当然だけど、お金の力で何とかなるのだろうか?(私ってドラマの見過ぎ?)~


 私が何も言わなければ分からないと思っているのでしょう。バレないと思っているのでしょう。誰にも見つからないと思っているのでしょう。私のことを脅したり、嘘をついて胡麻化したりしようとしていることを。

 だって、この弁護士たち、相当ひどいよ。私が、あなたたちの脅しに恐れおののいて、何も言えずに黙っていると思って面白がってやっているのが分かる。世間にバレなければ何をやってもいいと思っている。バレる訳がないと高を括っている。


 でも何もやっていない人が恐れおののくかな? 脅されたからって。そんな訳ないでしょ。自分が正しいのが分かっているのだから。どうして正しい方が我慢しなくちゃならないの? 嘘の脅しに屈しなくちゃならないの? そんな訳ないでしょ。そんなウソや脅しがまかり通るわけがない。



 それに、どうして猪熊が私の歯を折っていないってわかったのだろう? 摩訶不思議。

あの日、医療過誤が起きた日、近藤さん、もしくは塩田&塩田ペアのどちらかが、偶然にも、あの場所にいらっしゃいました?

 もし、いたとしても、猪熊も、他のスタッフも歯が折れたことに誰も気づいていなかったはずなのに、あなたたちの誰かが、他の席に座っている私の歯が折れたなんてよく気づけましたこと。私の治療中、私の口の中を覗いていました? 私の知る限り、そんな見ず知らずの人に、私の口の中をのぞかれていたなんてことはありませんでしたが? 弁護士さんともなると、歯科についても、よほどの知識がおありなんですね。下手な歯科医より有能ですこと。


それに、剛田先生の所にも、依田先生の所にも、そちらの弁護士が調査に訪れたなんて一言も言っていませんでしたけど。どんなテレパシーを使ったのだろう。あなたたち、魔法使い?

 私がどこの歯科医院にかかっているか知らないのに調査するのも無理じゃない?

本当に笑える。


剛田先生も依田先生も患者さんの個人情報を、勝手にあなたたちにペラペラしゃべるとも思えないし。そんなことをしたら犯罪でしょ。今度は、剛田先生や依田先生が大変なことになる。彼らがそんなリスクを冒すわけがない。でも近藤小介弁護士事務の面々は、「ちゃんと聞きましたよ。」とでも言うのだろうか?

それとも今度は、彼らが「歯は折れていませんでしたけど、治療だけはしてみました。」と言ったとでも嘘をつくのだろうか? 彼らまで巻き込むことになるけど、近藤さん、あなたたち本当に大丈夫? 


 ほら、ごまかすなんて所詮無理な話。次々と嘘をついたりごまかしたりしなきゃならなくなる。嘘が噓を呼んで話がドンドンおかしな方へ行っちゃう。つじつまが合わなくなる。この人たち、どうやって収拾をつけるつもりだろう? 無理じゃない? (笑)


 実際はどうだったのかの調査もせず、「猪熊は私の歯を折っていない」って、なんでわかっているの? そちらさんは何の調べもせずに、嘘八百をならべて、うそをでっちあげて、被害者を脅していいんですか? (なぜか?! 弁護士だけは、どんな卑劣な手を使ってもいいみたい。不思議。) これって、完全な脅迫だと思う。何も確かめてもいないし、(100%私が正しい。 私の歯は、猪・熊・に・折・ら・れ・た。) 根拠のない嫌がらせ。脅せば、私が黙っていると思って、面白がってやっているのがよくわかる。 弁護士って簡単な仕事。   

「やっていません。」って一言いうだけでいいんだもの。

心が綺麗で、精神性が高い純粋な人にはできない仕事。その逆にいる人になら誰にでもできる。これだから、事務所や自宅のセキュリティ対策を万全にして、恨みを持った人に押し入られないようにしておかなければならないはずだ。自分たちが身をもって、それを表現している。

正義の味方は一人もいないのだろうか? 一人くらいいてもいいはず。でも、どうかな?


