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8話 残念イケメンのボーイズでラブな展開

 マイナス20度近くの室内で、自分だけが凍えているということがどうしても解せない春夜は現在、チビヤクザの衣服を無理矢理剥がそうとしていた。


 たとえ防寒着を脱がしたところで、サイズ的に自身が着れるわけではないのだが、チビヤクザが苦しい目に遭うのだったら一向に構わないと春夜は破く勢いで服を引っ張っていた。


「お前もその穢れた肌でこの異常な寒さを味わいやがれッ!」


「ちょ、やめ……アッ、そこは駄目やぁっ!!」


 伸びた服の隙間から肌を露出させるチビヤクザは紅潮した顔でなんとか春夜の手を引き剥がそうとするのだが、これは誰の得にもならなければ吐き気を催すレベルで酷い絵面である。


「──相変わらず楽しそうな事やってるね春夜くん」


 側から見れば店内で淫らな行為をやっているとしか思えない異常者二人に対して突如爽やかな声色と共に笑顔を振りまいて現れた一人の青年。


 彼は名を糸南(いとな)水月(みずき)といい、白銀に染まる頭髪と宝石のように光り輝く翡翠(ひすい)色の瞳はどこかの御伽噺(おとぎばなし)に登場する王子様を連想させる。


 そんな眉目秀麗な彼もまた春夜や凍呼と同い年で、高校一年の頃からこの波山羊町で暮らしているらしい。


 品性皆無な春夜とは違い、水月は容姿が優れた上に心優しき性格をしている為、お年寄りから子供まで幅広い年代の女性が彼の魅力の虜囚(りょしゅう)となっている。


 勿論それを良く思わない春夜は、たまに彼を『夜の営み好き』と呼称し揶揄(からか)っている。

 これは彼の名前である『いとなみずき』と『営み好き』をかけているのだが、当の本人はあまりピンと来ていない。


「……お、お前のその格好、寒くないのか?」


 春夜と同じ半袖シャツと長ズボン姿でありながら、この極寒の中、平然とした表情をする水月に絶句する男。


「何言ってるの春夜くん。僕だって寒いよ」


「いや、寒そうに見えねえんだけど」


「そりゃあ痩せ我慢してるからね」


 ブレ一つない爽やかスマイルでそう言い張る水月は本当に痩せ我慢だけでこの寒さに耐えているのか。


 仮にもここは氷点下の世界。

 痩せ我慢でどうこうできる次元じゃないのは春夜が身をもって証明している。


 だとすれば実は服の内側にカイロでも貼り付けて、我慢している風を装っているだけではないかと急に疑い出した春夜は、取り敢えず彼のシャツを一枚脱がし半裸にすると、唐突な持ち物検査を開始した。


「ちょっ、いきなり何をするのさ春夜くんッ!?」


「いいからジッとしてろ。今から痩せ我慢かどうか俺が確かめてやるから」


「いや意味がわからないよ! 何で僕の痩せ我慢が服を脱がす事に繋がるの──って寒っ!」


「はいはい寒いですねー。でもすぐに終わりますからねー」


 注射に怯える子供を取り扱うように、水月の服を次々と脱がしていく春夜の手捌きは実に鮮やかなもの。

 普段から他人の服を脱がす特訓をしていなければ、こうも華麗な服脱がしは通常、拝むことは出来ない。


「はい、次ッ次ィッ!!」


 結局、パンツ一枚になるまで服を脱がされ続けた水月は無様に真っ白な体を(さら)け出すわけだが、彼からはカイロを始め『あったかグッズ』の一つすらも確認出来なかった。


 それにしても鳥肌を立たせ、白い息を吐いて、なお爽やかな表情を保ち続ける水月の痩せ我慢がここまで凄まじいとは……春夜は口をポカンと開けて驚嘆する。


「……ねえ、これって春夜くんが僕の服を脱がせたかっただけだよね」


「語弊のある言い方はやめろ。俺はお前がカイロを隠し持っていないか確認しただけだ」


「こんな暑い日にカイロ持ってる人なんて居ないでしょ」


 持ち物検査というのは建前で、本当は水月の顔を寒さで歪ませたかっただけの春夜。しかし彼の魂胆は既に見え見えで、水月は呆れたように溜息を吐くと床に散った服を拾っては静かに着用した。


「そんで、お前らは何の用があってワッシの店に来たんや」


 春夜の寒い寒いという文句があまりに煩わしかった為、チビヤクザは店の商品である『安定器(あんていき)』を使い、現在の部屋の気温湿度を強引に捻じ曲げ、人にとって快適で過ごしやすい空間をつくり上げた。

