爆破阻止
「わかりませんこの車をビルの西側で
爆発が起きたらそこの上に車を置くだけです」
亮はもう一度爆弾を見ると
「森さん、ここにはタイマーが着いていません、
たぶんリモコンです」
「誰がどこから押すんだ?」
亮は時計を見ると4時を差していた。
「娘を助けてください。
ミッションを実行しないと娘が
殺される」
神田は泣きながら森に懇願した
「亮、どうする?」
亮は腕を組んで考えていた。
「あと、三人・・・・」
そこに小妹と美喜が田島と沢井を
捕まえて連れてきた
「ご苦労様小妹、美喜さん」
「亮、二人ともリモートコントロールが
付いたC-4を持っていました」
「危ないです。すぐに離れて!」
亮が言うと蓮華が答えた。
「大丈夫です。スイッチは切ってあります」
「良かった」
亮がホッとして沢井に聞いた。
「沢井さん、田島さん爆弾を持って
どうするつもりだったんですか?」
「ビルの西側のマンホールの蓋の上に
この爆弾を置くように言われました」
沢井は神妙に答えた
「マンホール?」
森が不思議そうにしていると亮が答えた
「森さん地下ケーブルです」
「ん?」
「各所から地下ケーブルでここに
情報が送られてくるんです」
「そうか、このケーブルを切っちまえば・・・」
「はい、電波は送れません。でも
元々こっちは予備アンテナですから」
「東京タワーを爆破しても意味が無いぞ!」
「いいえ、とんでもない方法が一つあります。
マンホールを爆破してその上でこのマシンを
作動させて過電流か電磁波を流せば各放送局に
逆流して放送局を破壊できます」
「本当か!」
「森さん警察が来ればここを封鎖
しますから大丈夫でしょう。問題は人質ですね」
「ああ、いったい何処に監禁しているんだろう?」
亮はそれに答えず
「後三人の役割は何でしょう?」
亮が突然一恵に連絡をした。
「一恵さん、平沢さんと真鍋さんと井田の
仕事もう一度教えてください」
「はい」
「平沢さんは汐留のF電機と真鍋さんは
代々木のD社二人とも
スマートフォン会社に勤めています」
「二人ともスマートフォン会社ですか」
「はい」
「井田さんは?」
「川崎のF電機のシステムエンジニアをしています」
「まさか・・・」
亮は顔色が変わった
「一恵さん井田さんの今の仕事調べてもらえますか?」
「はい」
~~~~~~~
亮は直子を無線で呼んだ。
「直子さん、芝公園の教会に平沢さんと
真鍋さんと井田さん三人いるんですよね」
「はい亮、こっちにまだ動きは無いわ」
「直子さん、もうしばらくそこで
見張っていてください」
「了解」
亮はマギーと小妹に指示をした
「マギーと小妹は浜松町の蓮華と桃華の
ところへ応援に行ってください」
「了解」
そこに美咲と供に爆弾処理班がやって来て
神田の車の中を見て打ち合わせをしていた。
「4時30分まで後10分しかないですよ、
美咲さん彼らは何をやっているんですか?」
「液体窒素の準備をしているわ」
「はあ」
亮は溜息をつくと亮は声をかけた。
「班長いますか?」
「はい」
「あと7分です」
「今、液体窒素の用意をしています」
「その前にリモコンの方を取り外した
ほうが良いのではないですか」
「それが・・・担当の人間が
まだ来ていないんです」
「最初からそう言って下さい」
亮は怒りながら神田の車の方へ向かった。
「あっ、危険です!」
爆弾処理班の男が亮に声をかけた
亮は神田の車の後ろに積んであるリモコンの
電源を抜いた。
森が後ろから覗いて
「意外と簡単だったな。亮」
「いいえ、これはトラップです。
もう1つあるんです。
森さん危険ですよ。下がって」
「そんな事言ったって・・・」
亮は車のボンネットを開けると
バッテリーに繋がっている
赤いコードを1本見つけた
「これだ!」
亮はコードの行き先を見るとエンジンの
奥にコードが消えていた
「森さん離れてください」
亮は振り返って森に指示をした
「離れてって言ったって、亮大丈夫か?」
「はい」
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「いったい何をやっているの?」
美咲は爆弾処理班の人間を
捕まえているときつく言った
「警視申し訳ありません、
リモコン処理の者がまだ
到着していないんです」
「それで何をやっているの?」
「ダンさんが今止めるのも聞かずに・・・」
それを聞いて美咲は心配そうな
顔をして車のほうを見た
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亮は車にの下に首を突っ込むと
体を車の下に体を滑り込ませた。
その赤いコードはミッションの脇のへこんだ所に
タバコサイズの黒いボックスに繋がっていた
「あった」
亮は赤いコードをボックスから抜いた。
「任務完了」
亮はテープで止めてあったボックスを外し
車の外に出て黒いボックス高く上げると
周りの警察官がすぐに近づいて来た
「美咲さん、美咲さん」
「はい、亮」
「爆弾処理班が遅すぎます、
あれじゃテロを防げませんよ」
「そうね、まだ危機感が無いようね」
「はい、美咲さん今から人質を
救出しなればなりません」
「人質?」
「はい、彼らの娘さんたちです」
亮は神田たちを指差した。
「分かったわ、救出に向かわせるわ。何処?」
「それが何処か分かりません、
それに爆破失敗が分かれば
人質を殺す可能性が」
「どうしたらいいの?後5分しかないわ」
「芝公園の教会へ行きます」
亮は車に飛び乗りランボルギーニの
エンジンをかけた
「私も行くわ」
「美咲さん今度ばかりは僕の勘ですよ」
「良いじゃないのたまには」
「森さん芝公園の教会へ行きます」
亮は森に大声で怒鳴って走りだした
「了解」
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「失敗したらみんなに天国へ行ってもらうよ」
地下室に猿轡をされた女性が6人転がされていて
そこにいた男がニヤリと笑って時計を見た。
「時間だ、失敗だな!」
階段を上がって1階の部屋のパソコンを脇にある
リモコンを手にとってボタンを押そうとした瞬間
~~~~~~~
部屋のドアが開き亮が入ってきた。
亮は男の手を取りそれを持ち上げながら
後ろに回り捻りあげ床に押し倒した
「人質は何処だ?」
男は返事をしないでいると
美咲と美喜が突入してきた。




