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2話 取り調べで嘘をつくと、ロクなことがない

 警官に連れられた春夜とスズは、交番のパイプ椅子に並んで大人しく座っていた。

 机を挟んだ向かい側には先ほどの警官が一人と、その後ろで別の作業を行う同じく男性警官の一人が確認できる。


「それじゃあ、まずは名前と年齢教えてね。若いから学生さんかな? 次は正直に頼むよ」


 向かいにいる警官が柔らかい口調でそう言うと、先に口を開いたのは春夜。


「じゃあ俺から……名前は夏出春夜、19歳。大学生。あと下着はわざと盗ったわけじゃないから」


「夏出春夜くん、19歳っと」


 警官はバインダーに挟まれた紙に記入を始めると春夜の口から出た情報を写した。


「下着は取ったつもりじゃなくてもここに現物があるのが問題だからね……ちなみに春夜くんはどこの大学に通ってるのかな? この町に大学は無いよね」


「えっ……あー、これって実際に調べたりするのか? その、大学とか」


「まあ、下着盗んでるわけだしね。盗まれた本人が別に大丈夫だって許してくれるなら、また話も変わってくるけど」


 たとえ下着を盗む気持ちがなかったとしても他人の下着がここにある時点で春夜は『下着泥棒』という要らぬ称号を獲得した事になる。

 もしもこれが大学にバレれば窃盗罪で退学は免れないだろうと、彼の心情を少しは理解しているつもりの警官だが……


 当の春夜はというと──


「あー、すんません嘘つきましたー。実は俺、大学通ってないです」


「え? ど、どういうこと……君、また嘘ついたの?」


「はい、嘘つきました」


「はあ……この事を大学に知られたくないから、学校に通ってない事にしたとか、そういうのじゃないよね? 調べればすぐに分かるんだよ」


 嘘をつくなと言われたそばから嘘をつくこの男に、呆れた警官は大きくため息を吐くが、この男は特に悪びれた様子もなく続けて口を開いた。


「全然調べてもらって構いませんよ。大学は半年通って中退しました。帝明(ていめい)大学ってとこです」


「中退? それに帝明大学って、あの帝明? 結構偏差値高い有名大学じゃない。何でたった半年でやめちゃったのさ。……まさか学校で暴れたとか?」


「初っ端から失礼だな。俺は癇癪持ちじゃねえ。ただ、この学校はオンライン授業ばっかりで、それが嫌で仕方なく辞めただけだ」


「ふぅん、なるほどねー。たしかにこの町を出たいって若者最近増えてきてるもんね。何も無い田舎はそんなに嫌かな?」


「いや別に田舎が嫌いってわけじゃないが」


「まあまあ、君もその歳にして色々と悩んでるんだよね。けど、それが嘘を吐いていい理由にもならないからね。じゃあ春夜くんは無職って事でいいのかな……アルバイトとかしてないよね?」


「無職って…………はい、してないです」


「本当に? 嘘ついてない?」


「はい」


 恐らく、無職だと言うのが恥ずかしくて、彼は最初に身分を偽ったのだろう。しかし、警官に「この場で嘘をつくのは、自分のためにも非常によろしくない」と釘を刺された春夜の後、ようやくスズの番が回ってきた。


「それじゃあ次は君の番だけど」


「スズ、10サイ……ショクギョウハァ、ヨウカイ」


 警官に指示された通りに自身を紹介していくスズだが、あまりに身分を偽らなすぎて思わず吹き出してしまう春夜。

 しかし警官は眉間にシワを寄せるとスズに対し──


「あのー、君も嘘はやめよっか。それとその喋り方じゃ、おじさん聞き取りづらいから普通にお願いできるかな?」


「…………はい、分かりました。私はスズです。年齢はじゅ──」


「──ちょっと待てえええいっ!! 何お前! 普通の口調で喋れんのかよ!?」


 ここに来て衝撃の事実が発覚した。

 先程までボソボソと間隔をあけて言葉を発していたスズが、警官がたった一つの要求をしただけであら不思議、言葉に(なめ)らかさが加わったじゃありませんか。

 これには流石の春夜も黙ってはいられず、つい口を挟んでしまう。


「……勿論、喋れるよ。というかむしろこっちが通常。さっきの喋り方は妖怪としての雰囲気を出す為のものだった……ほら、つかみが大切ってよく言うでしょ。お兄ちゃん」


「お兄ちゃんって言うなッ!! よくも俺を騙しやがって……やっぱり俺の言った通り詐欺師だったじゃねえか! お兄ちゃんもう何も信じなくなんぞ!? それでもいいのかスズッ!」


