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二人の移動

「じゃあ、警察は彼らに

動かされていたわけですか」

「ええ、彼らはもっと深いところを

知っていたのかも知れないわ」

「美咲さん、役人は一度決めた予定は

変更しないと言う事ですか?」

「はい」

「これで彼らの予定通り間違いなく

日本の円と株は暴落します」


「そ、そうね。つまりかなり大きな組織が

 動いている可能性があると言う事ね」

「はい、ところで美咲さんのお父さんの責任は?」

「大丈夫、問題無いわ。

父の考えは当たっていたんだから」

「良かった」


「逆に京都府警が通達を無視して警備を

 怠ったんだから責任は向こうにあるわけよ」

「とにかく、エリックとボニーを確保しなくては。

 本人達は自分達が目を付けられているなんて

 分かっていないはずですから堂々東京へ来るはずです」

「わかった、すぐに品川、東京駅に手配をするわ」


「はい、京都駅の監視カメラにエリックと

ボビーが映っているかすぐに調べてください」

「はい」

亮は美咲の電話を切るとすぐにマギーに電話をした。

「マギー、亮です。どこですか?」

「あっ、亮。今バスタ新宿です」


「了解、甲州街道を下ったヤマダ電機の前に

 います」

「あっ、見つけました」

マギーはうれしそうに亮の車の前に立って

ドアを開けてシートに座った。

「ありがとうございます。

亮、優しいですね、どうしてここに?」


「マギーは梅田Sホテルの爆破事件を

知っていますよね」

「はい、亮と別れた後の9時に」

「それを知ったと思って一番早い方法で

東京に来ると思っていました」

「そうです、小妹に昨日聞いて

高速バスで来ました」


「それが、また事件が起こってしまって」

「何ですか?」

「エリックとボニーが京都で人を

殺した可能性が高いんです」

「誰を?」

「官僚の次期トップです」

「なんと言うことを!」

~~~~~~~~

六本木のマンションで一文字は大阪のSホテルの

爆発に続き京都の射殺事件のニュースを観ていた

「よっし!やった」

「ねえ、何が」

全裸の女が一文字に抱きつくと

一文字は喜んでいた。


「金が入ってくる、あはは」

「本当、じゃあ私に洋服買って」

「ああ、麻実の欲しい物何でも買ってやるぞ!」

「本当?うれしい!!」


麻実は一文字の首に抱きつきキスをした

そしてガウン姿の一文字の股間に顔を

うずめ美味しそうに咥えた。

「ああ、こんなに元気」

麻実は一文字の物を跨ぎ尻を上下に

動かし激しく声を上げていた。


~~~~~

亮はマギーを乗せて市ヶ谷の家に着くと

小妹が玄関を開け

マギーと小妹が抱き合った。

「おはようございます」

亮が挨拶をすると玲奈と一恵と美喜は

朝食をテーブルに用意していた


「おかえりなさい」

玲奈が微笑むと一恵は涙ぐんでいた。

「心配しました」

「ありがとう」

亮はマギーを一恵、玲奈、美喜の三人に

紹介をすると食事を取りながら

大阪で起こった一連の事件の犯人は

エリックとボビーの可能性が高い事を話した。


そして、今日円安が起こり株も

暴落するだろうと説明した。

「ところで、玲奈さん今日の準備は大丈夫ですか?」

「はい、昨日サラとオリビアは

東京中の女性を見て研究していたわ」


「一恵さんの方は?」

「昨日の夜、マイクたちのライブを終えた後、

 青山のスタジオで練習しました」

「美喜さん、キャバクラの方は?」

「ホステスの教育も終わって

準備万端です」


「玲奈さん、一恵さん、美喜さん

忙しかったですね、ありがとう」

「とんでもありません、それより殺し屋が

 亮の命を狙ってきたら・・・」

玲奈は一度亮が死んだのでとても心配だった。


「私達が命を掛けて守ります」

小妹が体を乗り出し胸を叩いた

「小妹、命を掛けなくていいよ、

一緒に捕まえよう」

「亮、日本で殺し屋が捕まった試が無いんだよ」

小妹が諦めたように言った。


「なるほど、日本でプロの殺し屋が

 捕まった話を聞いた事が無いな」

亮は感心した。

「それだけ、安全な国と言う事でしょう」

玲奈が小妹の顔を見て言うとマギーが

笑っていた。


「うふふ、玲奈さんそんな事ないわ。

政治家が突然死んだら殺されたと思っていいわ

日本は殺し屋にとってとても簡単なのよ、

SPが付くのは大臣クラスだけだし

民間のボディガードなんて何の役にも立たない」


マギーは過去に何人かを葬った経験が

あり自信を持って玲奈に言った。

「優秀なボディガードが五人も

付いているなんて僕は大臣以上だ」


「亮さん、あの事件は一文字と

関係があるんですか?」

一恵が聞くと亮は神妙な顔をして答えた。

「ある可能性が高いです」

「そうですか」

一恵はため息をつきながら自分が

亮の身代わりになって

死んでもいい覚悟ができていた


「小妹、マギー。警察が新幹線の駅で

張っているからエリック達を発見したら

 すぐに身柄を確保します」

亮は二人の方を見て微笑んだ。

「本当に大丈夫ですか?証拠品はもう

処分したかも知れないわ」


マギーは日本警察の動きが鈍いので

馬鹿にしたような言い方をした。

「なるほど、職務質問しても証拠品が無ければ

すぐに放たれる可能性が高い訳だ・・・」

「そうです」

マギーが返事をするとまだ会った事のない

暗鬼を考えて亮は言った。


「ではすぐにやつらを尾行出来る

用意をしていてください、

二人は証拠を残さないようにタクシーと

かレンタカーでは移動しないはずだから

見逃さないように」


「OK、私とマギーは東京駅、

蓮華と桃華を品川駅に向わせます」

小妹とマギーは顔を見合わせて返事をし

出かける準備をした。

~~~~~~~~~~~~~~~

7時32分ののぞみ106号の

1号車に京都駅から乗り込んだ

エリックとボビーはキャリーケースを

通路転がして通路を

歩くと通路に置いてあったシルバーの

キャリーケースとぶつかった


「sorry」

通路にキャリーケースを置いていた

男が謝りエリックと男が目を合わせた。

その男は8:08に名古屋でその

キャリーケースを持って降りた。

「エリック東京ではどう動く?」

エリックはTシャツをつまんでパタパタと

叩いた。

「まず、ターゲットの下調べだ」


「そう言えば、あの中国人は何も知らなかった

らしいぞ。チャイナタウンの王全櫂を

締め上げて聞き出す訳に行かなかった

らしいな」

ボビーが窓から見える富士山を

眺めながら言った。


「あはは、ひょっとしたらチャイナタウンの

ヒーローを殺したので暗鬼がヒーローを殺した

犯人を抹殺に来ているかもしれないな」

「ああ、今回は関わらなくて良かった」

「そうだ、俺達は人を殺しても

殺されたくなからな」

勝手な言い分を二人は言って笑った。


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