雪を篭絡
「わかりました。1つ聞きたい事があるのですが?」
「なんだ?」
亮は真剣な顔をしてアイザックの顔を見た
「部下に日本人の殺害を命令しませんでしたか?」
「どんな日本人だかわからないが
日本人の殺害の小さな依頼なんて受けるわけ無い」
アイザックはきっぱりと言い切った
「わかりました、引き受けましょう」
亮はアイザックを信用して握手をした
~~~~~~
亮が出て行った後にアイザックは
ナターシャに言った。
「あの男ただ者じゃないな」
「ええ、私5年前の彼を知っているけど大人になった」
「ああ、彼の後ろにはものすごく
大きなものがあるような気がする」
「でも今日はじめて会った彼に
任せていいの?重要な仕事を」
「うん、一目で惚れたよ。男の俺が。
お前もそうだろうナターシャ」
アイザックはそう言って他の二人女性を見みた
「あはは、お前たちも亮を気に入ったらしいな」
二人とも笑顔でうなずくとアイザックは
腹を抱えて笑っていた
~~~~~~
亮はアイザックの部屋を出ると小妹が
待っているホテルの部屋に入った
「お疲れ様亮。どうだった?」
「明日、僕がロシアの役人と接待ポーカーをするそうだ」
「えっ?大丈夫」
小妹が心配そうな顔をして亮を見ると
「うん、大丈夫だと思う。それより
ピョートルとアントンに会いたい」
「どうしたの?」
「アイザックに聞いたら、日本人なんかの
殺人は請け負わないようだ」
「OK明日香港で会えるように
おじいちゃんに連絡しておくわ」
「うん、世界から見れば一文字死のうが
生きようがたいした問題じゃないらしい」
「たしかにその通りね、
依頼者を調べる必要があるわね」
「うん」
亮は時計を見ると午前2時をさしていた。
「さて、僕はもう寝るよ」
「えっ?何処で?亮の泊まる部屋は無いわよ。
雪のところへ行って
あなたの任務は終わっていないわ」
「任務かよ」
亮は怒ったように立ち上がって部屋を
出て行き雪の部屋のチャイムを鳴らした
~~~~~~
「どうするの?亮怒っていたわよ」
マギーが心配して聞いた?
「いいのよ、亮は使い減りしないから」
「どうして?」
「亮はスーパーマンだから」
「うふふ、私もそう思う」
マギーも亮がスーパーマンだと思っていた
「さて、雪を落とす事が出来るかな?」
マギーが言うと小妹は
「夢中にさせるのは簡単だけど
コントロールは難しいわ」
~~~~~~
「遅くにすみません」
部屋のドアを開けると雪が
嬉しそうな顔をして立っていた
「ありがとう来てくれて」
「入れてくれますか?」
「もちろん」
雪が部屋に通すと
「お風呂は?」
「すみません、使わせていただきます」
亮はバスルームで服を脱ぐと
雪はその姿を見ていた
「す、凄い」
亮の鍛え抜かれた背中の筋肉見て
雪は立っていられないほど下半身が興奮していた
亮はシャワーを浴びて終え
腰にタオルを巻いて出てくると
雪にとって亮の胸筋は想像以上にたくましかった
「鍛えているのね亮」
「は、はい」
「新田真剣佑かイ・ビョンホンみたい」
「あはは、褒めすぎですよ」
「ううん、ドウェイン・ジョンソンやジェイソン・ステイサム
の体は凄いけどスピードが有る様に見えない」
雪は亮に近づくと亮の胸をいやらしく撫で
乳首をキスをした。
「肋骨にひびが入っているんです」
「分かりました抱いて、亮」
雪は亮に抱きつきキスをして舌を深く入れた
亮のSOXのテクニックは一文字と有森と
中年のお偉いさんしか知らない
雪を夢中にさせるのに
時間はかからなかった。
そしてグリーンコンドー○は威力は
今まで雪の味わった事のない
快感をもたらせた
亮の腕の中で目を覚ました雪は
囁いた。
「こんなに良かったの初めて」
「雪さんも素敵でした」
「ありがとう、うふふ」
「彼がうらやましい」
「ううん、もう彼なんてどうでもいい」
亮は雪のその一言で自分の行き先の
無い不幸な女性に思えた
一文字に未来を壊された女性の一人だった。
「そんな事を言ったら彼に悪いですよ」
「彼と言ってもこの前まで不倫だったし」
「えっじゃあ旦那さんがいるんですか?」
亮は驚いたふりをして聞くと雪は
悲しそうな顔もせず答えた。
「ええ、でも夫は先週死んだわ」
「えっ、それはご愁傷様です」
「亮は旦那が死んだのにこんな所で遊んでいるなんて
ふしだらな女に思えるでしょう」
亮はそう言われてなんて言っていいかわからず
答えに困っていた。
「うふふ、返事なんか出来ないわよね」
「すみません、いい日本語が見つかりません」
「そうね、日本語だけじゃなくてもいい
言葉は無いと思うわ」
「・・・」
雪は亮の手を握った
「私が彼と出会ったのは高校時代、
誘惑されて無理犯されて
彼の為に動く女に調教された」
「調教ですか?」
「ええ、彼の為に働いて彼の為に結婚したの
そして彼の為に罪を犯した」
「そんな事まで?」
「きっと私は彼の為に死ぬわ」
雪は亮の腕の中で涙を流していた
「どうして?それが出来ると言えるの?」
「私は彼がいない事を考えると不安でいられないの」
「わかります、僕も愛する人が
居なくなったら立ち直れない」
亮は一文字の見事な洗脳に驚き、
それはとても危険な事だと思った。
「かなりひどい洗脳だな」
亮はつぶやいた。
「そうよね、あなたに大切な人が居るのね」
「もちろんです、僕には愛する人の
支えになる責任があります」
「うらやましい、あなたに愛されている人が」
亮は心の支えを求めている
雪を思い切り抱きしめた。
~~~~~~
「小妹、亮はどうしている?」
文明が小妹に電話をかけてきた。
「マカオで潜入捜査よ」
「電話が切れているぞ」
「しょうがないわ、今大事な時間だもの」
「おいおい、17歳の少女が言う言葉じゃないぞ」
「うふふ」
「わかった、連絡が取れたら明日の
午後ミーティングをしたいと言ってくれ」
「了解、明日の夜はマカオでロシアの
役人と接待ポーカーをするそうよ」
「何だって!ロシアの役人!」
文明は自分が思いも寄らぬ人間関係を
作っていく亮に驚きを隠せなかった。
「でもロシアの役人は危ないって聞いている
大統領とオリガルヒとの癒着は有名だわ」
「亮には近づかないように言っておかなければ」
「ええ、それこそ本当に命に係わる」
~~~~~~
翌朝、亮は寝ていた雪を置いてホテルのジムの
スミスマシンでトレーニングをしていた。
「おはよう、亮」