 アメリカのリーガルドラマで、主人公の女弁護士が窮地に立たされた時に、「嘘をつくのよ! ばれなければいいんだから!!」と言っていた。

 ネクストシーズンの、その続きを見ていないから、彼女がどうなったのかは知らないけれど、アメリカではやはり、弁護士が噓をつくとひどいことになるらしい。

 では日本は? 弁護士に対して甘々だから、何のお咎めもなし?


私の周りの人たちに、この手紙(この文体、凄く読みづらい。どうにかならないかな。)を見せたら、全員言うことは同じ。「なにこれー、これって脅しじゃん。こわー。」

「弁護士から先頭を切ってうそをついてる。弁護士だからって、何でもやっていいんだっけ?」

「正義ってないんだね。」

「この人たち何でもやるなー。」

これを読んだ全員が「脅し」って思うのだから、それはどう転んでも脅しである。誰がどう言ってもね。

そういうと「通常の業務です。」とでもいうのだろう。(へえー、脅しが通常業務なんだ。)

それが間違っているのだけれどね。だって正しい方が損をするなんておかしい。そんな法律いらなくない?


こんな手紙が来たって全然怖くない。あきれちゃうだけ。おなかを抱えて笑っちゃう。こんな茶番劇よくやっていられると思いません? すごい俳優陣。残念なことに、イケメン俳優は一人も出てこないけれど。

どっちにしろ私が正しいし、誰に何を言われても動じない。悪いこと、他人に知られて恥ずかしいことなんて、なーんにもやっていない。誰にでも全部話せる。

この人たちのやっていること3歳児と同じ。弁護士は何をやってもいいと勘違いしている。

「言うことを聞かないと暴れちゃうよ。癇癪を起して、大きい声で泣いちゃうからね。」と脅してくる。

自分たちだけが力を持っていると思っている。これってパワーハラスメントです。ほんと、パワーハラスメントですから。この人たちって、やりたい放題である。それが許されるっていうのがまた分からない。全く、逆転の世界である。ダサい。それ、大きな勘違いですから。嘘は必ずばれる。暴露される。


“スキャンダル”でオリビア・ポープが演じているフィクサーを思い出す。

企業や政界の有名人たちを守るために、ありとあらゆる手段を使ってスキャンダルを封じ込める。依頼人からの、ありとあらゆる問題をどんな手を使ってでも隠蔽するフィクサー。どんな悪どいことも隠して、隠して、隠しまくる。嘘をついて、ついて、つきまくる。ごまかして、ごまかして、ごまかしまくる。そして何もなかったことにする。

だからってフィックスできる訳もないのだけれど。目に見えないからってなくなる訳じゃない。


ウキペディアによると、アメリカでも人の問題を片づけて、その見返りを得る仕事をする人物をフィクサーと呼ぶが、他に悪徳弁護士もフィクサーと呼ばれている。

フィクサーが介入すると往々にしてその手段は公平ではなく恣意的な結論となる場合がある。

 この人たちは弁護士じゃなくてフィクサーである。何の節操もない。


弁護士が嘘をついてもいいのか? 嘘の推奨をしてもいいのか? 人を脅してもいいのか?(しかも正しい方を)(正しくない人に対しても脅してはいけないと思うけど)後でネットで調べてみよう。


それにしても、この手紙をプリントアウトして、郵送した女性も(字で女性だって分かる)よくこんなことをやっていられると思う。意識的でも無意識でも。他人を、それも正しい人を脅す手伝いをして楽しいのかな? そんなお仕事を毎日していて嫌にならないかな? 毎日充実しているのだろうか? もっと楽しくて,清々しいお仕事が沢山あると思うけど、弁護士事務所の事務員を、自ら選んだのだからそれが好きなのだろう。それがやりたかったから、今そこにいるわけだし。それが彼女に合っているのだろう。

