ポエム
【ポエム】
「私たちは声を聞いた時に恋に落ちた。
顔を知る前に想いが通じ合った。
名前を知る前にキスをした
名前も身分も偽りかもしれない。
世界からこの恋を否定されるかもしれない。
それでも……それでも、今の私の気持ちだけは本物だ」
「モナリザ。見るものによって表情を変化させる世界の至宝。君は、佇むモナリザを見るように目の前に広がる空に何を感じる?そして、どう見える?」
「言葉を探している。自分の心を届ける力を。単調な言葉でも人は生きていけるのかもしれない。考えない方が楽かもしれない。これは砂の上から1粒を探すような行為だ。それでも僕は心の在処を見つけたい」
「自分が何者か知りたかった
どこで生まれ、誰が本当の親で
母国はどんな国なのか
取り残された憎しみ
隠さなくてはいけない秘密
でももう自分が何者かなんて
どうでもいい
だってこの国で、僕が育った
この国で、君と出会えたから」
「あなただって本当は辛いのに
心を沢山沢山失ったのに
人から傷付けられて
でも
人を傷つけることはしなくて
きっと奪われて来たんだ
そして、これからも」
「受けた傷跡は消えることなく
それでも彼は話したいと立ち上がった
焼け爛タダれた半身は折れ
命も僅ワズか幾許イクバクか
伝えなくてはならない後世に
届けなくてはいけない明日に」
【命のポエム】
「死んだら生まれ変わる。これは間違いじゃないんだ。貴方の身体を分けていくと臓器、器官、組織、細胞、原子単位まで分けられる。その原子ひとつひとつが誰かの血となり肉となり、体の一部となり貴方は生き続ける」
「死んだらダメだ」「死んだら何も残らない」この言葉を私は心から軽蔑する。
死に救済を求めるしかなかった人間の最後の決断を否定する言葉を。
君はきっと知らないんだろうな。死を望むほどの傷を。
君の言葉を押し付けないで
波がすべてを奪ったあと、私たちはすべてを失った
夜になれば街に明かりはなく、新月の:夜に私の世界は真の闇に包まれた。それでも私は空を見上げた。月のない夜に星たちは輝く
死んだらなくなるだけ
死後の魂とか天国とか輪廻転生とかそういうの僕は信じてない
死が特別だなんてそんな事はなくて、太陽が登るのと同じくらい死ぬって日常の中にある
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。ありません·····そうやって私は何度も自分に言い聞かせた。
彼の死はロスによる盛り上がりを作るために仕方がなかった事なのだ。だからこれは殺人ではない演出だ·····。この世界の神によって作為的に奪われた命を、私は見て見ぬふりをした
【思想】
「私が今、問題にしているのは楽しいことは自分達で共有して、苦しいことは1人に押し付けて、そんなやり方で甘い汁を吸う権力者がいる事だ。武器を取るな。意見を持て
血を流さずとも革命をなせ。お前の言葉は時に羽毛より優しく、時に弾丸より重たい」




