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東京タワー爆破

亮はコンクリートマイクを渡した

「はい」

マギーがコンクリートマイクを受け取ると

一恵はマギーに指示をした。

「マギー左側が寝室、右側がリビングよ」

マギーがうなずくと一恵は一文字との

あのおぞましい夜を思い出した。


「気をつけて」

亮がマギーの肩を叩くと窓掃除用ゴンドラ

固定用の鉄骨にロープを縛り

簡単に降りていった。


「あら、簡単に降りて行った」

一恵は驚きのあまり呆然として見ていると

亮は通信機を柵のところセッティングを

しているのを見て一恵が聞いた


「亮さんこれは?」

「マギーが付けた盗聴器の微弱な

電波を受信して周波数を変えて

増幅して飛ばします」


「ああ、そうか。これで市ヶ谷でも

受信できるの?」

「はい、あちこちにあるWIFIアンテナを

利用して届きます」

5分ほどでマギーが上がって来ると

亮は手を差し伸べた


「マギーお疲れ様」

亮は受信機を持って感度をチェックすると

マギーに言った。

「マギーOK」

「サンキュー」


亮が親指を立てるとマギーは嬉しそうに笑った。

亮はすばやくロープを巻いてバックに詰め込み

東の空を見ると東京タワーの後ろは白んで来ていた。

「いよいよか・・・」


亮たちはマンションの屋上から降りていった。

「一恵さんは市ヶ谷に戻って一文字の盗聴してください

 きっと一文字の所へ誰からか連絡があるはずです」


「はい、亮さんは?」

「僕は芝公園の教会に向かいます」

亮は車に乗ると森に無線で聞いた。

「森さん今どうですか?」


「井田さんの後を追けて

日比谷通りを内幸町過ぎたところだ」

「じゃあ芝公園ですかね」

「ああ、そうなるな」

「了解」


亮は裕子に電話をかけた

「裕子さん、今何処ですか?」

「私は15号線の三田を通過したところ、

今左折したわ」

「了解」


亮は次々に無線機でかけみんなの

場所を確認し始めた


「早苗さん現在位置は?」

「ロシア大使館の脇を通過しました」

「了解」


「小妹、何処ですか?」

「真鍋さんを追って芝公園の教会に来て

直子さんたちと合流しました」

「了解」


「全員が芝公園の教会に集合か、ターゲットは?」

亮はつぶやいた


そこに直子から無線が来た

「亮、東京タワーの前です」

「えっ・・・了解」

次にからマギーから連絡が有った。

「亮、田島が東京タワーの

前で降りました」


「了解」

「蓮華、桃華。浜松町の三人の様子は?」

「変化なし」


「まずい、予想が外れた。東京タワーか」

亮は浜松町から連想される場所、羽田空港爆破

かと思っていた。額から汗が流れた。

「マギー、一恵さん僕は東京タワーに向かいます」

亮は二人を残してランボルギーニで

東京タワーに向かった。


「裕子さん今何処ですか?」

「教会を通りすぎて増上寺の脇を走っているわ」

「分かりました、先回りをして

東京タワーへ向かってください」

「了解」


裕子のバイクは神田の運転する

車を抜いて行った。

「小妹、美喜さん。田島さんと沢井さんを

確保、武器を持っている可能性が

あります」


「了解」

小妹と美喜が東京タワービルの前に

立っていた二人の前に立ちはだかり

声をかけた。


「すみません、ちょっと待ってください」

二人はすぐにバラバラに逃げ出し

二人が追いかけた。


~~~~~~~~~~

亮が駐車場の前に着くと

バイクが止まっていた。

「ご苦労様、裕子さん駐車場の

裏側を塞いでください」


「分かったわ」

「車に爆弾が積んであるかもしれません、

突っ込んできたら逃げてください」


裕子は一瞬顔が険しくなった。

「了解」

裕子のバイクは東京タワー敷地内ある

芝公園スタジオの脇を通り抜けて

走っていくと坂を上がってきた

森の車が目の前に止まった。


「亮、どうした?」

「森さん真鍋さんは?」

「浜松町の教会に入ったからこっちへ来た」

「今、神田さんの車がこっちに

向かって来ます。止めましょう」


「了解」

浜松町側の入り口に森が車を止め

六本木側の駐車場の入り口に

亮はランボルギーニを止めた。


その時下から勢いよく白い

SUVが上がってくると

駐車場の亮の車にぶつかりそうになって

止まった


亮が車から降りて困った様子を

見せた神田に声をかけた。

「神田さん!」

亮が大きな声で怒鳴るとびくっとして亮の方を見た。


「神田さん何をするつもりですか?」

亮が聞くと神田は返事もせず

車のドアを開け乗ろうとした、

亮はすばやく神田の手を掴むとそれを止めた。


「な、なんだ」

「車の中を見せてください」

「何の権利でそんな事言うんだ、関係ないだろう」

「こういう権利だ」

森が警察の身分証を見せた。


それを見て神田が力を緩めると森がしっかり抑え

亮は車の中を見た。

「も、森さん」

「何だ?」

「なんだかわからない物が」


亮が見たのはエンジンのようなものだった。

「なんだと」

森は大声で神田に聞いた。

「このこれで何をするつもりだった?」

「娘が・・・・」

神田が力なく答えると亮は驚いて聞いた


「娘ですか?」

「娘が人質になっているんです。

助けてください!」

神田は亮に頭を下げた

「そんな・・・何処に捕まっているんですか?」


「分かりません、ただ命令を実行しないと

娘がどうなるか・・・」

「実行って何ですか?」

「車を指定された所に置く事です」

「何時だ?」

森が神田の襟を持って絞めた。


「よ、4時30分です」

森は車の中の爆弾の量を見て馬鹿にした。

「こんな量じゃ、東京タワーは倒れないぞ」


亮はすぐに美咲のところへ電話をかけた。

「美咲さん大至急、爆弾処理班を

東京タワーに向けてください」


「分かったわ」

「そして報道規制もかけてください」

「了解」

「神田さん、爆発方法は?」

亮が聞くと神田は首を振った。


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