「いや春夜くん、君さっきまで散々嘘ついてたよね。君こそ人のこと言えないし、今はスズちゃんの番だから君は少し黙っていようか」


 他者のことは平気で騙すくせに、自分が騙されたら発狂する春夜に大人な対応で返す警官は、再びスズにバトンを渡した。


「私はスズ、10歳です。職業は妖怪です」


「…………えーと、す、スズちゃん? おじさん嘘はダメって言ったよね? スズちゃんどう見ても10歳じゃないじゃない。それに本当今更だけど、君なんでそんなに背高いの? 普通に2m以上あるよね……目も鼻も付いてないし、に、人間?」


「人間じゃなく妖怪です。背丈が普通の人より高いのも、目と鼻が顔に付いてないのも、年齢が10歳でお肌ピチピチかつ唇プルンプルンなのも私がれっきとした妖怪だからです」


 ここまでド直球な説明をしたらいくら鈍感そうな警官でも彼女が人でない事に気付き、即座に騒ぎ立てるのではないかと、スズの隣で肝を冷やしながら警官の様子を(うかが)う春夜。

 警官の額からは脂汗が滲み出ており、場の空気が一気に静まり返ると、これが警察の取り調べなんかでよく発生するといわれる、殺伐とした空気の中の緊張感なんだなと身をもって体感する春夜は思わず固唾(かたず)を飲み込んだ。


 そして警官は目を大きく見開き、口をゆっくり開くと……


「──なるほど君は役者さんか!!」


「は?」


 一体どこをどう解釈したらスズが役者さんになってしまうのか。意味がわからなすぎて素の「は?」が腹の奥底から出てきてしまう春夜。


「いやーおじさんも昔演劇かじってたから分かるよ。役者さんは日常生活でも役作りをするからねえ。でもそれにしてもスズちゃんは本当すごいねえ。いくら10歳の妖怪『役』を演じる為とはいえ、徹底した体づくりは勿論、特殊メイクも完璧に使いこなして……おじさんが言うのも何だけど、そこはもうプロを語ってもいいんじゃない?」


「おいおい、この警官はアホなのか。ドがつく阿呆なのか」


 どうやら彼女の自己紹介が警官の古き日の思い出を刺激したようで、スズを『妖怪』ではなく妖怪の役をした『人間』だと勝手に決めつけると、何故だか彼女の事を突然褒め称える。


 目と鼻を顔面から失くした特殊メイクならともかく、徹底した体づくりで2m半の巨体が出来上がるわけないだろと、何故後ろにいるもう一人の警官はこのオッサン警官にツッコミを入れないのか……大人とはこんなにも冷たい生き物なのかと、歳を取っていく本当の意味を知った春夜は多少なりとも恐怖した。


「ところでスズちゃんの着てるソレは、衣装という認識で合ってるのかな?」


「衣装? ……いえ、これはクスリスマスツリィです」


「クスリス……ああクリスマスツリーね! ってそこだけは異常にクオリティが低いんだね。おじさんが昔やった喋るドMの風船役よりクオリティ低いかも」


「え、何その役、超怖い──ってそうじゃねえ! 演劇の話もういいだろ! 俺早く家に帰りたいんだけど!?」


 時刻もやがて0時過ぎとなり欠伸(あくび)も段々と止まらなくなってきた春夜は、早く済ませてくれないかと下着泥棒の分際で警官に意見すると、スズは結局『夏出スズ子、18歳。職業は役者』ということで着地した。

 これは別にスズが自身で決めたわけではなく、警官が勝手に作成したスズのプロフィールに過ぎなかった。


「警察のくせに適当すぎやしねーか? というかなんで俺んとこの苗字をコイツに付けた……」


「ええ? だって春夜くんとスズちゃん、兄妹なんでしょ? スズちゃん君のこと、ずっとお兄ちゃんって言ってたし」


「こんな似てない兄妹がどこに……いや、もう面倒くせえから兄妹でいいか」


 事情聴取を早く終わらせたい一心で一時的に兄妹であることを認めた春夜。

 そして夏出という苗字が自分の名前に付いてよっぽど嬉しかったのか、スズは緩んだ口元からよだれをダラダラ垂れ流すと現在の感情を目一杯表現していた。


「それじゃあ早く帰りたいという春夜くんの意を汲んで、ざっくりと聞いていくけど、まず何で人のお家を荒らし回ったりしたの。いくら夏の暑さでストレスが溜まっていたとしても、何十軒もの住居に侵入は流石に無いでしょ」