 こうする事によって汗を垂らす必要もなければ凍える必要もないと、春夜は最初からこうしておけよとまた文句を垂れるのだが、安定器のお値段なんと30万円。

 それ程までに金と時間がかかる発明品を春夜の小言を封じる為だけに使うとは恐るべきアフロ店主。


 そしていつの間に防寒着を脱いだチビヤクザは柄物の半袖短パン姿になっていた。側から見ればただのチンピラ。


「あーそうだ。俺、ババアにペット探しを頼まれてだな、簡単に犬を見つける道具とか置いてねえか?」


 ここにはチビヤクザの発明品が千以上もある。

 殆どが使い道に戸惑うものばかりだが、一つくらいはペット探しにピッタリなアイテムもあるだろうと、春夜は店の商品を乱雑に扱いながら目的の品を探し出そうとする。


「おい、どれか一つでも商品壊してみろ。ワッシはお前に倍の額で金を請求するからな」


「数少ない貴重な客に対して倍の弁償金を払わそうだなんて、ぼったくり店主かお前」


「うっさいわ! こちとら既にお前のせいで30万もの損害が出とるんやぞ!?」


「知らねえよ、んなもん」


 元を辿ればチビヤクザが発明を失敗した所為で店内が極寒の空間となり30万の商品を使う羽目になったのではと、自分の責任を人に押し付ける店主を適当にあしらう春夜は店の商品を許可なく勝手に試用する。


 やはり夏出春夜には何かを言ったところで素直に聞き入れる人間ではないと心底呆れ果てるチビヤクザ。


 すると春夜に続き、次は水月がこの店に訪れた理由を話し始めるのだが……


「あのー、僕も右の乳首がずっと痒いんだけど、それを治す道具ってあるかなアフロ先輩」


 デリケートな問題で少し恥ずかしかったのか、水月は苦笑を浮かべながら右胸を服の上からポリポリと掻いていた。


 春夜のペット探しならまだ理解できたが、まさかこんな美男子の口から乳首が痒いという言葉が聞けるとは……

 特別な顔立ちをしている割には結構人間くさい悩みだなと、チビヤクザは彼に相応しい──というか小学生でも分かる解決策を直ぐに告げた。


「病院行け」


 そもそも何故、水月は乳首が痒いというのに皮膚科ではなく、こんな寂れたガラクタショップを訪ねて来たのか。

 理想と現実とではイケメンの質もだいぶ変わるのだなと、現実の方の残念イケメン二人にチビヤクザは幻滅していた。


「そ、それが病院の薬じゃ全く効果がなくてね。一応、市販のも試してみたんだけど、これも駄目で」


「そうか、なら別の皮膚科を探すんやな。少なくともワッシの店には乳首に優しい品は置いてへんで」


「あ、あはは……そりゃあそうだよね」


 乳首に限った話じゃないが、痒い部位をひたすらに掻き続けるとその分、治りも遅くなる。

 おそらくはそんな事を繰り返して水月は今も尚、乳首の痒みで苦しんでいるのだろうが、変に期待をされても困る為、ここは正直に乳首系の発明品を置いていないことを告げたチビヤクザ。


「おい水月、乳首が痒くなり始めたのっていつからだ?」


 男の乳首事情を店の商品を漁りながら聞いていた春夜は、手に持った品をひとまず棚に置くと、水月の元へと近づいた。


「え、えっと確か二週間くらい前だったかな。急に右乳首が痒くなって、最初は()(おさま)るだろうと思ってたんだけど、日が経つごとに痒みも増して……それで今に至るって感じかな」


