爆破寸前!
その車をさえぎるように樫村が
車を止め一文字の声をかけた。
「一文字大介さん、ちょっと
お話を聞きたいんですが」
「ふん、任意同行か?」
「はい、任意です」
「じゃあ、断る」
「分かりました」
樫村は身を引くと一文字は車を走らせた。
「後を追え!」
「はい」
樫村は運転席に座った部下に指示をした
一文字の車は飯倉料金所から首都高速に乗った。
~~~~~~~~
屋上に登ったマギーが双眼鏡で
周りのビルの屋上を見渡すと
隣のビルに男の姿が見えた
「亮、人がいる!」
マギーが亮に連絡をした。
「マギーは向こうに気づかれましたか?」
「ううん、男はそっちを監視しているわ」
「了解、ところで送った写真と
その男は一致しましたか?」
マギーは双眼鏡を覗きこみながら
「はい、同じ人物です」
「了解、その男は有森です。
後はマギーの判断に任せます」
「分かりました」
マギーはキャリーケースの中から取り出した
アサルトライフルレミントンM24に
スコープ付け密かに男の方へ銃口を向けた。
~~~~~~~
ハリーのスマートフォンにメールが入った
「東京証券取引所の前にダン・アキラ達六人いる」
それを読んだハリーはボビーとエリックに言った
「ダン達が我々を待ち伏せしている、どうする?」
「警察はまだ来ないな」
エリックが聞くとハリーは答えた。
「ああ、普通の警察じゃ我々を止められない
日本のSITとかSATの出動には時間がかかる」
「まだなようだ、エリック」
「ハリー到着まで後何分だ?」
「3分だ!」
「よし、行こう1分で方がつく、
我々が着くまで奴らを片付けろと伝えてくれ」
エリックそう言うとハリーはメールを送った
~~~~~~~~
そのメールを受け取った男がライフルを
組み立てていると
マギーは亮に連絡をした。
「亮、男がライフルを組み立てているわ」
「了解」
亮はみんなに合図を送って車と
後ろに隠れた。
「森さん、あのビルの上から
有森が我々を狙っています」
亮が言った瞬間に「カーン」と言う音を
放って車にライフルの弾当たった
「逃げろ!小妹、蓮華」
亮が声を出すと小妹と蓮華と亮は
弾が飛んできたビルの方へ走り
森はビルの陰に隠れた
「あれ!みんなは?」
森は亮たちを探した
「逃げろと言ったのに、小妹」
「あら、弾丸から逃げろと
言うのは死角に入る事よ」
「そうか、さすがプロ」
~~~~~~~~
「くそ!」
有森が言うと有森のライフルが飛んだ。
「何!」
有森は腰のピストルを抜いて
弾丸が飛んできた方向を向いて
腰をかがめた。
有森は黒ずくめの服に金髪の
ポニーテールのマギーを発見すると
2発ピストルを撃ち、
マギーは撃ち返し夏の早朝のビル街に
発砲音が鳴り響いた。
そこに高速道路の方から
猛スピードで走ってくる車があった
~~~~~~~~
「来たわ、奴らが」
小妹が叫ぶと亮が森の車に飛び乗り
車を横にして道をふさいだ、
するとハリーが運転している車から
エリックが体を乗り出しマシンガンを撃ち
「カンカン」
と車のボディを貫通してきた。
「この際だ、奴も殺ってしまえ」
エリックは車から降りてライフルを
構え亮を狙った。
そこにエリックの足元に数発の
銃弾が放たれた。
「エリック狙撃手がいる。まずい逃げるぞ!」
ハリーはエリックに指示をし
車から降りてきた方向に走り出した
「小妹追え」
亮は命令すると小妹と蓮華と美喜は
二人を追いかけた。
「亮、俺達も」
森が言うと亮はエリック達が乗っていた
車の脇に走ってドアを開けた。
「森さん大変です」
「どうした亮」
「また爆弾です。TNT火薬2000kg距離10m
爆風圧32.258kgf/cm^2この爆弾爆発したら、
この建物がぶっ飛んで
メインコンピュータが停止してしまいます」
「なんだって」
「森さんこの道に車が来ない通行止めにしてください」
「分かった、お前も逃げろ」
「いいえ、タイマーを解除します。
「亮、解除できるのか?」
「はい、学生時代ボストンで爆弾魔と戦いましたから、
時間が有りません集中させてください」
「わ、分かった」
森は気になりながらも亮の元を去った
亮はポケットの中からペンチと取り出した
~~~~~~~
上空を飛んでいたヘリコプターが高度を落とし、
はしごから女性がバックを持って
マギーの脇に飛び降りた。
「久しぶりね、マギー」
「久しぶりジェニファー」
二人が固く握手をした。
「FBIから有森の射殺命令が出たわ」
「2重スパイだったの?」
「ええ、日本の警察に捕まって自供でも
したらアメリカ国家の恥よ」
「OK、私がやるわ」
マギーが言うとジェニファーはそれを止めた。
「ごめんなさい、ブラウンが来る前に
片付けなくちゃいけないから。
それにあなたが人を殺したら亮が悲しむ」
「えっ、なぜそれを知っているの?」
「私は亮をボストン留学時代から彼を
護って来ていたから」
ジェニファーはバレットMk22
ライフルを取り出しセットし
スコープを覗き込んだ。
「ああ、それ!バレットMRADいいなあ」
「うふふ、中々良いわよ」
「マギー有森は何処にいるの?」
「エアコンの室外機の後ろに隠れているわ」
「分かった」
ジェニファーが室外機をスコープで見ると
有森の足が見えた
「ジェニファー私が前に出て有森をおびき出すわ」
「お願い」
マギーが前に出て有森の視覚に入ると
有森が立ち上がりピストルを構えた瞬間
ジェニファーの撃った弾丸が有森の頭をぶち抜き
頭からシャワーのように血が吹き出てその場に倒れた
「ナイス、ジェニファーさすが暗鬼エキスパート」
マギーがジェニファーに近づいて握手をした。
「こっちは片付いたわ、亮の方は?」
マギーとジェニファーは下の車を覗き込んだ。
~~~~~~~~~
エリックとハリーが高速の下に着くと
目の前にボビーが運転した車が止まり
二人はそれに乗り走り出した
「小妹乗って!」
裕子たち極楽蝶が乗ったバイクが
小妹の前に止まった。
「ありがとう」
小妹が乗ると蓮華もバイクの
後に乗ってエリックたちを追った。
パーンパーンエリックたちの
乗る車に弾丸が当たった。
「何!」
「有森はどうした?」
「やられたのか!」
ボビーは弾丸を避けて蛇行して
走った。
「とにかく逃げろ。あの爆弾は
誰も止められない」
ボビーは笑った。
「くそ!」
エリックはピストルを手に持った。
そこに、裕子のバイクが並走した。
「くそ!」
エリックは裕子に銃口を向けた。
「危ない!」
小妹は裕子のウエスト強く引き
スピードを落とすように指示をした。
「ごめんね。亮!」
小妹と蓮華はピストルを手に持ち
車の真後ろに付き引き金を引いた。