「別に荒らし回ったつもりはないですけど……ただ、す、スズと真剣勝負の鬼ごっこをしていたら、つい周りが見えなくなって……それで色んな家に侵入しました」


「お、鬼ごっこ? 鬼ごっこで人ん家入っちゃったの?」


「はい……下着もその時、運悪く服に引っかかったんだと思います」


「そ、それ本当? スズちゃんも春夜くんと鬼ごっこしていたのかい?」


 そもそもこんな夜遅くに鬼ごっこをやる人間がこの町に存在するのか。またもや春夜が嘘をつき、話を早く終わらせようとしているだけではないのかと、彼の言葉だけでは信用に値しない為、念のためスズにも鬼ごっこをしていたのかと問う警官。

 だが鬼ごっこと言われればたしかにスズは春夜を追跡し、また春夜はスズから全力を(もっ)て逃走していた為、これは見様によっては鬼ごっこだと自己納得したスズはこくりと頷く。


「うーん、スズちゃんがそうだと言うなら信じてみるけど……そもそも何でこんな遅くに鬼ごっこ? 鬼ごっこなら明るいうちにやるのが普通じゃない? 特に春夜くんなんかは時間持て余してるだろうから、昼からできるよね?」


「おい喧嘩売ってんのかクソジジイ。鬼ごっこってのはな昼よりも夜にやるのが一番楽しいんだよ! 特に街灯が全くないこんな田舎では、鬼側は逃走者を一度見失ってしまったが最後、再び見つけ出すのは至難の業だからな。対して逃走者側もいかにして鬼の目を()(くぐ)る知恵を持ち合わせているか……それに体力だって超必要なんだからな!」


「お兄ちゃんは体力全然なくて私に捕まった」


「うっせえぞスズ! 普通の人間はな、もって数十秒、俺みたいに20分も全力で走れる奴なんかそうそう居ねえんだよ! お前の追跡能力が常軌を逸してんだ」


 警官から時間を持て余している暇人だと揶揄され、スズから鬼ごっこマウントを取られと、散々な言われようの無職下着泥棒の夏出春夜。


 しかしここまで熱心に鬼ごっこを語る彼の姿にほんの少しだけ信頼を置いた警官は、彼らが住居侵入した理由として夜に鬼ごっこがしたかったと、春夜の下着泥棒はあくまでそれの副産物だと……意外にも物分かりの良いオッサンであった。


「……おじさんにも君たちと年の近い子供がいるから、夜中に外を出歩きたい気持ちは分かっているつもりだよ? けど、節度は守ろうね」


「あい。以後、気をつけまーす」


「怪しい返事だけど、まあいいか。じゃあ最後に質問ね。春夜くんとスズちゃんは何で公園で抱き合っていたんだい? これ実はさっきから結構気になっててさ、鬼ごっこの流れであそこに行き着くのはあまりに不自然というか何というか……あ、もしかしてだけど、兄妹でそういった関係だったりするのかなぁ?」


「抱き合うって……アンタにはあれが抱き合ってる風に見えたのか?」


「もちろんだよ! だから兄妹だって知った時はおじさん結構ドキドキしちゃってさあ」


 春夜とスズが行ったとされる全力鬼ごっこは通報を受けたタイミングもあって直接確認することはできなかったが、小さな公園のど真ん中で春夜とスズが互いに深く抱きしめ合っている姿はしっかりと目に焼き付けていた警官。

 若者の色恋沙汰によっぽど興味があるのか、声のトーンを露骨に上げて二人に顔を接近させる警官だが……そんな話興味ないどころか、自分が経験した内容と合致していない点に、納得のいかない春夜は体を小刻みに震わせると──


「あれのどこが抱きしめ合ってるって言えんだ!! 俺が一方的に押し潰されてただけじゃ────んぐっ!?」


「うるさいお兄ちゃん。早く帰りたいんじゃないの」


 全身のありとあらゆる骨や内臓が一斉に悲鳴をあげるあの痛みを知らないくせに、この警官はそれを色恋で片付けるつもりなのかと、春夜は憤慨し、声を荒げるが、スズの力のこもった右手で即刻口を塞がれてしまい、うめき声一つ発せなくなった哀れな男はまだ何か言いたげな様子。


「あ、あれ……おじさん何かよくない事聞いちゃった?」


「いいえ全く問題ないです。お兄ちゃんのコレは発作なので」


「そ、そう? でももし気に障る発言をしていたらごめんね。おじさん、どうやら空気読めないとこあるらしいから……実は昨日も娘に怒られちゃって……あはは、情けない話だよね」


「気にしなくて大丈夫です。お兄ちゃんは本当に頭がおかしいだけですから。それに、今日ダメでも明日があります。娘さんもいつかおじさんの優しさに気付いてくれると思いますよ。めげずに頑張ってください」