「ほほう、日が経つごとに痒みが増すと……どれ、見せてみろ」


 春夜はそう言うと水月のシャツを手早く(めく)り、彼の右胸を指でなぞりながら真剣な顔つきで凝視する。


 たしかに水月の乳首は左に比べ、右の方が真っ赤に腫れ上がっているが、それは指で掻いて出来た跡なのだろう。

 流石に目で見ただけではこの症状についてなんとも言えない春夜は、水月の右乳首に鼻先をつけると匂いを嗅いだ。


「──んっ!? ちょ、これ物凄く恥ずかしいんだけど……春夜くん」


「すんすん、すんすんすん……お前、男のくせに甘い香りするんだな。シャンプーの匂いか?」


「えっ、春夜くんはいつもシャンプーで体を洗っているのかい!?」


「そんな訳ねえだろ」


 これが世間一般で言うボーイズでラブな展開なのかと、顔をみるみる紅くさせる水月は身体を触れられて満更でもない様子。

 いくらイケメンのイチャつきでも突然のBL展開は、頭が追いつかないのか、青ざめた表情でバケツを両手で持つチビヤクザは吐く準備をしている。


「おい馬鹿二人ッ! ワッシの店でそないな事すんの今すぐやめい! BL禁止! ホモプレイは今すぐ禁止やッ!」


「ああっ? これのどこがBLだ、俺にそんな趣味ねえぞ」


 チビヤクザの聞き捨てならないセリフに、水月の胸から顔を離した春夜は鋭い眼光をアフロに向ける。


 しかしこれをどうしたらBLでないと捉える事が出来るのだろうか。しおらしくなってしまった水月を尻目にチビヤクザは更に唾を飛ばす。


「どこをどう見てもBLやないか! 普通はなぁ、男が男の乳首を嗅ぐなんて事、絶対にせえへんのやぞ!? というかそれに疑問を持たんお前はまず頭がおかしい! いや元からおかしいか」


「ああッ? 頭がおかしいって、自分の姿を鏡に映してからもう一度言ってみやがれ! 何だこのアフロは! 今すぐ(むし)り取ってハゲにするぞこのアフロ!」


 頭がおかしい奴(髪型)に頭がおかしいと言われ、イラッとくる春夜は、彼の象徴とも言える巨大なアフロを右手で鷲掴むとそのまま後ろに引っ張る。


「あいだだだだだッ!! も、もう既に毟り取ってるやないか! や、やめろッ!」


「やめねえよ。目障りなんだよこのアフロ」


「クソったれ春夜がッ! ワッシのチャームポイントをこうも容易(たやす)(けな)しおって!」


「チャームポイントじゃなくて指摘ポイントの間違いだろ。見てるだけで暑苦しいわ。丸刈りにしろ丸刈りに」


 いくら店内の気温が快適になったとはいえ、外に出れば灼熱地獄。

 そんな暑い夏の日にこのデカいアフロは常識外れで周りに精神的苦痛を与えるものだと一般的な考えを述べる春夜。


「あのー、言い争ってるとこ悪いんだけどさ。春夜くん、僕の乳首について何か分かったの?」


 男二人の前で乳を曝け出し、その上匂いも嗅がれた。

 あれだけ恥ずかしい体験をしたのだ。痒みの原因の一つや二つ教えてくれなければ割りに合わないと水月は赤面した顔で春夜に聞く訳だが……


「まあ、波山羊町は山ばっかだからな。珍しい虫にでも刺されたんだろ。あと3日も放置してりゃあ治るぞ、多分」


「放置で多分治るって……随分適当じゃない?」


「そりゃあ俺、医者じゃねーもん。肉眼で見たところで分からんものは分からん。ましてや専門的な知識もあるわけでもねえ」


 じゃあさっきの時間は本当に何だったのだと春夜のいい加減な言動に頭を抱える水月。


「でもまあ、本当に痒くて辛いって言うんなら、その右乳首は切断しろ。痒さより痛みが勝るから」


「それは論外だよ」


 乳首を切断だなんて考えただけでもゾッとする事をなぜ春夜は平然な顔して言えるのだろうか。水月は咄嗟に右胸を手で隠した。


「なあなあチビヤクザ、これって犬探しに使えねえか?」


 水月の乳首にすっかり興味を失くした切り替えの早いこの男は、棚から年季の入った茶色い革手帳を持ってくるとチビヤクザに差し出した。


「んあ? これは確か『強制手配(きょうせいてはい)(ちょう)』か」


 チビヤクザの発明品の一つ『強制手配帳』。

 一見ただの古びた手帳だが、対象者の細胞、即ち髪の毛や皮膚、又は血液などを何も描かれていない(ページ)の上に置くことで、対象者の顔と現在の居場所が即座に浮かび上がるストーカー歓喜のアイテム。

 迷い犬は勿論のこと、気になるあの子の所在すらもリアルタイムで表示されるのが強制手配帳の良いところだ。

 因みに効果時間は10分で、効果が失われた瞬間にその頁は跡形もなく消えてしまう。


「これがあれば犬探しも楽勝だろ?」


「まあ、楽にはなるやろうが、犬の毛とか持っとるんか?」


「ふっふっふ。俺の用意周到さを見くびるなよチビヤクザ」


 春夜はズボンのポケットから手のひらサイズのビニールを取り出すと、その中にある灰色の毛が2本、自慢げにチビヤクザに見せた。

 おそらく犬の写真と一緒に飼い主から毛を預かっていたのだろう。


「ところで春夜、金は持ってきたんか?」


 強制手配帳を使用する気満々な春夜に、あくまでこれは店の商品、使うならまず金を払ってから使えとチビヤクザは春夜に掌を向けると店主としての役割を果たそうとする。


「どうせ法外な値段なんだろうが聞いておく。いくらだ?」


「──120万円」


「お前、はっ倒すぞ」


 安定器が30万と高値だった為、手帳も30万近くの値段がするのだろうなと腹を(くく)っていた春夜。しかしまさか4倍の値段を提示させられると思わなかったのだろう、反射的にチビヤクザのアフロを毟ってしまう。


