表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/195

ブルックのライブ

「それよりスチュアートの件はどうする、

あっちの組織に責任を取らないと」

「いや、その為にこっちの無理な話

受けたんだ。向こうは大喜びだろう」


~~~~~~~~~~~

一文字はスーツに着替え麻実を呼んだ。

「そうだ、麻実。頼みがあるんだ」

「何?」

「今夜7時に芝浦埠頭へ車で人を

迎えに行ってほしい英語はできたよな」

「はい、車は?」

「お前の名義で買ってやるよ、赤いやつを」

「本当!嬉しい」

「ああ」

麻実は一文字に抱きついた

¬~~~~~~~~~

玲奈と一恵はサラとオリビアと

ジャックマン達を迎えに行き、

亮が9時半に渋谷のマテリアに着くと

スタッフのほとんどが出勤していた

「亮、お疲れ様」

裕子が声をかけた

「みんな早いですね」

「はい、内装のやり直しがあったの

サラとオリビアのアドバイスで」


「そうなんですか、大変でしたね」

「ううん、彼女達凄いわよ、昨日渋谷を歩いて

ジャパンメイクをアレンジしていたわ、

ニューヨークで流行らせるんだって」

亮はこんなに熱心に仕事をしている

サラとオリビアはさすがプロの街

ニューヨークから来た人だと思った


「裕子さん、ニューヨークで

仕事したいんじゃないですか?」

「はい、一度行って勉強してみたい」

「今日の二人のテクニックを見せてもらいましょう」

「うん、楽しみです」

裕子は心から喜んだ


渋谷のそれから間もなくジュディと

電広社の島崎、水瀬

野島とサラとオリビア、金子紀子そして

ブルックやって来て打ち合わせを始めた。

~~~~~~~~


9時53分東京駅に着いたエリックとボビーは

警察に職務質問をされ

鉄道八重洲口の鉄道警察隊で

荷物検査をした後、放たれそれを見ていた

小妹とマギーは二人の後を追いかけた。


~~~~~~

亮達の打ち合わせが終わる頃に

美咲から亮のところへ電話があった。

「亮、エリックとボビーが東京駅で

職務質問したんだけどキャリーケースの

中に何も無かったわ」


「そうですか、やっぱり。それで尾行は?」

「もちろん付けたわ、東京に来た理由は

何かのミッションがあると思うから」

「そうですね、他の官僚にもしもの事が

あったら円安だけじゃ済まないです」


「はい。せめて証拠を取るのに

硝煙反応を調べたかったわ」

「でも彼らは善良な観光客を装っていますからね」

「はい、やつらを絶対逃さないわ」

「がんばってください、

僕の命にも関わりますからね。ははは」


「うん、また連絡するわ」

亮は為替の事で友子に電話をかけた。

「友子さんどうですか?」

「はい、言われた通り円と株価が暴落しました。

 底値が見えたので既に円を買っています」

「よかった、この先は友子さんに

お任せします。後任が決まってしばらく

すると円は戻ると思います」


亮は人が殺されて利益を得ることが

後ろめたかったが

それは防ぎようが無い事だった。

亮は飯田に電話を掛けた。

「飯田さん、京都で狙撃事件が有って

円が暴落しています。早急に円買いを

してください」

「わ、わかった 」

~~~~~~~

11時にマテリアはオープンして

次々に入ってくる客に

入り口に立ったジュディが頭を

深く下げ挨拶をしていた。


渋谷マテリアと少し離れるが

駅と繋がっているイベント会場

ストリームホールの出演者は控え室に入り

亮とジャックマンはスクランブル交差点の

スターバックスで話をした。


「亮、私はブルックのステージが

終わったら帰るよ」

「ありがとうございましたブルー」

「契約書はすぐに送る、頑張ってくれよ」

「ところでブルー。

友人として話があるのですが」

亮は真剣な顔をして言った。


「なんだ?」

ジャックマンは顔を近付けた。

「スチュワート議員を撃った男が

日本に来ています」

「なんだって、どんなやつだ?」

「昔、当局の仕事を請け負った事も

ある殺し屋だそうです」

ジャックマンの顔色が変わった。


「もしかしたらエリックか?」

「どうして知っているんですか?」

亮は思いがけない返事で声が上ずった。

「私は陸軍の特殊部隊のトレーニングを

した事がある」


「その時に?」

「ああ、やつらスナイパーの

筋肉トレーニングをして

絶対に手が震えないような強靭な体を作ったんだ」

「じゃあ、エリックは?」

「パーフェクトスナイパーだ、

狙った的は1cmたりともはずさない」


「それがどうして?」

「女だよ、やつは人を殺った後は女が欲しくなるんだ」

「そういう人はたくさんいるじゃないですか、

 緊張の後に女が欲しくなるのは」


「やつは、女をレイプするんだよ。

その後自分が行く瞬間首を絞めて

殺した事もあるそれで陸軍の

特殊部隊を首になった」


「では今頃、女を捜しているんじゃ?」

「では日本で仕事を?」

「はい、すでに京都で官僚を射殺しています」


「あっ、今朝ニュースで見たよ」

「一緒に組んでいるボビーのことは分かりますか?」

「すまん、その男は知らない。

ただ三人組という話を聞いている」

「さ、三人組ですか」


亮はニューヨークの乱射事件の時聞いた

ハリーと言う男の名前を思い出した。


「ありがとうございます、

いい情報をいただきました」

「気をつけろよ、やつは本物のプロだ」


「はい、もう一つ教えてください」

「ん?」

「エリックの接近戦は」

「いい質問だ、やつはライフルを手で

持つために左手が異常強い、

左目が近眼でとても弱い」


「はい」

「どう戦うかは君次第だがな」

ブルーはこの数日間亮と一緒に居て

亮の人柄、人脈、知識、能力、財産

そして特殊部隊並みの戦闘能力を

誰よりも理解していた。


「あはは、僕は素人ですから戦いませんよ。

でもとてもいい情報です。ありがとうございます」

「ところで、ブルックのことだが」

「はい」

「一度抱いてやってくれ」

「はあ?」


「ブルックはジャック・チョウの愛人を

やっていたせいで君の事を好きらしいんだが

・・・告白ができないらしい

それにジャネットの友達だしな」

「はい・・・」


亮がしばらく考え込んでいると

「まあ、今夜辺りブルックと酒でも飲んで

話をしてやってくれ」

「わかりました」

「さて、もうすぐ本番だ」

二人は立ち上がり笑顔で握手をした。

~~~~~~

その頃六本木交差点近くのKホテルに来た

エリックとボビーはチェックインをしようとしていた

「なんだ、3時までチェックインができないのか。

なんて言う国だ」

エリックは怒りをあらわにしていた。

「仕方がない、女でも捜しに行くか」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