強制
もう、題名のねたがつきていた…。どうでもいいですね。すみません。
じっと見てくるフェニックスの親子。て、あれ?一匹しかいない?
「はぁ。あの子は」
そうフェニックスの母親が言うとぐるりと首を後ろに向けて。
ピィルルル
…ルルゥ
ピィルルルルルル!
…ピィ
「ほら、こっちが召喚獣のほうだよ。まったく」
黒色のフェニックスを差し出してきた。普通は燃えるような紅。だが、この色はどう見ても黒。いや、漆黒と表せれる色だ。目は深い海のような蒼。こんなに美しい目は初めて見た。いや、海の色って絵画の色しか知らないけど。
ともかくお嬢様とは違う美しさだ。
「それじゃ、子供は子供で遊ばせますか」
「そうね。言葉が通じなくてもなんとかなるでしょ」
『ほら、子ども達。って、もう遊んでいるか。もう混ざってる』
ピルルル。
わ"ん!ギァン!クゥン、ピルル
と騒がしい。まったう、うちの兄妹は。
「おい、そこの白いの。言葉、わかってるだろう」
黒いのが近づいてくる。
そこの白いのとはなんだ。まあ、名前がないが。というか兄妹全員白いだろうに。
「なんでわかった?喋っていないはずだが」
「まるで理解しているような気がしたからだ。まあ、勘だ」
へえ。凄いな。色ちがいが揃っていることが更にすごいが。
「君も召喚獣なんだろう?いつ、分かったんだ。私は先程まで知らなかったから、どう見分けるかも教えて欲しい」
「へえ。そうか。見分け方ね。簡単だ。自分じゃ見えないが体のどこかに模様がある。俺だとここだ」
そういうと片方の翼を広げる。そして、後ろを向いた。
「あ、ほんとだ。何だろう。この模様」
「それが印、だそうだ。母上が言ってた。なあ、お前、何歳だ」
いきなりなんだ?
「え?二歳…だけど?」
「ふうん。なら、お前今から俺の妹な」
「はあ?なんでよ」
「俺の方が年上だからだ。俺は五歳だぞ」
だからなんだよ。いや、わけわからん。
「だから何よ。」
「気に入ったからだ。駄目か?駄目でもお前は俺の妹だ。良いな」
ええ、なんか知らないが妹にさせられた……




