登校です!!①
全然超能力出てなくてすいません。
実はまだ出ません(泣)。
あともう少しです!もう少ししたら出ます!
それでは本編です!
「はぁ、繭羅も気にして言ってくれた事だな。」
そう言いながら僕は寝巻き代わりのスエットを脱いで真新しい制服を着る。
よし!ちょっと大きいけどまぁ大丈夫でしょ!
鞄を持って玄関まで来たところで後ろから声がかかった。
「お兄ちゃん!今日は私も一緒に登校するー!」
振り返ると繭羅がいた。繭羅は中学二年生なのでセーラー服である。
まぁ、男のロマンの一つだ!
「うん。今日も可愛いよ!さすがは僕の妹だね!」
我ながら見事な褒め方だと思うぞ!
これで妹の中のお兄ちゃん好感度も上がっただろう。
「まぁ、私はお兄ちゃんの妹じゃなくても可愛いけどね!あとお兄ちゃんは制服あんまり似合って無いね、、、、うん。」
あの〜妹さんや僕の褒め言葉に対してその真顔のうんっていうの辞めてもらいたいんですが!?
お兄ちゃんかなりショックだよ〜!
「き、今日が最初の日だからね。す、すぐに制服が似合うようになるよ!うん、なる!!」
「へぇ〜、そうですか。」
「妹が冷たい!」
「まあまあ、そんなこと言ってないで早く行こうよ。たぶんあの2人も待ってると思うよ。」
「うん。そうだね。行こうか!」
玄関を開けると冷たい風が顔にあたる。
あー家に入りたい。もう四月だぞ!いくらなんでももう少し暖かくてもいいんじゃないかな!?
「まだ寒いね〜。もう四月なのにね。」
「そうだね。学校なんか辞めて家にいた方がいいね。よし!家に入ろう。」
「ほら、バカなこと言ってないで行くよお兄ちゃん。第一今日お兄ちゃん入学式なんだから学校は絶対行かないとダメでしょ。」
「いや!そもそもなぜ入学式というものが学校で行われなければならないのか!今はネットというものがあるじゃないか!そうだよ入学式もネットでやれば良いんだよ!どう思う?妹よ。」
「はっ、ソウダネー(棒)。」
鼻で笑った上に棒読みだと!?
いつの間にそんな高等テクニックを!
そんなことを言いながら歩くこと三十分。
「じゃあお兄ちゃん、私こっちだから。
入学式頑張ってね!」
「うん。頑張るよ。」
妹の後ろ姿にしばらくてを振ったあと僕は高校に向かって足を進めた。
読んで頂きありがとうございます!
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また次のお話で会いましょう!
ではまた!!