「何でこんな手帳が120万もするんだよ!? 需要と供給とか言われてもこれは流石に納得できねえぞ! そんな馬鹿みたいな値段つけてるから誰も店に寄り付かねえっていい加減理解しろアホ店主!」


「誰がアホ店主や、このアホ客! ワッシの発明品はなぁ全てが『本物』なんや! 消費者を必ず満足させる『本』当に素晴らしい『物』! 相応の値段つけて何が悪いんや!」


「いくら質が良くても買う人が居なかった本末転倒だろうが! もっと安くしろッ!」


「仕方ないのぉ、じゃあ100万円」


「たった20万しか値下げしてねえじゃねえか!」


「──ぎぃゃあああああああッ!!」


 20万の値下げはかなり大きい筈なのだが、元が120万なだけに全く下げられている感がないと、春夜は瓦を割るかの如くアフロに手刀を繰り出した。

 頭蓋骨には届かなかったが、アフロの中心に綺麗な裂け目が出来たことでチビヤクザは怒りと悲しみが混じった咆哮を上げる。


「春夜くん、これ買うの?」


 いくら値引き交渉に成功したとしても、犬探しに100万を費やす価値があるのかと、ごもっともな意見を出す水月。

 それに自分が飼っている犬ならまだしも、見ず知らずのおばさんが飼っている犬を探し出す為だけに100万だ……


 19歳には優しくない商品価格に春夜は上唇を噛みながら頭を悩ませる。


一刻(いっこく)も早く犬を探さねえと、俺が熟女の下着を盗んだって事が町全体に広まっちまうからな。それに母さんに知られたら冗談抜きでヤバい。背に腹は代えられねえ」


「下着を盗んだ? ……春夜くん、欲望には相変わらず忠実なんだね」


「ちっげえよ! 誰が好き好んで50過ぎのババアの下着なんて盗むか!」


 普段なら絶対に引き受けないであろう犬探しを何故春夜が受けていたのか、断片的な情報だけでそれを理解した水月はクスクスと微笑んだ。


「…………ああッ仕方ねえ!」


 遂に心を決めた春夜はズボンの後ろポケットから膨らみのある白封筒を出すと、そのままレジカウンターに叩きつけて『買う』の一言。


「この中に丁度100万ある。これで文句ねえよな」


 汚名は一度広まれば一生消える事がない、ならこの場限りの100万円など安いもんだろうと曇りなき(まなこ)でチビヤクザを見つめる春夜は一体どこでこの大金を手にしたのか。


 念のため言っておくが夏出春夜は19歳、且つ無職だ。


 そのような男が100万円、しかも現金で用意できるなど普通ではあり得ない。

 では何故このような金を所持しているのか、それはずばり夏出春夜は金欲しいさのあまり銀行を襲った……などと最悪な想定をする水月は顔を真っ青にしながら友達として口を挟んだ。


「春夜くん……駄目じゃないか、強盗なんてしたら」


「だから、ちっげえよ! この前宝くじで当てたんだよ!」


「ああ、なるほど」


 いやそこは成る程で納得しちゃいかんだろと言いたいところだが、春夜はこう見えて金に関しての運だけはかなり良い。

 それはもう宝くじを1枚買えば3等以上は必至で、賭け事についても幸運の女神が常に春夜を贔屓し、微笑むどころか大笑いしている為一切負けなし。


 故に春夜の並外れた金運度を高校時代から目の当たりにしてきた水月はすぐに納得するわけだが、金に困らなすぎる男に若干引いていたりもしている。


「うっほぉっ! 毎度あり毎度ありぃー! 購入後の返品交換一切受け付けませんのでご了承くださいなー!」


「そういうのは購入前に告げるもんだろ、このぼったくり店主が」


 たとえ閑古鳥が鳴いている店であっても太客さえ居れば店が潰れることは絶対にないと、チビヤクザは(ふところ)が潤ったことで哄笑(こうしょう)していた。


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