朝ごはんです!!パンです!!
最近急に寒くなりましたね!
風邪を引かないようにしましょう!
では、本編です!
キッチンに行くとテーブルの上にはコーヒーとジャムが塗ってある食パンがあった。
「お兄ちゃん!早くたべて!私まで学校に遅れちゃう!」
「う、うん分かったよ。いつもありがとう。」
いつもごはんは妹と一緒に食べる。僕の父さんは妹が生まれてすぐに死んでしまった。母さんは外交官で世界を飛び回っていて家にはあまり帰ってこない。そのためいつも僕らは2人きりだ。
ちょっと寂しい。
「お兄ちゃん今日は高校の入学式でしょ。頑張ってね!」
「うん。頑張るよ!」
でも新入生が入学式に頑張ることなんてあるのだろうか?
別に僕は入学式に新入生代表の言葉を言う訳でわないし?
「でも、なにを頑張ればいいの?」
「はぁー、これだからお兄ちゃんはだめなんだよ」
えっえっ僕なんか間違ったこと言った!?
言ってないよね!ねえ!
「あのねぇ、お兄ちゃん。入学式と言ったら
出会いだよ!学校に行く途中に食パンくわえた女の子にぶつかって恋に発展するとか、たまたま隣りに座った人が女の子でそのまま意気投合してとか!」
いやいやいや食パンとか絶対いないでしょ!まぁ隣りの人が女の子ってのはありそうど、、、、、ってないよ!いやマジで!
「そんなことある訳ないだろ。もっと現実を知りなさい。」
そう言うと繭羅は、はぁっとため息をついてはおもむろに顔を伏せた。
「でも、お兄ちゃんの超能力はバレないようにしないとね」
繭羅がそう言った。
「うん。そうだね。」
僕もそれには同意する。だって中学の時はそのせいで、、、、いやなんでもない。
「ってそんなこと言ってないで早く支度して行こう!」
そう言って僕は、パンを口に入れてコーヒーで流し込んでから気まずくなったキッチンから逃げるように自分の部屋に向かった。
読んで頂きありがとうございます!
コメントなどぜひぜひお待ちしています!
また次のお話で会いましょう!
ではまた!!