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49話 テーザー銃

「うっ、うう……ゴホッゴホッ!」


 しばらくの間意識を失っていた多央は目を覚ますと、部屋のベッドで寝かされていることに気づいた。


「目を覚ましましたか。良かったです」


「……頭がズキズキするぜ。あれ、君は確か」


「ミズキです、糸南(いとな)水月。改めてよろしくお願いします多央さん」


 多央の隣で、頬の傷口から鯖を吐き出し続ける水月が、平然と挨拶を口にする。


「よろしく水月くん……それよりその傷、大丈夫なのかい?」


 重い体を無理やり起こし、水月の身体の異変に目を向ける多央。部屋一面に広がり、扉の外にまで侵食する魚たちを前に、彼は頭の整理が追いついていない。


「あはは、生臭いですよね。ごめんなさい、これを止める方法は、現在模索中でして。小春ちゃんには何もせず安静にしてと釘を刺されているので僕にはどうにも……」


「別に気負う必要は……ってそうだ、思い出したぜ。僕はあの二人の喧嘩に割って入って、それで意識を失って……二人の様子は? まさかまだお互いを傷つけ合って……だとしたら僕は美春ちゃんになんて説明をしたら、ゲホッゲホッ! あ、合わす顔がないぜ」


 自分が何故別室のベッドで寝かされていたのか、その経緯をたった今思い出した多央は、春夜と小春が大怪我を負っていないか水月に確認をする。


「心配しなくても大丈夫ですよ。僕たちが体を張って止めたおかげで、二人はすぐに喧嘩をやめました。小春ちゃんは僕の傷に効く薬を探しに薬局へ行き、春夜くんと凍呼ちゃんは、貴方のスーツを壊したと思い込んで、ネジを買いに行くと言って家を飛び出していきました」


「そっか、それならよかったぜ。けど、わざわざネジを買いに行かなくても、僕の宇宙服は見た目以上に丈夫なんだぜ」


 多央の着ている宇宙服がどういう作りをしているのか、それすらも分からないのに、ただネジを買いに行く春夜たちは素でやっているのだろうか。

 ネジだけで構成された生命維持装置は聞いたこともないが……


「しかし意外だぜ。あの子が投げたテレビで気を失ったとはいえ、彼が僕を思って行動してくれているだなんて」


「あはは、ああ見えて春夜くんには結構良いところもあるんですよ。普段は毒ばかり吐き散らしているせいで周囲から叩かれていますが」


「その毒が小春ちゃんを激昂させるに至ったのかな」


 数日この家で過ごして、二人の性格を少しながら理解した多央。

 春夜は自分から喧嘩を売りにいくタイプだが、小春の性格は温厚で誰に対しても分け隔てなく接する心優しい子。

 つまりは大喧嘩に至った原因は十中八九、春夜にあると踏んでいる多央だが、その詳細についてはよく分かっていない。


「水月くんは彼と仲が良いんだよね。その、聞いてたりしてない? 二人が喧嘩した理由だったりとか」


「さあ、僕には教えてくれなかったですね。ただ喧嘩して墨生活になったことしか。多分凍呼ちゃんも同様だと思います」


「家族間で発生した問題は、たとえ友人であっても伝えづらいか。僕は妹と年が離れてるからそういった経験をした事がなくてさ。ここまで凄惨な喧嘩は求めてないけど、口喧嘩とかは多少の憧れがあったりして。はは、自分で言ってておかしいぜ」


 喧嘩に憧れる多央は別にヤンキーを目指している訳ではない。普段なら口にできない本音を引き出してくれることに喧嘩の良さを見出しているのだ。

 衝突の瞬間、自分が何を大切に思っているのか、何に苛立ち、何を譲れないのかが鮮明になる。相手の思いも、怒りや悔しさの中に隠れているから、ぶつかり合うことでその真意が見えてくる。

 お互いに傷つけ合いながらも、その痛みの中で理解が深まり、結果として関係を強くすることができる。

 そういった目に見えないものに対しての憧れを各理多央は持っていた。


「おかしくないですよ。僕もそうあるべきと、常々思ってますから」


 水月は一瞬、表情に陰りが差した。まるで心に重い何かがのしかかったかのように顔が曇る。その変化を多央は見逃さなかった。


「水月くん……もしかして、君にはお兄さんがいるんじゃないか?」


「えっ……!? どうしてそれを?」


 多央の口から「兄」という言葉が出た瞬間、水月の瞳が大きく見開かれた。


 多央は咳払いし、少し考えるような間を置いてから口を開く。


「ああ、7年くらい前だったかな。今の君によく似た少年に会ったことがあってね。ほら、君の顔は特徴的だろう? 最初、君を見た時は思わず目を疑ってしまったけど……よく覚えているよ。場所は確か、北アフリカの方だった」