私だったら、こんな嫌なドロドロした仕事できない。神経がどうにかなっちゃう。全く建設的でもないし。


~ 


「事務員さん。えっと、鈴木さん。これ、インプットして、プリントアウトしたら書留で出しておいてくれる。今日中に。」

「はい、わかりました。」

どれどれ、今日の案件は、と。ああ、この人、ヤブ医者に歯を折られたのね。案件部分だけ変えてインプットと。簡単、簡単。それにしても、色々な案件がやって来るな。この人、歯を折られるなんてドジだねー、アハハ! なんでこんなヤブ医者の所に行ったんだろう。また、面白いネタが一つ増えた。こんな面白いことでもないとやってられないよ、この仕事。こんなセキュリティー万全な、コンクリートの建物の中に一日いたら息が詰まる。まるで牢獄だ。ちょっと外に出たかったから好都合。早く、郵便局に行くって言って外に出て、ゆっくりしてこよう。


それより、今日の夕飯何を食べようかな。面白いテレビやってるんだっけ。それとも今夜はYouTubeでもみようか? どうせ何もやることがないし。それはそうと、今日は何曜日?

それにしても暇だなー。まあ、毎日、言われたことだけやっていればいいのだし、それでお給料が貰えるのだから、まあいいか。これで弁護士と結婚でも出来たら万々歳。お金に心配することもなくなるだろうから、専業主婦になってゆっくりしよう。毎日、友達とランチ会をしたり、ブランド品も欲しいし、海外旅行にも、年に何回か行くことにしよう。安泰、安泰。


早くプリントアウトして郵便局に行ってこよう。特にやることもないし、外でゆっくりしてくるか。

 「塩田さん、そちらのパソコンに送っておいたのでチェックお願いします。」

「鈴木さん、これでオーケーです。じゃああとはよろしく。」


「郵便局に行ってきます。」

外は暑いな。郵便局に行った後、コンビニによってアイスでも食べて帰ろう。少し位、ぶらぶらしたっていいよね、郵便局が混んでいたことにすれば。わかるわけがない。

こんなつまらない仕事をしてやってるんだから、少しは外で羽を伸ばしたい。

 ~

ってな感じ?


 この近藤さんたちって、そんなに、どんな手を使ってでもお金って必要? ズルをしてでも手に入れなくちゃならない? お金が絡むなら何でもやっちゃう、どんな手でも使っちゃうって、そこまでお金が大事なのだろうか。不幸なことに、もっと、それより素晴らしいものがあるって、この人たちは知らないのだ。大事なものがあるって知らないのだ。可哀そうに。それじゃあお金を使う側ではなく、お金に使われる側である。弁護士さんたち、ほらほら、お金に振り回されていますよ。

 どちらにしろ、こういう人たちには何が本物なのか分かっちゃいない。どれがよいもので、どれがそうでもないのか。ただお金をかければいいと思っている。ダサい。それに、タヌキおじさんが何を持ったって、何を着たって、どうせ似合わないし、物の価値を生かせない、無駄にしている。それでも欲しいのだ。そうなのです、なぜなら、物質的世界に住んでいるのだから。高級品を所有しているだけで「自分はイケてる。」って思っているのだろうか?全く自分のことが何もわかっていない。ズレている。


海外のハイブランドは「変な人には売りたくない」と言っている。「自分のブランドに見合った価値のある人にしか売りたくない。」と言っている。お金を持っていれば誰でも良いっていうものじゃない。上品で美しい人(心も、容姿も、身のこなしも、考え方も)に所有してほしいと思っている。お金があるからって、挨拶もせずに、店舗にズカズカ入って行って、許可を取るでもなく、勝手に商品を手に取ってもらっても困る。本当に下品。商品だって、素敵な人に持ってもらって、使ってもらいたいはず。タヌキおじさんやそのゆかいな(邪悪な?)仲間たち、猪熊さんになんかに使われたくない。そんなところに行かされたら商品も可哀そう。


でも、「売りません。」「売りたくありません。」とはなかなか言えない。本当は、言いたくても。


 そんな事より、本当に剛田先生が証明してくれるのか聞いてみよう。

 アポイントメントを取ると、先生の仕事終わりに話を聞いてくれることになった。

近藤小介弁護士事務所から、脅しの封書が届いたことを話し、私が初めてここに来た日のこと、歯が破折していたことを証明してくれるのかを聞くと。


・・・やはりそうなったか。


「うーん・・・。これから医師会でやっていくのに、猪熊さんと関係が悪くなるとやりにくくなる。猪熊さんに “ お前、言っただろう。 ” と医師会の会場で、みんなの前で言われて、口論をしたくない。クリニックの仕事もあるし、訴訟のためにクリニックを休むわけにはいかない。猪熊さんとは友達でもないし、話したこともないし、親しいわけでもないけどね。林さんはどうしたいの? 謝ってもらいたいの? それともお金? いいじゃない、もう治ったんだから。許してやれば。猪熊さんだって一生懸命やっているんだし。」


