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さようなら、日常。

「クソっ!何なんだよ一体!俺は帰って幼女が見たいんだっつーの!」

俺、東樹あずまいつきは今4m以上あろうかという奇妙な人型の生命体に追われていた、その奇妙な人型の生命体は俺を殺そうとしているのか全速力で追っかけて来ていた。

「うわっ!?」

運動音痴だった俺はそこにあった石に気付かずつまづいてしまい盛大にすっ転んでしまった。

「…あぁ」

俺は絶望した、ふと顔を見あげるとすぐそこにその怪物がいたからだ、そいつは意地悪そうにニヤリと笑うと地面にかがみこみ俺をまるで消しカスか何かを飛ばすように指さきではじき飛ばした。今までに経験したことのないような衝撃と痛みが俺を襲った。

「…どうしてこうなったんだっけ?」

薄れゆく意識の中で俺は思い出していた、どうしてこうなったのかを。

そうだ、俺は急いで帰っていたため通学路から離れ裏道を進んでいたら変な森の中に迷い込みあの怪物に鉢合わせし今ここに至るんだった…俺は決められた道を歩いていなかったことを後悔しながら意識を失っていった。

「…ここはどこだ?」

目を覚ましたらすぐに目に入ったものは地獄のの閻魔大王や神様かでも何でもなく小さなランプを吊るしてあった見たことがない古びた天井だった。

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