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レコード会社

「まて、エリック溜まっているのは分かるが、

夜まで待ってくれ」

「わかった」

エリックは股間を押さえた。


~~~~~~~~

13時ちょうどに渋谷ストリームホール

ステージに立ったブルックは

マイクのスティックの音と共に演奏が始まると

いきなり高音の透き通る声を出した。


駅と直結のホールの無料ライブという事で

若者はそのすばらしい歌を唄うブルックと

踊りながらバックボーカルを務める

ジャネットの二人の美女に目を引かれ

スクランブル交差点のモニターにも映像が

映し出されあっという間に満員になった。


3曲のブルックの歌が終わると金子紀子が

登場し大きな歓声が上がった。


ブルックのすばらしい歌と

今人気絶頂の金子紀子の登場で

歓声が上がった。


紀子はブルックとジャネット紹介

を終えるとマテリア渋谷オープンの

案内とジュディを紹介した


「良かったよ、ブルック」

亮はブルックに声をかけた

「ありがとう、こんなに人が

集まるなんて驚いたわ」

「はい、ブルックの声で歓声が上がりました

 ジャネットの踊りも良かった」

「うふふ」

二人がうれしそうに笑うと島崎が興奮して言った。


「いやいや、日本で無名の歌手がこんなに人を

集めるなんて思っていなかった。それにスクランブル

交差点のモニターを使うなんて」

ステージでは紀子はメイキャッパーの

サラとオリビアを紹介し

ブルックとジャネットと観客から

メイクのモデルとしてステージに上げた

六人をイスに座らせサラとオリビアが

三人ずつ同時にメイクを始めた。


「す、凄い」

亮が声を上げて感動していた。

「観客が飽きないように六人同時に

メイクをするんですよ」

ジュディが亮の脇で話した

観客は見る見る変わっていく六人の女性を見て

あっけに取られていた

無事に一回目のイベントが終了すると

ステージの前に次のイベントを待つ若者が

集まっていた。


「成功ですね、ジュディ」

「はい、ありがとう亮」

亮とジュディが握手をすると亮は

サラとオリビアにも握手をした。

「お疲れ様です」

「ううん、楽しかったわ」

「後2回お願いします」

「はい」

二人は亮の手を握って控え室に戻って行った。


~~~~~~~~

「亮、私はそろそろ空港に向う、

トムを残していくから

 後の事は頼むぞ」

ジャックマンが亮の肩を叩いた

「はい、お気をつけて」

「お前こそ気をつけろよ」

「大丈夫です」

ジャックマンは亮を抱きしめた。


「パパ」

ブルックが二人を見て声をかけた

「ブルック、すばらしかったよ」

「ありがとう」

ジャックマンはブルックを抱きしめると

ブルックの耳元で力強く言った。


「お前の歌は天使の歌だ、いや女神の歌だ」

「うん」

「亮に愛してもらえよ。やつは最高の男だ」

「分かっている、私だって女だもの」

「あはは、じゃあまたな。ブルック」

ブルックとジャックマンは長いハグをして別れ

一恵がジャックマンを送ろうとすると

それを断った。


「一恵自分で帰れるさ。ありがとう楽しかったよ」

「いいえ、送らせていただきます」

ジャックマンはうれしそうに一恵にハグをして

新宿の成田エクスプレスのホームへ向った。


~~~~~~

亮は帽子をかぶりサングラスを

掛けて客席を見ると日坂武文が

ホールの壁際に立っていた。

「ジュディ、プレステージの日坂が来ています」

「亮、あなたの事はばれていないわよね」

「たぶん、この格好ですから」

「そうね、そのかっこう。ずいぶん怪しいわ」

「ひょっとしたら一文字が現れるかもしれませんね」