えー!! 「一生懸命やっている」って、一生懸命やっていればいいわけ? できない奴が一生懸命やればやるほど、ドンドンひどいことになっていくんですけど。猪熊自身の事だけだったらいいけど、猪熊自身が一人でひどい事になるだけだったらいいけど、患者さんの大切な歯がかかっているんですよ。そんなヤブのブラックに歯科医の仕事をする資格はない。私の歯が治ったって言っても、ただ単にボンドでくっついっているだけで、またいつ破折するか分からないのは、私より先生の方が良く分かっているんじゃないですか?


そして、「僕は、人間対人間だと思っているから。」と。


歯科医だと、猪熊みたいな人でも人間だと思うのね。本当に人間対人間だと思っている? 歯科医師対歯科医師じゃなくて? 

では私は? 私は人間とも思われていないって言うことですよね。私のことはどうでもいいってことだ。


剛田先生に言われて気づいたのは、私は “ 猪熊をどうしたいのだろう? ” ということ。猪熊に謝ってほしいとは思わない。あんな奴が心から謝るわけがない。嘘の謝罪などいらない。じゃあ、お金? お金は猪熊に払わせて当たり前。治療費、慰謝料、交通費、諸々の諸経費・・・。 私には受け取る権利がある。

それもそうだけど、一番は、猪熊の “ 歯科医師免許剥奪 ” である。そうだった、そうだった、それって当然じゃない? それから、猪熊の悪事が世間に広まること。こういう人がのうのうと歯科医をやっているのだということを世間に知らせたい。そうして、みんなに “ 気を付けて ” と言いたい。次の被害者を出さないこと。それが一番にやりたいこと。


ほらね。結局はこうなる。訴訟問題に巻き込まれたくないのは分かる。私だって、だれかに、「訴訟を起こすから証明して。」と言われたら、「えっ!!」ってなってためらうと思う。でも、そんな問題が起きた人なんて周りにはいないし。(もし、いたとしても、大っぴらにしていないからわからないだけ?)だけど、正しいことをしないと自分の心が痛む。今後生きていくのに違和感が生じる。私だったら。私だったら本当のことを言う。


だから医療に関しての訴訟は難しいと言われたのだ。分かっていたけど、実際にそうだった。

(本当は簡単なのに。事実を言うだけでいいのに。こんなに簡単なことはない。)


剛田先生もやっぱりダメか。ちょっとがっかり。

やっぱり、みんな自分がかわいいものね。余計な問題には巻き込まれたくない。平穏無事に過ごしたい。


でも、他人の心は変えられない。剛田先生の心は変えられない。無理やり変えることはできない。私が変わらなければならない。それに剛田先生には、ここまでお世話になったのだから、猪熊のせいで嫌な思いはさせられない。これから歯科医としてやっていくのにやりづらさを持ってほしくない。



本当におかしな世界。他人に障害を負わせたって弁護士を雇って「やってませーん。私、歯なんか折ってませんよ。」って言えばそれで済むのだ。それも、誰にも知られないように秘密裏に処理すれば。何もなかったことになる。(本当はならないけど)

そういえば剛田先生も言っていた。「歯科医師会で弁護士を雇っていると思うから大変なんじゃない。」って。やっぱりね。そうなんだ。どんなひどいことをしても歯科医師って守られるようになっているんだ。でもそんなことをしていたら次の被害者が出るじゃない。決して良いことなんかじゃない。隠したって。助けたって。タヌキおじさんとその仲間たちだって、猪熊さんに治療をお願いするかって言ったら、そんな歯科医院になんて行かないでしょ。家族にだって、知り合いにだって「あの歯科医院には行くなよ。」って言うはず。それなのに自分に関係のない人たちはどうなってもいいってことですよね。自分だけお金が手に入れば。