「北アフリカって……砂漠が広がるあの場所で? 兄はどんな様子でした?」


「どんな感じか……正直、君に言うのは気が引けるんだけど……」


 一瞬、言葉を選ぶように視線を落とし、それから静かに続けた。


「彼からは、心の温かみというものを一切感じなかったぜ。人をまるで実験材料のように扱う非人道的な言動。正直、どういう生き方をしたらあそこまで冷たい人間になれるのか、恐ろしくなったよ」


 水月は小さく息を呑む。そして、静かに目を伏せた。


「……やっぱり、間違いないですね」


 水月は後ろめたそうに口をつぐみ、伏し目がちに申し訳なさを滲ませた。


「兄と出会ったということは、何か危険な目に遭わされたのでは?」


「……うん。あの少年は相手を選ばず、それが幼い子にさえも、必ず毒を植え付ける。けれど、彼が僕を狙った理由は別にあったらしくてね。幸い、体をいじられたりはしなかったぜ……まあ、いくつかの臓器は、もう使い物にならないんだけど」


「……本当に向ける顔がないです」


 多央がこれまでどういう生き方をしていたのか、若年の水月には分かりかねることだが、それでも彼がこのようなスーツを着なくてはならなくなった原因は少なからず、自分の身内にあると悟った水月。


 しかし水月自身は何も危害を加えていないのだから、多央はそれを咎めることはなく、咳き込みながら笑いかけた。


「いいよいいよ僕の体なんて。どのみち『宝玉』の所為で蝕まれてたんだから」


「宝玉?」


 まさか多央の口からその言葉が出るとは思わなかった。

 蘭丸から事前に情報を得ていた水月は、多央が『金色(こんじき)の宝玉』を収めるための『箱』であることを知っていた。その事実を知る者は限られており、何より多央は自身の安全を守るため、口外はしていないはずだった。それなのに、出会って間もない水月に口を滑らせるとは……

 水月は敢えて知らない素振りをして、宝玉について訊いた。


「本来ならこれは伏せるべきことなんだろうけど、君があの時の少年と繋がりがあるなら…………それに妖怪に対する理解もあるようだし」


 多央はそう告げると、災禍を招く不吉な物体を自身の肉体に封じた経験を語る。


 各理多央の家系は代々、妖怪や、人の手に渡ってはならない妖具を管理している。その中でも、多央の中にある宝玉は軒並み厄介で、肉体を媒介にしなければ封じる事はできない上に、適応できる人間が限られていた。


「──ああ、宝玉というのは簡単に言うと、災厄を呼び寄せる鍵。とはいえ、あまりにも古いものだから、具体的な使い道はわからないんだぜ」


「……鍵といえば聞こえはいいですけど、でも貴方はその宝玉の所為で体を蝕まれてるって」


「ゴホッゴホッ! そうなんだ。僕と宝玉の相性は最悪でさ。無理矢理体の中に押さえ込んでるだけの状態なのさ」


「それじゃあ、その宝玉と適応できる人間は見つからなかったと?」


「いや、いたんだぜ。一人だけ。僕の妹がね」


 各理多央の妹、各理多子。


 当時の彼女はまだ中学生で、あまりにも若く、背負わせるには過酷すぎた。金色の宝玉をその身に封じ込めることは、悪鬼羅刹に狙われる標的になるということ。それに加えて、決して一箇所に留まることが許されず、常に各地を転々としなければならない。どこに行っても、背後を気にし続け、不安に怯えながら生きるしかない人生。


 多央には、そんな重荷を妹に負わせることはできなかった。そして、自らの体が宝玉に適合しないと知りつつも、それでも多子にその役割を押し付けないという条件で、自らの体に宝玉を封じ、家との契約を交わしたのだった。


「とはいえ、時の流れは非情だぜ。僕の体も遂には限界が来てしまってね。近々、多子に宝玉を譲渡する事になってしまったんだ。まったく不甲斐ない」


「譲渡……因みに妹さんは、今おいくつなんですか?」


「多子かい? 確か25と言っていたかな。もうすっかり大人だぜ。けどさ、多子が将来結婚して子供が出来るとなったら、この宝玉は邪魔にしかならないだろう? 本当なら僕がこのまま墓まで持って行きたいところだけど……ゴホッゴホッ。ままならないぜぇ」


