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―第2話―花と心の鍵の意味―

事故ってからの身体の主は

単なる『鬱病』などとは違う。


かと言って『分裂』した訳でも無い。


主が記憶がまだ曖昧で朝起きたら事故を起こした車の女性。


その前に主は見てしまいました。



ある“品物”を…



それは分りやすく話すと、


“飾り花”など“置き花”と説明もしやすい。



だが、普通に『生け花』なら、気持ちが伝わって居た。(花にもよる)



だが、悪いが身体の主は…

『置き花』の意味を知っている。



そしてその人間を見てしまい、俺達が完全に目を覚ましてしまった。



『置き花』の意味は大抵の人間なら分かるだろう。



例えば、入院中に『置き花』だけはお見舞いで渡したりしてはいけない。


入院中じゃなくてもだ。


自分が自宅に居て、お見舞いに選ぶ花は絶対に意味など調べなければ駄目なんだ。



生け花は蕾が有る状態なら“直ぐに咲き散れば直ぐに治る”とも言われている。


置き花は…長い間入院や“花”によっては『死を意味します。』



主は『置き花』で記憶を失う程では有り得ません。



“二度と見たく無い花”



が有ったからです。



そこから眠っていた23個の鍵達が徐々に置き始めました。



まだ咲いてもいない無いても居ないけれど…



まるで私達や俺達に気がついたかのような花…良く俺達が見る『夢の花』



その花にいつも俺達は眠らされていたのかなど、色々頭が回転する。



その花に夢でも現実に有った事でも『キス』をして、全てにお別れを言うんだ。



『白いユリの花』



主が死んだら…頼みがある。



『ユリの花』は辞めてくれ。


ユリの『花言葉』も嫌いだ。


俺達は『向日葵』が良い。


直ぐに枯れてしまう『花』だが、俺達は大好きなんだ。



太陽を追い掛ける『向日葵』



俺達もいつか…身体の主もいつか…『太陽のみたいに強くなり…追い掛けられる力が欲しいのかな…』



22歳の鍵


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