どんな手を使っても勝つことだけが目的なんだなー、この人たち。勝率何パーセントだったら良いのかな。あー、違った、違った、その前に、お金って目的があった。


この人たちにとってお金は、麻薬並みに価値があるのだろう。それが全て。自分自身に魅力がないので、お金を持っていないと誰にも愛されない。お金がないと誰も寄ってこない。お金がないと誰にも尊敬されない。お金がないと自分に力があると感じられない。お金がないと自分には価値がない。お金がないと威厳を保てない。お金がないと自分に自信が持てない。お金がないと自分はダメなやつ。

ちゃんとわかっているじゃない。だから自分にはお金が必要だって。今、あなたの周りにいる人たちは、あなたの金が目当てだから、お金が無くなったらあなたの価値は何もなくなっちゃう。そうよ、そのままのあなたじゃ、何の価値もない。だから、どんなことをしてでもお金が必要なの。

でも、そんなにお金に執着していても、ちゃんと入ってくるなんてすごい。執着も、度を過ぎると、執着ではなくなるのだろうか? それが謎である。


それと、そんなに権力を欲しがるのは、あなた方の中のエネルギーが不足しているからだって。カラッカラに。砂漠のようにバッサバサ。なので、どんなに権力を持っても満足することはない。次から次に、もっともっとと欲しくなる。自分でエネルギーが作れない。湧いてこないので、自分の周りにいる、自分より下の立場にいると感じている人(本当は、そんな人などいないのに)から無理やり、奪い取らないとならない。他人をコントロールし、自分の都合よく動かし、支配することで快感を得ることができる。

自分より、弱い立場にいる(と思われる)人に、罪をかぶせ、嫌がらせをし、恐怖を植え付け、いじめをし、遠慮させる、我慢させる。それで、快感を得ている。


あなたたちは “ エネルギー・ヴァンパイア ” である。


強さの象徴と言って、ある動物を事務所の象徴にしているが、それだって自分に自信がないから、なんらかの象徴が欲しくなる。本当の自分は弱いことを知っているから、強い者へのあこがれである。だから象徴をつくって、それにしがみつきたくなる。

本当の強さって何なのかを知っているのだろうか? 近藤さんは。強さとは権力を使って他人をねじ伏せることだと勘違いしている。そんなの全然強くない。本当に強い人は自分の間違いをきちんと認めることができる。優しくて、しなやかである。

 この人は暖かさも、思いやりもない。繊細でもない。気遣いも出来ない。謙虚さなど微塵もない。全く持って誠実な所など一つもない。他人などどうなってもいいと思っている。想像力が全くない。そんな人が弁護士を名乗り、強さの象徴だと言っているって、どうだろう?



~ 

なぜか? 子供の頃から皆に嫌われていた。 

「近藤君はいじわるだから、一緒に遊ばない。」

「性格が悪い。」

「チビ、デブ、ブサイク。」

「くさーい。」

「汚いから、こっちに来るな。 バイキン、バイキン。」

「運動ができなくて、カッコ悪い。」と言われてきた。

親にも愛されてこなかった。一度も褒めてもらったことがない。いつも「ダメ、ダメ、ダメ」と卑下されてきた。

私は、自分がダメなやつだとわかっている。だからといって、このまま終わりにしたくはない。スポーツは何をやってもダメだけど、有り難いことに勉強だけはできた。なぜなら、遊ぶ友達が誰一人いなかったので、いつも勉強ばかりしていたからだ。

だから大人になったら弁護士になって、みんなを見返してやろうと思っていたのだ。弁護士になって、力をもって、私をバカにした者たちをひれ伏させてやろうと思ったのだ。もちろん、金も手に入れ、ありとあらゆる高級品を所有してやる。弁護士になって金持ちになれば、女だって、誰だって寄ってくる。みんなに尊敬してもらえる。自信がみなぎってくる。みんなが普通に持っているものは何でも手にしてやる。金と権力があれば何だって手に入る。いや、入れてやる。そして、みんなが羨む生活をしてやるのだ。そのためにはどんな手も使ってやる。私をバカにした者どもよく見ていろ!

