水樹みねあの小ネタ集
エッセイ始めました。
気まぐれ更新になると思います。
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■ 丸出し系罪人 ~ち〇〇をさらけ出す人々~
はじめましてこんにちは、水樹みねあです。
私が専門学校に通っていたころの話なので、20年ほど前になります。
上野の美術館に行った帰り、不忍池を歩いていたところ、白いシャツに、グレーのジャケットを羽織ったおじさんが、
「500円でいいから、見ていかないか」
と話しかけてきたんです。
私は、何を見せるつもりなのかと戸惑っていると、自然にズボンを下ろして、おじさんの小おじさんを見せつけてきたんですね。
当時はびっくりして金を払わずに逃げ出しましたが、どうなんでしょうか、500円を払う人はいたんでしょうか。
もし、5人が500円を払ったらあのおじさんは2500円を、自らのプライドをさらけ出すだけで稼ぐことができたわけです。
同じ人かどうかはわかりませんが、池袋の公園でも見かけたことがあるので、あの当時は普通に丸出しでも問題なかったんでしょうか。
ま、警察を呼ばれて注意ぐらいはされていたかもしれません。
恥ずかしくないのかなと思うのは私の勝手で、むしろ、彼らは見てもらうことに快感を得ていたのではないだろうかと、今となっては思います。
知らない人に白昼堂々、恥部をさらけだすというのは、どれほどの快感だったのか。
しかも500円て。
捕まる危険もあっただろうに、それでもさらけ出さずにはいられないッッッ! 彼らの胸中には何があったのか。
私には知るすべもありませんが、あのおじさんたちは元気でいるのでしょうか。
ちなみに公衆の面前で下半身を露出するのは、公然わいせつ罪になりますので、良い子は真似をしないでくださいね。
20年前のある夏の日の思い出でした。