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玲奈の実家

「麻実ちゃん、良かったわ。

あなた命を狙われていたかも知れないわ」

玲奈がお茶漬け持ってきながら話をした

「えっ、嘘!」

能天気そうな麻実は玲奈の言葉で顔色が変わった


「本当です、一文字の元秘書は

ニューヨークで殺されそうになりました」

「殺されそうになったって

その人は生きているんですか?」

「はい、命を取り留めました」

「それって、新村一恵さんですか?」


「はい」

「生きていたんですか?」

「はい」

「一文字には一恵さんは死んだと聞かされていたんです、

一恵さんには以前ずいぶんお世話になったんです」

亮はスマートフォンを取り出し一恵に電話をした

「あっ、亮です。一恵さん野口麻実さんご存知ですか?」

「はい、知っています」


「今、彼女をエリックたちから助け出しました、

電話を代わります」

亮が麻実に電話を渡してしばらく話をすると

麻実の目から大粒の涙が流れ始めた

そして、麻実が亮に電話を渡すと

涙声の一恵の声が聞こえた。


「麻実ちゃんは私の紹介で

一文字のところへ来たんです、

 悪いことをしてしまって」

「それは過ぎたことですから、気にしないほうが」

「すみません」

「それと九条ゆかりという女性は?」


「知っています、プレステージの監視のために

日坂の秘書になっていました」

「ところで、工場の方の動きは?」

「今のところは無いようです」


「お母さんと話す暇が無かったのですが、

蓮の種の件よろしくお願いします」

「はい、もう言ってあります」

「ではお母さんに今度改めて

伺うと伝えてください」

「はい」


亮が電話を切ると麻実が涙を拭いていた。

「そう言えば、彼らは何か怪しい

荷物持っていませんでしたか?」

「あっ。車ホテルに置いてきちゃった」

「何?」


「一文字が車を買ってくれたんです。

私の名義で」

「なるほど、それで」

一文字はどんな事があっても自分に

影響が及ばないようにと

手の込んだ方法を考えたと亮は思った。


「ハリーが大きな荷物を車のトランクに載せていました」

「車種と色と年式、ナンバーを教えてください」

麻実が車のナンバーと車種を紙に書き終えると

亮は麻実にお風呂を進めた。


「麻実さんお風呂に入って休んでください」

「亮さんありがとうございます」

亮は玲奈に指示をして

書斎に入って小妹に電話をかけた


「小妹、ホテルに麻実さんの

車が置いてあるそうです

 ナンバーは品川○○××の赤い外車です」

「了解」


「それでハリーが芝浦埠頭で荷物を

その車に載せたそうです」

「分かったわ、マギーに確認するように

指示しておきます」


「了解、気をつけて」

「はい」

小妹はいつも優しく声をかけてくれる

亮の言葉でやる気が出た


亮が電話を終えると玲奈がドアをノックした。

「亮、お疲れさまでした」

「いや、いつもこんなものです。

玲奈さん麻実さんのフォロ―をお願いします。

ひょっとしたら彼女はサーバーのありかと

パスワードを知っているかも知れません」


「でも、彼女が逃げたのを知ったらまた一文字が

パスワードを変えるんじゃないかしら」

「大丈夫です、ハリーはそんな恥ずかしいことを

一文字に報告しません。もちろん一文字も麻実さんを

心配して連絡なんかしません」


「なるほど、さすが亮」

玲奈は突然亮の首に手を回すと

「久しぶりね、二人きり」

「えっ、あっ」

亮は返事をする前に玲奈はキスをしてきた。


それはとても激しく息ができないほど長かった

「亮、ちょっとだけ、私だけの亮になって」

亮は玲奈の潤んだ目から寂しさを感じていた

「はい、すみません」


亮はシャツを脱ぎたくましい上半身を見せ

玲奈を抱きしめた

「素敵!亮、私これだけでがんばれる・・・」

玲奈はうれしそうに抱かれると

亮は玲奈の手を引き地下室の

トレーニングルームに入った


「ここなら麻実さんに声が聞こえませんから」

「うふふ、ところで一恵さんとは?」

「いいえ、ありません」

「ああ、かわいそう」

二人はすぐに服を脱ぎ全裸で愛し合った

~~~~~~~

ピンポン、ピンポン1923号室の

ドアチャイム激しくなった

「ボビー開けろよ」

エリックの大きな声が聞こえると

美喜はボビーを揺り起こした


「ボビー起きて、誰かが外で怒鳴っている」

「エリックか」

ボビーは裸の腰にタオルを巻いてドアを開けた

「なんだ、エリック」

エリックはベッドの中の全裸の

美喜を見て生つばを飲み込んだ。


「あの女を抱かせろ」

ボビーは鼻で笑いながら

「なあ、エリック。いくら仲間でも

自分の女を抱かせるほど

 俺はお人好じゃないぜ」

ボビーは美喜のほうを見てウインクをした。


「もうお前の女になったのか。

どうせ金目当ての売春婦だろう」

「ふざけないでよ」

美喜が裸のままエリックのところへ

来て声を上げた。


「何が売春婦よ」

美喜が全裸でエリックに飛びかかろうと

するとボビーがそれを止め

美喜の美しい胸が揺れるのを見ると

ますますエリックの下半身は

美喜がほしくなった。


「エリック出て行ってくれ、

こんないい女俺は会ったことがない

 本気でほれた」

ボビーの今まで見た事が無い真剣な顔つきを見て

「くそ!」そう言ってエリックは部屋を出て行った


「ボビー素敵よ、エリックに言った事本当?」

「もちろんだ、美喜愛している」

二人が抱き合うと

美喜は作戦通りに事が運んだことでうれしくなった


~~~~~~~~

「ねえ、亮」

亮は裸の玲奈を上に乗せながら

腕立て伏せをしていた。

「私、亮の赤ちゃん欲しいんだけど・・・」

亮は突然の玲奈の言葉に力が抜けてつぶれた


「えっ?」

「私、妹と二人娘で実家に帰らないとそろそろ

両親が寂しがるかなと思って」

「じゃあ、帰って素敵な旦那さんを

探せば良いじゃないですか」


「亮、簡単に言うけど素敵な旦那さんを

探すのって大変なのよ

 どこに亮以上の男性が居ると思っているの?」

「いっぱい居ますよ、僕の同級生で一流企業に

入った連中が居ますから紹介します」


「まだ分かっていないなあ、自分の事、

それに富山になんかにお婿さんに来ないわよ」

「玲奈さん実家は富山なんですか、

お父さんは何の仕事をしているんですか?」


「縫製工場をやっています、昔は海外ブランドの

仕事をしていたんですけど

安い中国に仕事を取られてしまって

閉鎖をしようかって思っているらしいわ」

「えっ、本当ですか?」

亮は驚いて飛び上がった


「あはは、こんなに近くに居たんだ」

亮は大声で笑った

「どうしたの亮」

玲奈は父親の会社を閉鎖の話をしたのに

うれしそうに笑っている亮を見て

不思議そうな顔をしていた


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