~~~~~~~

そして二部が始まる14時50分ごろ

一文字が日坂の隣に立った。


「ヤマトは美容室をオープンさせるのに

こんなに大掛かりなイベントをやっている」

一文字が怒りを抑えるように言った。


「はい、歌を唄っているのは無名の歌手ですが、

 メイキャッパーはニューヨークの

 コーエンから来ています」

「くそ!あのコーエンがヤマトと

タイアップしやがった」

一文字は地面を蹴った


「裏でかなり大きな力が」

「ああ、かなりの大物だ。

コーエンを動かしたんだからな」

一文字は亮がコーエンを動かしたとは

夢にも思わなかった。

~~~~~~~~


「亮、一文字が来たわよ」

会場を覗いていたジュディが言った

「はい、予想通りです、一恵さんを

 見送りに行かせてよかった」


亮は小妹に電話をかけた。

「今、何処ですか?」

「エリック達を尾行して六本木のKホテルにいます」

「六本木ですか、なるほど・・・」

小妹の居るKホテルと一文字の事務所がある建物は

同じMタウンの敷地内にあった。


「亮。私達は気づかれていなけど、

警察の方はばれそうでドキドキです」

「あはは、美咲さんに言っておきます

こちらには一文字が現れたエリック達と

接触する可能性がある」


「はい、一文字には仲間の尾行が付いています」

「えっ?そうなんだ。いつから?」

「私達が日本に着いたときから、

だってあいつは1ヶ月後のターゲット

だから」

「なるほど、そこには美人はいるか?」

「男ばかりだよ!」


亮は蓮華と桃華以外の仲間がいると聞かされ

小妹たちの動きの良さに驚きまた恐怖心も持ち

小妹が敵じゃなくて良かったと思っていた。


ブルックの歌と共に2部、3部が開始され

イベントは順調に終りを迎える事ができ

TV、新聞、ファッション雑誌の取材でマテリア

渋谷店の名前は全国の人に知らしめる事ができた。


関係者全員が握手をして喜びを分かち合うと

「さあ、次は火曜日です」

亮がみんなに声をかけた。

「そうだ、がんばるよ亮」

ブルックが亮の右腕に抱きつくと

ジャネットは左腕に抱きついた。


「玲奈さん、火曜日に使える渋谷の

ライブハウスを探してください」

「かしこまりました」


「團さん、ブルックの唄った歌の問い合わせが

来ているんですがなんて返事をしたらいいでしょうか」

島崎が慌てて聞きに来た。

「ブルック、CDはいつ発売になりそうですか?」

亮がブルックに聞くとブルックが答えた。


「RRレコードから年内かな」

「島崎さんRRレコードから年内だそうです」

「そうですか、じゃあ日本では手に入りませんね」

「島崎さん大丈夫です、RRレコード

日本にも会社ができますよ。

 その時はダウンロードもできます」


「本当ですか?」

「はい」

「ではそのように答えておきます。

團さんあの歌売れますよ」

島崎は笑って走っていった。


「ブルック火曜日もよろしくお願いします」

それを聞いたジャネットがすまなそうな顔をした。

「ごめんなさい亮、私は映画の打ち合わせ

 があるから明日帰らなくちゃ」


「ジャネット気にしないで。明日ジャネットが

発つまで写真撮影します。

すばらしい映画ができるのを祈っています」

「おお、亮好きよ」

ジャネットが亮に抱きつき耳元で囁いた


「明日の夜からブルックと二人になれるでしょう」

「えっ、それって」

「ううん、本当に仕事よ」

ジャネットは亮の頬にキスをして離れた。


「亮、会えるかしら?」

友子から電話がかかってきた

「はい、今渋谷にいます」

「すぐに行きます」


二人が会ったのは駅前の

フルーツパーラーだった。

「お疲れ様」

友子が亮の前に座ると亮は驚いていた。

「あれ?分かりました」


「はい、女性ばかりのこのお店でサングラスを

 掛けている男性がいれば目立つわよ」

「あはは、凄くフルーツパフェが

食べたかったんです」

「素敵よ」


「ありがとう、それで話とは?」

「まず、今のところ為替で40%の利益を出しました。

 月曜日の相場次第ではもう1回回せるから

 80%行くかも知れない」

「そうですか良かった」


「それが、ロイが言っていたんだけど

 Uバンクが資金運用の話を持ってきたそうよ」


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