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容疑者の選定

「すごーい探偵さんになったみたい」

葉子が喜んでいた。

「では、皆さん出発してください。

奴らが動き出すのは朝そして、

事を起こすなら都心部のターゲットを

目指して集まってくると思います随時、

連絡をください」


「亮!私は?」

小妹が怒鳴った。

「私が行くわ、小妹」

玲奈が言った。

「やった!」

「私も見張りに行くわ」

美咲が張り切って言うと亮はそれを止めた。


「美咲さんはここに残って指揮をしてください

みんなの情報を集めてください、

そしてハリーたちの動きも

 ここで追跡してください」

「分かった」

美咲は仕方無しに亮の指示に従った。


「でも亮と一恵さんがペアになって

 人手足りる」

「大丈夫です。裕子さんもいます」


~~~~~~~~

その時、裕子はバイクに乗って東神奈川駅

から坂を下った商店街の裏側の

近くのマンションに向かって行った。


~~~~~~~~

30分前の午前1時

警視庁の刑事二人が刺された後

MタウンKホテルのエリックがいる

1923号室に警視庁の刑事が突入

するとエリック達は居なかった

そこへブラウン捜査官が入ってきた。


「くそ!逃げられた」

ブラウン捜査官が舌を鳴した。

「手配をしてください」

ブラウンの言葉に警視庁の刑事が答えた。


「なんの容疑ですか?」

「何でもあるだろう、ホテル代の踏み倒しとか」

ブラウンは怒りを抑えながら日本人に

通じるゆっくりした英語で話をした。


「ブラウン捜査官それは無理ですね。

デポジット金が1万ドル入っていますから」

「何を言っているんだ、あんたたちの仲間が

こいつらに刺されたんだぞ!」


「それは有りません、事件が起こった時

三人は間違いなく部屋にいた」

「くそ!」

ブラウンは床を蹴った。


~~~~~~~~~~~~~~

亮はみんなのスマートフォンに対象者の

写真を送って準備が出来た

「さて、みなさん行きましょう」

森が声をかけるとみんなが返事をした。

「はい」


~~~~~~~

そこへ樫村から美咲のところへ

電話がかかってきた

「亮、待って!」

美咲が亮を止めると亮はみんなを止めた。

「原警視、例の物が6ヶ所に届けられました」

「はい、何処?」


「東神奈川、渋谷、青山、新橋、芝公園、

新宿の教会です」

「分かりました、それぞれ見張りを

怠らないようにお願いします」

「はい!」

樫村は強く返事をした。


「亮、シャンプーが6ヶ所に届けられたわ」

美咲は樫村の情報を伝えた。

「はい、何処ですか?」

「東神奈川、渋谷、青山、新橋、

芝公園、新宿の教会よ」


「えっ、新橋以外はリストにある九人が

住んでいる場所です。そして大阪で爆死した

野間巡査部長が住んでいたのは西新宿です」

「じゃあ、教会とリストの人たちは

関係がある可能性が」


「はい、麻薬中毒になって操られている

かもしれません」

「大変!」

「そうなると、川口の根本さんと池袋の

本田さんと高円寺の田代さんは可能性が

薄いかも知れないですね」

亮は微笑んでいた。


「どういう意味」

「この三人を調べてみましょう」

「何を?」

「ちょっと待っていてください」

亮は一恵と隣の書斎へ行って個人情報を

取り出して美咲のところへ戻った。


「美咲さん根本さん、本田さん、田代さん

の三人とも敬虔な信者それぞれの

教会の長老です」

「じゃあ、三人は例の教会とは?」

「6ヶ所の教会に行く事はないはずです。

教会が改宗していますから」

一恵は微笑んでうなずいた。


「美咲さん、それにこの三人はそれなりの

資産を持っています」

「そうじゃあ、いざとなれば悪い事をしてまで

返済をしなくても良いわけね」


「はいたぶん、ストレートクレジットの何かの

関係で借りたのかもしれません、

残りの6人東神奈川の神田さん、

池尻の真鍋さん、南青山の田島さん、

西新宿の井田さん、

芝公園の沢井さん、

西新橋平沢さんに絞りましょう」

「はい」


「東神奈川は裕子さん、渋谷は早苗さんと智子さん

青山はマギー、新橋は小妹と玲奈さん

芝公園は直子さんと美喜さん、

新宿は森さんと葉子さん。蓮華と桃華は浜松町へ

向かってエリックたち三人を監視してください」

「了解!」


~~~~~~~

そこへブラウン捜査官から美咲に電話があった。

「原警視、夜分すみません今何処に?」

「もちろん寝ていましたよ」

美咲はブラウンに嘘をついた。

「ああ、すみません。エリックに逃げられました」

「どうしてですか?」


「日本人の刑事が刺されてその隙に」

ブラウンはFBIのミスを認めなかった。

「そうですか。FBIの捜査官の方は?」

「それが捜査員が体調を崩しました」

「体調を崩した?」


「はい、実は日本人の刑事が刺されたとき、

みんなトイレに行っていて交代に

行けなかったんだ」

「そう、大変でしたね。病院へは?」

「はい、大使館の方で治療しました」


「私ともう一人は幸い、なんともありませんでした。

でもジェニファーはひどい下痢で・・・」

「そうですか、それで警視庁から新しい人員は?」

「すぐに来ましたが、頼りにならない

 もっと優秀な・・・」

ブラウンは亮の助けが欲しかった。


「分かりました、ブラウン捜査官。

朝まで休んでください」

「でも・・・・」

「私が何とかします」

美咲が電話を切った。


「亮、FBIの連中はみんな

下痢になったらしいわ」

「えっ?もしかしたら毒?」

亮は発病までの時間と症状から見ると

キノコ性毒に近かった。


「そうかも知れない」

「と言う事は、毒を盛った者が

我々のすぐ傍にスパイがいる」

「そうよ、情報が盗まれている」


「大変だ!美咲さん警視庁の

サーバーにハッキングします」

「了解」

「一恵さん手伝ってください」

「はい」


亮と一恵は美咲はパソコンの前に

座るとハッキングをはじめた。

「でた!美咲さん警視庁の職員名簿だ」

「はい」


「ここから一葉学園の卒業者を検索していきます」

亮が職員名簿を検索していくと

女性職員の学歴が消されていた。

「だめだ、学歴が削除してある」

「私がチェックします」

一恵が職員名簿のモニターを見た


「じゃあ、絞り込みます」

「はい」

一恵は卒業アルバムからと記憶の中から

リストアップされた女性をチェックして

八人が絞り込まれた。


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