                   ~



この人たちのやっていることって本来の目的からずれていない? 正しい人がちゃんと助かるように、嫌な思いをしないように、それが少しでも軽減できるように、損をしないように(言いたいことはもっとある)することじゃないの。それが弁護士なんじゃないの?それが逆になっているのはどうしてだろう? 「お金を払ってくれれば誰でも助けますよ。嘘もつくし、ごまかしもするし、本当は歯を折っていたって折ってないことにしますよ。どんなあくどい手でも使って上手く逃げられるようにしてあげますよ。だから、さあ、早くお金を払って、払って。早く、お金払って。」

本当に嫌だ。気持ち悪くて “げー” って吐いちゃう。



この弁護士のマニュアルは大昔の人が、勝手に自分たちのやりやすいように作ったマニュアルなだけで、本当に良いマニュアルかどうか、正しいマニュアルかどうかも分からない。本当に皆のためになっているのだろうか? このマニュアルに従順に従うことが良いことだと刷り込まれているだけ。そんな事にも気づいていない弁護士たち。誰が作ったのかもわからない、本当にそれが正しいのかもわからない、今の時代に合っているのかもわからない、このマニュアル。でも、昔からこのマニュアルでやってきたのだから、みんなその通りにやっているのだから、そうするべき、それが正しいと信じてしまっている。何の疑いも持たないし、疑おうと思ったこともない。そして、それを代々受け継ぎ、上から教えられ、「そうやれ」と指示され、自分の頭も凝り固まっていく。そして後発の者にも同じように教えていく。怖いことです。すごい概念、観念、思い込み、習慣。

真実を捻じ曲げ,噓をつき、誤魔化し、嘘の推奨をする。依頼を受けたからには、どんな手を使っても犯罪者もほう助する。それって本来あるべき姿なのだろうか?

そうは思わない。まともな頭と心を持っている人ならそうは思わない。


簡単にわかるものを、わざわざ複雑化し、難しくするし。

わざと難しくすれば「あー、俺って有能。今日も難しい仕事をしてやったぜ。」って充実感が味わえるのだろうか? 証明、証明、証明って。わざと複雑化すれば自分が有能に感じられる? やった感が出る? だから、「ああでもない、こうでもない。」と時間をかけ、手間をかけ、充実感を出す。本当に出来る人なら、時間をかけず、サッサと仕事を終わらせる。本当にできる人なら、サッサと仕事が終わるはず。真実が何たるかがきちんと見えているから。それをやるだけ。


「証明をしなくちゃならない。」って。いいですよ。証明ならいくらでもできますけど。

では、そちらは歯を折っていない証明は、果たしてできるのでしょうか? カルテを改ざんしたって(もう当たり前にやっているだろう)、スタッフを丸め込んだって、悪徳弁護士に弁護を頼んだって、事実は変わらない。


こんなことを言うと必ず反発する人たちが出てくる。そっち側の人たち。同じようなことを考えている人たち。同じようなことをやっている人たち。顔も名前も出なければ、一人じゃ何もできないけれど、同じ反発する仲間がいれば攻撃してくる人たちがいる。そんなことしたって、自分が嫌な気分になるだけなのに。自分が損するだけ。全員にとって良くない。誰も得する人なんかいない。でも、面白がってやっている。


私は自分の中をクリアにしておこう。中にあるものは外にもある。時間もエネルギーも余っているのなら、自分の成長にために使う。自分の心がキラキラと輝くこと、自分の魂がキラキラ輝くことをする。そしてそれでもまだ暇で時間とエネルギーが有り余っているのなら自分の周りの人たちが笑顔になれること、喜んでもらえることをする。それでもまだ時間とエネルギーがあるのならボランティアをする。何か良いことをする。自分の心がキラキラと輝くようなことを。

知り合いにも、そういう話をしたら「あいにく、そういう人たちは、そっちの方向は向かないんだよ。みんなが正しい方向を向けば、世の中良くなるのにね。」だって。


でも、多分通じない。この人たちには理解もできない。まだ、低い次元での遊びを楽しみたいから。


 

