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テーマなし詩集

自然体

作者: 歌川 詩季

 自然体を意識しすぎると、不自然になりかねません。

 悪い予感あたるけれど 皮算用はずれ

 収支と つじつまあわせ 西か東へ

 淡い期待のそのうえを 欲まみれの筆で

 ぬりつぶすのはかんたんと 知ったふうだね


 めた口を とっとと 閉じやがれ


 なんだよ おい! そのつら しゃっきりしな

 寝惚けたままでいるのには 陽も高い

 肩肘はらず 背すじをのばすんだ そいつが自然体



 できの悪い理屈たちと よくできた出鱈目(でたらめ)

 ふりまわされて踊れば 右か左へ


 ゆるんだ螺子(ねじ) さっさと しめやがれ


 ピンぼけした輪郭 くっきりしな

 かすれたままでいるのかよ 目が粗い

 意地など張らず 利き手をのばすんだ それこそ自然体



 肩幅で脚をひらいて やすめ して

 自然体と、天然は違うんでしょうね(苦笑)

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