「だいぶ調子が悪そうですね」


「ははっ、宝玉を封じているだけでも、体への負担は計り知れないからね。寧ろ10年以上もこの宝玉と付き合えたこと自体が奇跡だぜ。こんなこと君に言うのもおかしな話か」


 多央は、疲れたように顔を伏せた。彼の言葉には、どこか静かな覚悟がにじんでいる。宿命──それは、彼の一族が代々背負ってきたものであり、逃れることのできないものだった。金色の宝玉を守るという過酷な役割は、各理家にとって避けられない運命の一部に過ぎない。


「いえ、聞かせてくださってありがとうございます。ですが、大丈夫なんですか? 僕は今日、初めて貴方に会ったんですよ。もし僕が宝玉を狙う悪者だったら最悪じゃないですか」


「……僕はこれまで多くの人間、そして妖怪と出会ってきた。だから僕自身それなりに見る目はあると思うんだぜ。たとえ君が宝玉を狙う者であっても、君は悪い人間ではない。そう感じるからさ。まあ、考えても仕方ないぜ」


 各理多央と糸南水月の兄の繋がりが、彼の知らない情報を引き出した。

 だが、水月は宝玉を狙う蘭丸の指示のもとに動いており、その事に対して罪の意識を感じる彼は、何とも気難しい表情をしてみせた。


「──おいおい、話をするなら場所を選ばねえと駄目だろ。ほら、例えば俺のような『悪者』が聞き耳を立ててる場合だってあるんだからよ」


「「は?」」


 この空間には水月と多央、そして水月の傷口から溢れる大量の鮮魚しか存在しない筈だった。

 しかし不意に聞き慣れない男の声が響く。

 一体いつからそこにいたのだろうか。その男は、まるで初めからこの場にいたかのように、多央が横になっていたベッドの端に腰を下ろしていた。


「よっ! 宝玉を奪いに来たぞ」


 色付きサングラスの奥に見える、飄々とした目つきをした茶髪男は、紺色のスクラブの上に虎の刺繍が入った赤いスカジャンを羽織っていた。


「水月くん、離れて!」


 突如目の前に現れた宝玉を狙う者。

 しかし宝玉との付き合いが長いため、こういったトラブルへの対処に慣れている多央は驚きはしたものの、冷静に腕のタッチパネルを操作し、対象に右手を向けて射出口を露わにした。

 次の瞬間、小さな射出口から耳をつんざくような音と共に発射された青白い閃光が男の肉体を包み込み、その勢いのまま天井へと突き抜けた。

 閃光は家の屋根を貫き、空にまっすぐ線を描いたかと思うと、激しい爆音が多央たちのいる部屋に響き渡った。


 ◆◆◆◆◆


 多央の生命維持装置がテレビを投げた衝撃でダメになったと思い込み、商店街の玩具店でネジを探す春夜と凍呼。

 そもそも玩具店にネジがあるのかという疑問が浮上するが、春夜はそんなのお構いなしに、店のショーケースに並べられていた美少女フィギュアをじっくりと鑑賞していた。


「なあ凍呼、ここド田舎のおもちゃ屋だよな。なんで今やってるアニメのフィギュアが、こんなしみったれた商店街のジジババが経営してる店に置かれてるんだ。それも何十体も。もしかすると俺が思ってる以上に発展していってるのか波山羊町」


 この土地で生まれ育った春夜だが、地元に対する愛着は欠片もなく、寧ろ『何もないがある』この町を心の底から馬鹿にしている。

 その為、おもちゃに限らず、巷で流行している物が店に入荷されるのを見た暁には、春夜は店主の努力を鼻で笑う。


「人形のスカートの中を覗きながら何言ってんの。春夜くんが変なこと言うから、この店のお爺ちゃんお婆ちゃんが中指を突き立てて、こっちガン見してきてるんだけど」


 店主に聞こえる声量で文句を言ったせいで、ジジババに強く睨まれる春夜。

 しかし彼は自分の言葉を曲げる気が毛頭ないため、中指を突き立てるご老人に対して声を荒げる。


「許可なく俺の方見てんじゃねえ! ここで暴れて店の商品、滅茶苦茶にしてアンタらの寿命縮めてやろうか!?」


 波山羊町の害として広く知れ渡っている春夜は、年長者に敬意を払うどころか、残り少ない命を刈り取るかのような態度を崩さなかった。その腐った性格を長年見てきた凍呼でさえ、老人に強く出る姿には思わず顔をしかめ、体裁を守るために春夜の口を手で押さえ、急いで店を出ようとした。その瞬間、凍呼の肩が背丈のある客にぶつかってしまう。


