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ビルの計画

「ビルが買えるくらいですけど」

「初めての取引だから融資に時間がかかるだろう」

「でも支払いが・・・」

「わかった、俺が保証する形で融資させよう、

いなほ銀行でいいんだな」

「はい、お願いします」


亮は友子に電話をかけた。

「よかった亮さん、あなたに

電話をかけようと思っていたの」

「はい」


「今朝の円の暴落で指示通り円を買いました

株価も暴落しています。次の指示をください」

「円が回復するのに少し時間がかかります」

「了解しました」

「会社を作るために。

ビルの売り物件を買おうと思っているんですけど」


「おいくらですか?」

「60億円です」

「支払い方法は?」

友子は驚きもせず支払い方法を聞いた。

「はい、父は銀行から融資を

受けた方が言っていたので

銀行から融資を受けようと思います」


「私も賛成です。でも大丈夫ですか?」

「預金が保障になりますから、会長には私が連絡して

話をします」

「はい、お願いします」

亮は友子に頼ってしまった。


「亮さん、個人でビルを買うんですか?」

奈々子が聞くと亮が答えた。

「ええ急ぐので」

「そうですね、良い物件です」


「ええ、地下1階にライブスタジオ、1、2階にスポピア、

スタジオDアメリカ、ブリリアンスショー

スポーツの商品を販売、3、4階にRRレコード、

5階に芸能プロダクション6階に証券会社

8階にレストラン・ナチュラル・グリルです」

「本当ですか」

奈々子は自分の働き場所を聞いて

喜んでいた。


ブルックは亮の腕を持って自分の楽曲を

売ってくれる会社を見て感動し

たった1ヶ月で自分の人生を変えてくれた

亮にどんなことをしても恩を返す

つもりだった。


「7階は?」

玲奈はワクワクして亮に聞いた。

「我々の会社です。玲奈さんや一恵さんの

仕事をする場所が必要ですからね」

「ありがとうございます」

玲奈と一恵はこれから本格的に亮と一緒に

仕事が出来る事が嬉しかった。


「團さん、小村さんから連絡があって

話が付きました。

早急に売買契約書を作ります」

久保田郁美は亮に言った。

「はい、お願いします」

「團さんはスタッフに恵まれ言いますね

「はい、そうですね」


劉文明に電話をかけた

「文明、物件が見つかりました」

「うんそうかそれでいくらだ?」

「銀座7丁目の8階建てビルで60億円です」

「OK、どうすればいい?」

「会社が出来るまでいなほ銀行の個人口座へ

お願いします」


「わかった。

これだけビジネスを展開してしまったら

もう一人では仕事ができないだろう。

早く会社を作れ」


「今それで動いています」

「メールで来た口座に

100億円すぐに振り込む」

「そ、そんなに」


「ああ、俺を亮の会社の取締役にしてくれればいい」

「でも・・・・」

「何を言っているんだ、お前がいなかったら

俺は死んでいた恩返しだ」


「はい」

「それで小妹は?」

「一文字を追って香港に行っています」

「そうか俺もあさって香港に戻る予定だ。亮香港で会おう」

「は、はい」

玲奈が亮の顔を覗き込み、肩を叩いた


~~~~~~~

「ジャネット、奈々子さん

美宝堂へ行きます」

亮が二人を誘うと

「私たちは?」

怜子と一恵が聞いた。

「はい、一緒に行きましょう」


~~~~~~

亮は歩きながら電話を掛けた。

「佐久間さんですか?團と申します」

軽井沢のゴルフコンペの時キャディ

だった。佐久間に電話を掛けた。


「あっ、あの時の・・・」

「覚えていますか?あの時は松平を

名乗っていましたけど」

「もちろんです」

「プロテスト合格おめでとうございます。

つかぬ事お聞きしますがスポンサーは?」


「まだ勝っていないのでいません」

「それで、スポンサー探していますか?」

「もちろんです」

「では、うちでスポンサーになりたいんですけど・・・」

「本当ですか?ところでどんな?」


「スタジオDです。今度スポーツウエアを

作るので、ぜひ」

「でも。私先週の初試合予選落ちですよ」

「はい、知っています。契約期間は2年間

初年度は契約金一千万円+遠征費用を出します」


「そんなにでも、私どこまで勝ち上がれるか」

佐久間はあまりの好条件に驚いていた。

「僕が勝たせます」

亮は自信を持って答えた。


「その根拠は?」

「当社がアスレチックトレーナーをやって、

コーチはアメリカから呼びます」

「本気で言っているんですか?」

佐久間陽子は亮を疑っていた。


「本気です。今度お話をしましょう。

代理の者から連絡をさせます」

「分かりました」

亮はこれから他のスポーツ選手と

契約してウエアを売っていく計画だった。


~~~~~~~

「一恵さん、佐久間陽子さんに連絡を取って

スポンサーの話をしてください」

「佐久間さん?」

「はい、僕のスマフォのコピーしたアドレスあります。

軽井沢でゴルフをした時のキャディさんで

プロ試験に合格したので」


「新人ですよね、実績もないのにスポンサーに

なるんですか?」

「はい、美人なので」

「驚いたわ、美人だからスポンサーになるなんて」

一恵は時々亮の行動を不思議に思っていた。


「あはは、嘘ですよ。僕がトレーナーをして

筋力を付けて必ず優勝させます。そして彼女を

外見でも一流にします」

亮は今度の事務所にパーソナルトレーニング

の部屋を作る事を考えていた。


「実験台ですか?」

「はい」

一恵は何の疑いもしないで従う事にした。


~~~~~~~

メイメイが録音したICコーダーを受け取り、

会話を聞いた小妹は亮に電話をかけた。

「亮、一文字が女性に対して変なのは

父親の一文字大蔵の影響が大きいみたい」

「それは興味深い話です」


「ええ、それと一文字をつけている男たちは

間違いなくロシア語を話していたわ」

「それで、社員の西は?」

「西?事務所で仕事しているみたいだけど」

「彼にも張り付いた方が良い、以前彼に

あった事があるけど一文字の資金運用は一手に

彼が任されている、もし彼が裏切ったら」


亮は女性達を使い捨てにする一文字の

人望の無さが西を裏切らせる可能性を

感じていた。

「まさか・・・」

「昨日彼が連れて帰ったのはロシア人女性

じゃなかったですか?」


「ええ、その通りよ」

小妹は亮がそれを見越していたように

言ったのに驚いた。

「わかった、すぐに見張りを付けるわ」

「それで、一文字の香港のお金をチェックできないか?」


「それは調べた、3億ドルあるわ」

「それはおかしい、NEL教団から借りた

お金が5億ドル以上あるはずだ」

「じゃあほかにも銀行口座があるのかな」

「それか日本に移動しているかもしれない」



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