「す、スズちゃん……ありがとうね」


 スズの優しい微笑みとその気遣いに思わず涙を浮かべてしまうおじさん警官。

 そして完全に病人扱いされて別の意味で涙を流す若いだけが取り柄の夏出春夜。


「あと公園でお兄ちゃんと私が抱き合っていた理由ですが、これはお兄ちゃんと会うのがあまりに久々で、感情が昂っただけで、そこに恋愛感情は何一つないです」


「……へ、へえ、そうだったんだね。でも兄妹でハグする程仲良しなんて微笑ましい限りじゃない。まあ、おじさんが言えた義理じゃないけど、これからも二人仲良くね。よし、少し時間取っちゃったけど、聴取はこの辺で終わりにしようか」


「──ぷはっ! じゃあもう帰っていいのか!?」


 手際の良いスズの対応で見事、警官から事情聴取終了の合図を頂戴すると、彼女の右手を強引に引っ剥がした春夜は勢いよく椅子から立ち上がった。


「気が早いよ春夜くん。一応今回は補導という形で済ましておくけど、二度とこんな事が起きないように気を付けるんだよ。それと春夜くんは後で下着の持ち主に謝罪ね。その旨を本人にもちゃんと伝えておくから」


「謝罪か……めんどくせ」


 元々はスズがいきなり追いかけてきた所為でこんな面倒なことになっているのに、謝罪は俺一人だけなのかと納得してない様子で交番から立ち去ろうとする春夜を警官は咄嗟に呼び止める。


「あ、ちょっと待って春夜くん! 帰る前に親御さんの連絡先教えてくれる?」


「──えッ!? おお、お、親の番号ですカッ……」


「仮にも補導だからね。この事はちゃんと親御さんにも伝えないといけないし、子供が暗い夜道を出歩くなんて危ないから、迎えに来てもらった方がいいかなって」


「……オヤノ、デンワバンゴウ……シシ、シリマセン」


「何で急にカタコト? それに親の電話番号を知らないって……嘘は駄目だって今言ったばかりだよね」


「ウウ、ウソジャナイヨ……オヤネテル」


 警官の口から『親御さん』というワードが出た瞬間、急に青ざめた表情で口元をガタガタ震わす春夜。


 親の電話番号を知らない子供は世の中で見ても中々いないと思うが、この時間は親は寝てるなどと言って頑なに電話番号を教えようとしない春夜の背中を突然、柔らかい何かが触れた。


「──ハルくぅん、誰が寝てるですってぇ?」


 背後からする声に聞き覚えがあったのか、春夜は白目を剥きながら恐る恐る後ろを振り返る。

 するとそこには春夜と同じ紅い瞳に、腰辺りまで伸びた黒く艶のある長髪……背丈は春夜と並んで170cmくらいか。

 彼女は赤いTシャツに黒のチュールスカートを身に(まと)っていた。

 そして何よりも美しい顔立ちをしたその女性はもはや隠すまでもない……夏出春夜の母にして恋する最強乙女、夏出美春(みはる)である。


「……か、母さん……何でここに?」


「もう、母さんじゃなくて美春って呼んでっていつも言ってるよね? それにハルくんの携帯にはGPSがついてるんだから居場所なんて知ってて当たり前でしょ? 夜だからハルくん頭ボケボケになっちゃったのかなぁ?」


「……か、母さん、人前でそれ本当やめて。マジ恥ずかしい。あと体くっつけすぎ」


 まるで恋人と接するかのように豊満な肉体を息子である春夜に押しつける過激な母、美春。

 彼女のあまりに濃い登場に、おじさん警官とスズは呆然と口を開きっぱなしにしていた。


「はあ、まさかハルくんがこんな場所でどこの馬の骨とも知れない女と浮気してたなんてなあ……お母さん嫉妬のあまり、ハルくんのこと刺しちゃいそう」


「場所にそぐわない発言やめてもらっていいかな母さん。しかもこれ浮気じゃなくて取り調べ受けてただけなんだけど」


「取り調べねえ……じゃあハルくん、ひとまずこっち向いて気をつけのポーズしよっか。ほら背筋ピーンって!」


 交番で息子がお世話になっているというのに、口角を全く下げない母親に底知れぬ恐怖を抱く春夜は、母に言われるがまま目線を彼女に合わせ、気をつけのポーズをするのだが……


「はいコレでいい──」


「──取り調べも浮気も一緒でしょ! ハルくんのバカァッ!!」


「ぶっばあァッ!!」


 母の指令通りにポーズをとったというのに春夜は理不尽にも頬を思い切り引っ叩かれ、彼の体は激しい衝撃音と共に華麗に宙を舞い、その後上半身を壁にめり込ませては死人のように伸びてしまっていた。

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