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爆弾の目的

ロビンは亮に無線で話した。

「亮、考えられる爆弾はTNT火薬

10トン、核爆弾、デージーカッター、

サーモバック。

そしてEMP(電磁波爆弾)だ」


「EMP(電磁波爆弾)!

本当にあるんですか」

亮は驚きの声を上げた。

「そうだ、EMPだ」

「もしこの場所でEMP(電磁波爆弾)が

爆発したらこの辺りの飛行機が

全部墜落してしまいます」


~~~~~

与謝野はジャック・モーガンに電話をかけた。

「ジャック、誘拐を失敗しました」

「なんだと!こんな簡単な

誘拐を失敗したのか」

「申し訳ありません」

「与謝野、お前は役に立たない男だ。

責任は取ってもらうぞ」


「はい、どんなことでも」

「では、今責任を取ってもらう」

「は?」

「爆弾のスイッチを入れて死ね」


「ちょっと待ってください、

私はまだ役に立てます」

与謝野は言い訳をすると船首の

ベッドルームから「ピー」

と言う音が聞こえた。


「なんだ」

瀬川は慌ててベッドルーム入って爆弾を見た。

「馬鹿な、タイマーが動いている・・・」

瀬川は顔色を変えタイマーのスイッチを切った

「ジャック、タイマーが動いている。

しかも後30分しかない」


「当たり前だ、私がタイマーのスイッチを入れた」

「そんな、これが爆発したら私の命が・・・

せっかくEMPを作ったのに」

「責任を取ってもらうだけだ、

お前が捕まって我々の事を

話されては困るからな。日本の警察はただの

誘拐だと思っている」


「大丈夫です。私はあなたの事は話しません」

瀬川が言ったその時、与謝野の額から

脳みそが飛び出し爆弾と

ベッドとシーツがし血に染まった。


「ジャック、与謝野の処理、終了しました」

瀬川が持っていた電話を

谷垣が奪い取ってジャックに言った。

「ご苦労、これで君は神の元へ行ける」

「ありがとうございます」

谷垣はピストルを構えて爆弾の上に座った。


~~~~~

「小妹、中でピストルの音が聞こえた」

ドアの側に耳を当てていた亮がマギーに言った。

「ええ」

「ドアに仕掛けをセットできる時間は

無かったはずです、突入しましょう」


「丸腰で突入しても殺されるだけだよ」

亮がドアに手をやると

「待って!」

追ってきたプレジャーボートで

追いつきボートを繋いで桃華が声をかけた。


「逃げようよ。なんの武器も持たないで

そんなに狭い所入って行ったら

殺られちゃうよ。亮は私たちにとって

とても大事な人なんだから」

桃華は冷静に言った。


「きっと水上警察が来ても立て

籠ったら何時間もかかるよ」

小妹が言った。

「ああ、もしEMP爆弾だったら

そんなに時間がかからず爆発させるはずだ」


「でも中の人間死んじゃうよ」

小妹が悲鳴を上げると亮が首を横に振った。

「でも中の人間が洗脳されて自爆テロを

命令されていれば命など惜しくないはずだし

谷垣は仕事で中東に行っていて組織に

洗脳された可能性が高い」


「じゃあ、完全なテロ!」

「うん、急がないと」

「こんなテロをやってなんの得が有るの?」

小妹は前回のテロと同様な状況が起ると考えて

いたが亮に確認した。


「前回と円暴落して、アメリカ軍横須賀基地が

 機能不能になる。おそらくアメリカと

 敵対している国はジャック・モーガンへ

 礼金を出すだろう」

前回のテロは本格的な日本に対する恐怖の

序章だったのに気が付いた。


そこのデッキに赤いレーザーポインター

が照らした。

「伏せろ。みんな!」

亮が言うと小妹、蓮華、桃華が身を隠した。


そこへ全身黒づくめの人間がパラシュートで

降りてきた。

亮が持っているのはソルトガンと特殊警棒

小妹と蓮華はナイフを持って構えた。

パラシュートはデッキに着き

ヘルメット取って髪を振った。


「マギー!」

船に上がって身を潜めていた

亮はそれを見て声を上げた。

「亮」

亮とマギーはしっかりと抱き合った。

「マギー!」

小妹と蓮華と桃華が次々に抱き合った。


「マギー生きていたんだ」

「ごめん、詳しいい話は後で」

マギーは背中に背負ったリュックを降ろし

中から催涙弾、閃光弾、プラスチック爆弾、

マスク、ゴーグルとベレッタが入っていて、

銃を小妹、蓮華、桃華に渡した。


「あれ?僕には?」

「亮はダメ、日本人だから」

「ああ、そうか・・・」

亮は状況を説明した。

「わかった、とにかく中に突入すればいいのね」


「うん、船首に明り取り窓が有るよ」

小妹が指さした。

「そこから催涙弾を入れて、ドアを壊して突入しよう

 私は防弾チョッキを着て、ヘルメットを

かぶっているから大丈夫」

「やるよ!」

亮が指示をしなくて四人はテキパキと

準備をした。


「亮、海上警察がその船を追っているから

 大丈夫だ」

ロビンから連絡が有った。

「ロビン、今から船内に突入する」

「バ、バカ。奴ら武器を持っているんだろう

 無理だ!やめろ!」


~~~~~~

「皆行くよ」

ドアの付けたプラスチック爆弾

から延びたスイッチをマギーが持った。

パーン

船首で音がすると船内から

煙と光が出たのを確認すると

マギーがスイッチを押すと

扉が吹っ飛んだ。


「突入!」

マギーが先頭に入り中を確認して行った。

中には大島と古森と咳をしていた。

蓮華と桃華が二人を外に引きずり出し

デッキに転がしてタイラップで手と足を

縛った。


「残りの三人は?」

「多分寝室だよ」

亮が聴くと亮は船首のから体を乗り出した。

「小窓が有る」

「OK」


蓮華が小窓にピストルを撃って穴を空け

亮は催涙弾をそこの放り投げた。

「何!」

谷垣が口を塞いだ。

「マギー行け!」


「蓮華、ゴーグルとマスク!」

亮はマスクを受けてそれを付けて

寝室のドアに前に立つと

船内から2発弾丸が飛んできた。

「おい、聞こえるか?」

中から苦しそうな声が聞こえた。


「このボートは後20分で爆発する、

 逃げた方が良いぞ」

「仲間はどうする?死ぬぞ!谷垣」

「いいんだ。みんな一緒だ。なんで俺の名前を」

「あんたの経歴もジャック・モーガンとの関係も

 知っている」


「ジャック・モーガン。なぜ」

谷垣は亮の言葉に気が動転していた。

「マギー、行くぞ」

亮はドアに体当たりをして破った。


寝室は煙で良く前も見えず

与謝野は苦しそうに咳をしていた。


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