表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【TS】アホな幼馴染と異世界転生。俺は、錬金術を極める!  作者: 真弓りの


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
12/75

俺と譲のステータス

2018年3/13改稿

街から近いだけあって、たいしたモンスターも出ない。ここくらいなら一人でだってそう簡単には死なないから、譲に世界観を説明するにはちょうどいいだろう。



……あれ?



そういえばゲームでは全滅したら自分の部屋に戻されてたけど、その感覚で大丈夫なのか? ホントに死んだりしないよな?


不意に不安がよぎる。


でも当たり前だが試してみる勇気なんかない。


この森は基本的に安全だが、ごく稀に猪とか狼とかの強敵も出る。冒険者レベルが5くらいになれば怖くはないが、今エンカウントすると割とヤバイ。


俺一人だったらまだしも、譲も一緒だってのに、うっかり全滅したらマジで死んじゃいました、とかシャレにならない。リストを用心棒に雇って、連れて来た方が良かったのかも知れない。


俺が悩んでいる間に、気が付いたら譲はふらふらと森の奥に進もうとしている。どうやら見た事のない植物がもりもり生えてるのに気を取られているらしい。



「おい譲、あんまり動くな。てゆーかとりあえず一旦こっちに戻ってこい」


「なんでだよ。こっちに面白いキノコあるぜ、お前が来いよ」



だめだ。


軽く注意したくらいじゃ全然きかねえ。何も知らずに無邪気に「来い来い」と手招きしている姿にひとつため息をついて、俺は譲の方へと歩き出す。



「モンスターが出るかも知れない、危ないからマジで軽率に動くなよ」


「は!? え、ここなんかヤベーの出るのか!?」



急にピタリと動きを止めた譲にひとつ頷いてから、俺は二人分のステータスをチェックした。



ーーーりくーーー

HP 10

MP 10

体力 10

精神力   10

力   9

器用さ  10

賢さ 10

魅力 10

交渉力  11

疲労度 0


魔法   ファイア、

スキル 手当て

装備 木の杖(2)、布の服(2)



ーーーゆず ーーー

HP 12

MP 8

体力 12

精神力 8

力 12

器用さ 8

賢さ 8

魅力 16

交渉力 7

疲労度 0


魔法 ヒール、

スキル 格闘

装備 木の杖(2)、布の服(2)、ピアス(魅1)、花の髪飾り(魅1)




マジか。


俺はその場で崩れ落ちた。


中身は譲だとはいえ、こんなに見た目細っこい女の子に、HPも体力も力まで負けまくってるじゃねえかよ……! しかもスキルを見るに、どうやら元の世界での特徴を受け継いでいるようだ。


たしかゲームでの初期値は、疲労度以外オール10だった筈。


随分値が乱高下している譲のステータスに比べ、俺のステータスのなんと凡庸な事か。ザ・平凡とでも言いたい。


でも、男主人公の初期魔法は攻撃系のファイア、女主人公の初期魔法は回復系のヒール、ってのはゲーム通りか。譲はスキルに『格闘』なんてのもついてるし、なんとか二人とも戦う手段はありそうだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