表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/195

亮が救った女性

「有名な歌手?」

「いいえ、ニューヨークで会った

デビュー前の歌姫です」

「大丈夫かしら?」

ジュディは珍しく亮を疑った

それを察した亮はある事を思いついた。


「お帰りなさい」

後から裕子が声をかけた

「あっ、ただいま」

亮が振り返ると裕子は目にたっぷりの

涙を浮かべていた


「生きていたんだね」

「すみません」

「お葬式で泣いた涙と香典損しちゃった」

亮は頭を深く下げた。

「あはは、香典はお返しします」

「ばか!」

元暴走族の裕子は亮のお腹を思い切り突いた。


「凄い!」

裕子は亮のばねの様な腹筋に声を上げた

「亮さん、今どこですか?」

一恵から電話あった

「二階です」

「今行きます」

「はい」

するとすぐに一恵と玲奈。シンディと

ブルックとジャックマンと

トムが入ってきた四人を見た

ジュディは大きな声を上げた


「ジャックマン!」

「ジュディどうしました?」

亮がジュディに聞くと興奮したジュディが答えた。

「私ジャックマンのファンでした」

ジュディはジャックマンに握手を求めた


二人はしばらく話をすると

ジャックマンはブルックを紹介した。

「亮」

「ブルックが金曜日に唄うのね」

「はい」

「彼女魅力的だわ、上手く行くかも」

ジュディはジャックマンに会い

ブルックの容姿を見て考えが変わった。


「良かった、実は彼女のエージェント権

僕が持っているんです」

「日本の?」

「いいえ、世界のです。あはは」

ジュディは目を丸くした。

「ジャックマンはマッスルカーブの

社長だけじゃなくて

人気スポーツメーカーのSPOPIAの社長よ。


だから彼が日本にいるなんて奇跡だわ」

「そうなんですか」

亮はさほど驚かず自然に流しジャックマンに言った。

「ジャックマンさん5階に行きましょう」

「OK」

ジャックマンはジュディに手を振りながら外へ出た


「ジュディが私のフットボウル時代のファンだったとは

 うれしいね」

ジャックマンはご機嫌だった

5階と6階を見たジャックマンは真剣な顔をして

「OK、最高のジムを作ってあげよう」

「ありがとうございます」

トムは写真を撮りジャックマンと

話し合っているところへ

琴乃が入って来て呆然としていた


「ブルーノ・ジャックマン・・・」

「ああ、琴乃さん紹介します」

亮が琴乃のもとへ行くと

「知っています。何度アポをとっても

会えないブルーノ・ジャックマン」

亮はジャックマンに琴乃を紹介すると

ジャックマンはうれしそうに笑った。


「すまないね、今まで日本には興味が

無かったんだよ。ダンを知る前までね」

琴乃は男性まで虜にしてしまう亮に驚いていた。

そして亮に対しての嫉妬より心から尊敬の念を抱いていた

「良かったわ、亮がいれば私達のプロジェクトも

上手く行きそう」


琴乃はジャックマンにスポーツマシンのカタログを見せ

ダイヤモンドスポーツジムの計画をした。

「なるほど凄いマシンだ。だが一言言わせてくれ

日本のジムはプールを作るから面積と施設費と

維持費がかかるんだ。昼休みや会社帰りに

トレーニングができる都市型ジムを進めるよ」


「ありがとうございます。では協力をいただけますか?」

「ダメだ!私はダンと組む」

琴乃は予想通りの返事にすぐに切り替えした

「では、彼がダイヤモンドスポーツジムの社長なら?」

「もちろん全面協力する。彼と交渉してくれ」

「分かりました」


琴乃はジャックマンに言われた事で

亮を仲間に入れる交渉を父親と話をする

理由ができることが嬉しかった。

トムは設計図を見ながら5階と6階行ったり来たりして

イメージを浮かべていた

「さあ、我々はお昼でも食べようか?」

ジャックマンがみんなを誘った

「トムはいいんですか?」

亮が聞くとジャックマンは手を広げた。


「いいんだ、あいつは納得するまで現場に居る

 放って置いた方がいい仕事をするさ」

「なるほど」

