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アイロンの魔法  作者: うさぎ
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ある日の疑問

ある日私は思った。

「魔法ってなんだろう?」

魔法…実際に見たことは無いけれど、確実に自分たちの身近にあるものと考えてもいいだろう。

Any sufficiently advanced technology is

indistinguishable from magic.

「十分に発達した科学は魔術と見分けがつかない」

イギリス人技術者であるアーサー・C・クラークの残した言葉だ。

科学というものには順序があり法則があり理屈がある。

そうした 緻密で複雑な美しさの上に成り立つものだと私は思っている。

ならば、魔術というものにも順序があり、法則があり、

理屈があって 然るべきだと思う。

技を使う術で技術、魔を使う術と書いて魔 術、魔を使う法則と書いて魔法ならば、私は魔法というものもそうした美しさの上に成り立つ理屈的なものだと思った。

この話はそうした魔法の理屈というものが気になった私…

うさぎの考えたことを記していくものである。

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