あんまりうるさいことを言うと私が消されることになる。猪熊や近藤に。

事故に見せかけて、わからないように殺されることなんてよくある。この人たちだったら何でもやる。

近所のおまわりさんに言っておこう。「何か困ったことはありませんか? 何かあったら何でも言ってくださいね。」って言ってくれたから。

「私に何かあったら、この人たちを疑ってください。」って言っておこう。

周りの人たちもみんな知っているから、みんなも疑ってくれるだろう。きっとタダでは済まない。

この人たちが直接、手を下さなくても、別のフィクサーに依頼するかもね。

そして、またこう言うのだろう。「殺していませんよ。」弁護士さんはそう一言うだけで何もなかったことになるのだ。

これがこの世界。この逆転の世界。この三次元の世界。

でも、どちらにしろ全て幻想なのだから、どうでもいいか。何の問題もない。



でも、弁護士ってなんで、あんなに偉そうにしているのだろう? 弁護士って、そんなに偉いの? 意味不明?

いつからそんなに偉くなるんだろうね。試験に合格した、その瞬間?

弁護士だって、アルバイトだって、パートだって。同じだと思うのだけど。

職業によって、その素晴らしさは変わらない。

それより、どんな仕事でもプロフェッショナルな仕事をしている人の方が断然イケてる。ちゃんと自分の仕事の本質を理解していて、それをやりこなしている人達。真摯に自分のやるべきことをやっている人たち。

本当に素晴らしい人たちは確かに存在する。その人たちのどんなに美しいことか。 

わかっているのと、わかったつもりって言うのも全然違うし。この弁護士たちみたいに、わかったつもりで何でもかんでも自由にされても困る。凄い勘違い。醜いったらありゃしない。自分たちが勘違いしているなんて思っていないことが一番の勘違い。凄い思い込み。だから正しい人たちが迷惑している。


弁護士だからって全員が全員、仕事ができるかっ?て言うと、答えは No!!

何で弁護士にだけ、そんなに力を持たせるのだろう? だから、弁護士全員が勘違いする。自分たちはすごいんだって。(何がすごいのだかわからないけれど)やりたい放題にやるようになる。どうして弁護士は 

“ノーリスク ハイターン” なんだろう。

“ハイリスク ハイリターン” だったらわかるけど。

だから、何でもかんでもやりたい放題。

そんなに力を持たせるのだったら、莫大なリスクも持たせるべき。嘘をついたらペナルティーを課すべき。

他人の人生を狂わせることをやっているのだから、そんなの当然でしょ。正しい方に損害を及ぼすことがあったら、その責任を弁護士が負うくらいのことを す・る・べ・き 。

まんまと犯罪者を逃がし、嘘をついて、正しい方に損害を出しているのだから、あ・な・た・た・ち・が。

その分を賠償しなさいよ。


正しい方に被害が及ぶことをしたら、そのように導いた、その責任を弁護士がとるべきだ。

依頼者だったら誰でも助けるなんておかしい。犯罪者まで ― お金のために ― 助けるなんて間違っている。もう一度言う、 間 違 っ て い る 。なぜ、助かるべきではない人が助かるのか? 「悪いことをしたなら、賠償しなさい。」って促すならわかるけど、弁護士自身が嘘をつき、ごまかし、隠し、正しい方を脅す。正しい方に損害を与える。それって本来の仕事からズレてない? ズレているどころではない。マジ それこそが犯罪である。そんなことやっているんだったら弁護士なんていらない。そんなことをやる弁護士は、全員辞めていい。っていうか、辞めてよ。私や、他に同じような思いをしている被害者さんたちに、治療費と賠償金、慰謝料、その他もろもろの諸経費を全部払うべきだ。返却するべきだ。そして、免許剝奪、悪事を働いて得た財産も全部没収。被害者さんたちに全額支払って残った分は、ユニセフや赤十字などの頑張っている団体に寄付をすればいい。だって、どっちにしろ、悪事を働いて得たお金でしょ。私の件以外にも必ずやっている。他の正しい人たちにもね。1つで終わるわけがない。1回やったなら何回もやっていると誰でもが思う。そんなお金は、彼らが手にするべきものではないし、手にできるはずがない。全く、どこまで図々しいのだろう? よくそこまで鈍感でいられる。


前例が必要なら、ほら、ここに良い前例となる人たちがいるじゃない。

近藤小介弁護士と、その子分たち。塩田&塩田コンビ。この人たちを前例にすれば良い。

絶好の前例になるんじゃない?