亮は自分の性格に似ているトムに

親近感が沸き1万円と

ホテルのネームカードを渡した。

「仕事が終わったらタクシーに

乗ってホテルへ戻ってください」


「サンキューダン、良かったよ日本円持っていなかった」

亮はジャックマンのところへ戻ると

ジュディと裕子を交えて食事をした

ジャックマンはみんなに質問をして

亮の話を聞いていった。


ジュディはマテリアのオープンやシャンプーの件

学校乗っ取りの話

裕子は人質にされ助けてもらった事や

裕子の親友の殺人犯を見つけたこと

琴乃は在庫を抱えてつぶれそうな

会社を助けてもらった事


実はホストの徹の魔の手から助けて

もらった事を言いたかった

玲奈は身体に謎の物体を取り付けられ

助けてもらった事


一恵はニューヨークで二度も命を助けてもらった事

そしてジャネットは身体的欠陥で踊りが小さかったことを

治してもらった事、最後にブルックがグラスボイスを

治してもらった事を話した。



互いの事を詳しく知らず女性たちは

亮の事を話す事によって

絆が生まれてきた

「ブラボー」

ジャックマンは拍手をしながら

「私はNFLのヒーローだったがダンは凄い、

君はヒーローだ」


「パパもっと凄いのはスチュアート上院議員夫婦を

本当に助けたのも亮なの」

「本当か?」

ジャックマンは亮を抱きしめた

「ど、どうしたんですか?」

亮は突然ジャックマンに抱きしめられて驚いていた

「彼は私の恩人だ。私がNFLを引退した後に陸軍の

トレーニングコーチの仕事をくれたんだ」


「はい」

「そのトレーニングメニューが認知され、

軍のベースの傍に

 マッスルカーブを次々にオープンさせてそれが

 大当たりで今の地位を気づいたんだ」

「偶然ね」

ブルックは手を叩いて喜んだ


「やはりダンに娘のマネージメント

契約を頼んでよかったんだな、

実はもし変な日本人だったら契約を

破棄させようと日本に来たんだ」


「そうだったんですか。別に破棄してもいいですよ。

 僕の専門ではないですから」

「嫌よ」

ブルックが怒った

「そう言えばダンの専門は何だ?」

ジャックマンは体を亮に近付けて聞いた


「ファーマシストです」

「何?ファーマシスト」

「はい」

亮がうなずくとジャックマンは

馬鹿にしたように


「薬剤師じゃ経営はできないな」

一恵はジャックマンに対して詰め寄って

「違います。亮はハーバード大学で

経営学を学んでMBAを持っています」

「何だって!本当か?ダン」

ジャックマンは驚いて聞いた


「はい、薬学博士なので専門を

聞かれたからファーマシストと言ったんです」

「あはは、確かにドクターを持っているのが

 専門だな」

「そうです」

ジャックマンは亮が自分を自慢しない

謙虚ところが気に入った


「ダン、うちの娘を嫁に貰わんか」

亮の肩を叩くと女性たち全員が

ジャックマンの顔を見た

その熱い視線にジャックマンは息を呑んだ

「いや、付き合わんか」

そう言って亮の耳元で


「実は君がジャック・チョウと

ブルックを別れさせてくれて

 感謝していたんだよ」

「知っていたんですか?」


「ああ、ブルックがジャック・チョウの

ところを逃げ出して生活に困っている

ところに私が迎えに行こうと思っていた

 ところに君が登場したわけだ」


「そうだったんですか?」 

「あの男は私のSPOPIAの

アジア販売権を持っていたんだが

契約が切れて今回は更新しないつもりだ。

今回は君と契約したい」


「ありがとうございます。ぜひお願いします。

今までの倍以上売ります」

亮は珍しく自信を持って返事をした

「そうか、そうか。頼む」

亮とジャックマンは強く握手をした


「ジャネット、ブルックどこか

行きたい所ありますか?」

一恵が聞くと二人は答えた。

「ショッピング」

二人とも口をそろえて言った


「わかりました。ジャックマンさんは?」

「私は夜にキャバクラに行きたい」

「パパ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