「あっ、すみません!」


 首から高価そうなカメラを下げたその客は、美少女フィギュア撮影に熱中しているようで、よほど好きなのか、アニメのキャラクターのお面を堂々とつけていた。紫と緑が入り混じった長髪を揺らしながら、客は凍呼に顔を向けて一言を発する。


「貴公は『魔法少女グランマ』は好きか?」


「き、貴公!? 私、女なんですけど……ええと、まあ子供の頃はよく観てましたけど、さすがに今はもう……」


 前方不注意で肩をぶつけてしまい、注意されるかと思った凍呼。しかし、相手が問うたのはまさかの質問──全国の女子に大人気なご長寿アニメが好きかどうかだった。凍呼は唖然とする。そこで、ようやくこの客がつけているお面が『魔法少女グランマ』に登場するキャラクター、走り屋ペペラという少女のお面であることに気づいた。


「その反応を見るに、どうやら理解したようだな。私が生粋のグラオタだということを」


「ぐ、ぐらおた? ああ、グランマオタクの略称ですか。まあ、ペペラのお面をつけて髪色まで合わせているのは、確かにガチですけど……それにしても、すごい格好ですね。普段からお面をつけているんですか?」


「私はペペラと心身同一になることを望んでいる」


「へ、へえ、そうですか……なんかこの人、ちょっとヤバいかも──あっ、でもこれだけ目立つ格好ならすぐに注目されそうですけど……つかぬ事をお聞きしますが、この町の方ですか?」


 凍呼にとって、アニメのキャラと一つになりたいと願う人間は、大抵どこかネジが飛んでいるという印象がある。

 この町の住民は曲者揃いが多いが、キャラのお面をつけて平然と行動する、男か女かも分からない人間は見たことがないし、噂すら聞いたことがない。

 もしや観光客かと思い尋ねた凍呼だが、観光目的で波山羊町を訪れる物好きには、これまで一度も出会ったことがない。


「私はこの町の人間ではない。春の季節が欠けたこの町を調査しに訪れたのだが、思いがけない出会いがあった。まさか寂れた玩具店のショーケースに、走り屋ペペラの映画限定仕様のフィギュアが置かれていたとはな。10体しか生産されていないんだぞ? はぁ、数奇な巡り合わせだ」


「そ、そうですか……じゃあ私たちはこれで」


 凍呼はお辞儀をしながら、その場を離れようとした。相手の言葉がまだ続きそうであったが、ネジ探しという本来の目的を忘れてはならないため、背を向けて足早に歩き出したその瞬間──バチッという音と共に、グラオタの身体が激しく痙攣すると、突然地面に倒れ込んだ。


「コイツは嘘つきだ」


 声の主は、どこからともなくテーザー銃を持ち出した春夜だった。グラオタの首筋に向けて電流を放ち、まだ何もしていない人間をいきなり撃ち倒したのだ。


「えーと、春夜くん。何してるの? それ、エアガン?」


「見ればわかるだろ、テーザー銃だ。そこに置いてあったから使ってみたんだが、どうやら本物みたいだな。意外とスカッとするぞ」


 その店は、希少価値のあるフィギュアだけでなく、なぜか警官が使用するようなテーザー銃まで売られていた。だが春夜は当然のように金を払わず、使用していたため、店主のジジババから『金を払えクソガキ』と罵声を浴びせられるが、春夜は物ともしない。


「醜いな。おいジジババ、この銃で撃たれたくなかったら少し黙っとけ! 早死には嫌だろ?」


「ちょっと春夜くん! お願いだからこれ以上敵を増やすのやめて! そもそも何でこの人のこと撃ったの!? 知り合いなの?」


「こんなオタクが俺の知り合いな訳ねえだろ。コイツが嘘をついたからだ」


「嘘? 本当は魔法少女グランマが好きじゃないとか?」


「いや、そっちはガチ。本気で好きらしい。でも、波山羊町を調査で訪れたってのは嘘だ」


 春夜は日頃から平気で嘘を吐いているだけに、他人の嘘には異常に敏感だ。常人なら、お面をつけた者の言葉をそのまま受け流すところを、春夜は絶対に見逃さない。そもそも波山羊町に調査目的で外部から人が来ることなどあり得ない。春夜はこの町の過疎化はもはや誰にも止められないと、既にこの町を諦めていた。


 すると春夜は突然凍呼の手を引き、店を出ようとする。


「ちょっ、春夜くん! どうしたの?」


「なんか、嫌な予感がする。一旦、家に戻るぞ」


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