実際に、名前を出して、私に脅しの手紙を送ってきたのは、塩田&塩田コンビだから、彼らにも責任を取ってもらって、手下の失態は近藤親分? 近藤組長? の責任だから、タヌキおじさんにも、もっと重い責任があるはず。責任を取っていただきましょうね。


それと、私以外にも同じような目に合わせた人たちへの賠償もよろしくね。

ちゃんとした人たちが、みんなこのような嫌な目に合っている。この世界って逆転してしまっている。それを正そうとする人っていないわけ? 一人ぐらいいてもいいんじゃない?


今は逃げおおせても、いつかは責任を取らなければならない時が来る。その時になって泣かないでね。文句を言わないでね。「なんで俺だけが…」なんてセリフは吐かないでね。


こんな悪事をはたらいていたら、

猪熊さん、あなた、事故に遭って、両手を切断したり、使えなくなったりするかも。

近藤さん、あなたのセキュリティ対策万全のコンクリートのビルが爆発して、みーんな吹っ飛んじゃうかも。

強さの象徴と言っている動物の銅像も一緒に吹っ飛んじゃうかも。いいじゃない、今度は自分にそっくりな、でっぷりと太って、おなかの出っ張ったタヌキの銅像でも建てれば。タヌキは “ 騙すことのシンボル ”ですって。 “ ずる賢い人をさす ” ですって。ほら、近藤さんにぴったり。タヌキの銅像を建てればいい。もし、あなたが吹き飛んでいなければね。


こんなことは起きて当然。あなたたち、もっと悪いこと、これ以上にひどいことを沢山しているのだから。


人間の想像のできることは現実化する。本当に現実化してもおかしくはない。

でもそんな事、起きたって、起きなくたってどっちでもいい。そんなことが起きたって、私が得するわけじゃないし、どうだっていい。あなたたちの結末なんて知りたくもないし、本当どうだっていい。

どちらにせよ、この件に関して、私の手はすでに離れた。


フォーカスは悪い事(人)にではなく、良い事(人)人にする。

マザーテレサと同じく “ 反戦集会には行かないけど、平和集会には行くわ。” という主義。意識を向けたことを引き寄せてしまうから。悪い事(人)ではなく、良い事、幸せを感じることに目を向ける。こんな人たちに対立するつもりもない。対立は対立しか呼ばないから。こんな人たちを相手にしたって自分が損をするだけ。

 

おかしな人たちには関わらない、関わらない。その方が得。どんなに嫌な目にあっても。自分の波動、自分の周波数が下がるほど怖いことはない。この人たちと同じレベルまで下がりたくないし、下がれない。下がるつもりなどない。同じ土俵に上がるつもりなどない。同じ舞台に上がるつもりなどない。もうすべて放っておこう。

何も問題はない。全ては幻想なのだから。三次元の幻想なのだから。



 風の時代に入り、地球の波動は上がっている。悪事は必ず暴露される時代。それでもまだお金を積み悪事が露見されないように助けてもらっているヤカラがいる。そしてお金が絡めばどんな悪事でも幇助するヤカラもいる。現にそれが存在するのだ。しかし悪より善の方が強い。いくら弁護士という立場を使い裏からバレないように善き者を脅してもそれがまかり通る訳がない。この小説のように普通の人が、ひどい事件、事故に巻き込まれることがあるかもしれない。しかし悪がうまく逃げおおせることがあってはならない。ちゃんとした人たちが幸せで笑顔でいられるようにこの小説を参考にしてもらえればうれしい。歯科医師はちゃんと選んでほしい。歯科医師だけではなく自分の周りにいる人は自分あった人を選んでほしい。みんなが幸せでいてくれますように。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