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追尾

「これって中国の軍事用監視カメラ

じゃないのか感度が良すぎる」

「亮、急いでくれ」


~~~~~~

「小妹今、どこだ?」

亮は小妹を無線で呼んだ

「うん、中華街で食事している」

「犯人の車を特定した。ト○タの白いバンで

ナンバーは品川300わ42○○」


「わお、早かったわね。どこへ行けばいい?」

「僕も横浜へ向かっている。もう少し待機だ」

「私達いいもの見つけたよ」

「なんだ?」

「私達が付けていた男が食事をしている」

「了解!」

亮が無線を切るとロビンが亮に聞いた


「麻実、この道路はなんだ?」

ロビンは東京湾を横切る道路を指差した。

「東京アクアラインです、川崎から

木更津を結ぶ道路です」

ロビンはそう言って地図をジッと見た。


「玲奈さん、谷垣の住所をモニターに

映し出してください」

「はい」

モニターに映った谷垣の住所の場所は

アクアラインの出口から

5分もかからない場所だった。


「ロビン、ここじゃない。谷垣が向っているのは

アクアラインを降りればすぐの筈よ」

麻実がモニターを指差した。

「うん、ひょっとしたら・・・」

亮が考えていると美咲から電話があった。


「谷垣の経歴がわかったわ、あなたが

言った通り石油開発会社に勤めていて

1年前に退職していたわ」

「中東に行った事は?」


「2年間イランへ行っていたわ」

「それと谷垣の親の職業は?」

「漁師よ」

「ありがとう、これで居所が分かります」


「玲奈さん、川崎、横浜の

ヨットハーバーを探してください」

「了解」

玲奈は返事をしてすぐに検索を始めた。


「小妹、今どこだ?」

「そっちの様子は?」

「そろそろ出るみたい。

テイクアウトを買っている」

「出たら今度は見逃すなよ」

移動場所はヨットハーバーだ」

「了解」


「ロビン、僕がターゲットを発見したら

衛星から監視してバックアップしてくれ」

「了解」

ロビンが返事をした。


~~~~~

「亮、ところでどうしてヨットハーバーなの?」

「谷垣は父親が漁師の関係もあって

4級小型船舶の免許を持っているんだ。

 船で沖に出てしまえば人質が声を

上げても見つかる事が無い」

「なるほど」


「だから、姉さんたちを乗せて出航する

前に捕まえないと海の上では

 救出がむずかしい」

亮は険しい顔をした。

「はい、早く発見しないと

海に出てしまいます」

一恵が慌てていた。


「大丈夫、犯人は身代金を要求の

電話をするまで出航しない」

「えっ?どうして?」

「海に出て電波の調子が

悪くなったら元も子もない」

「そうか」


~~~~~~

ヨットハーバーの倉庫は

裸電球が薄暗く点いて

床には大きなシートが敷いてあり

下着姿にされ手足を縛られた

美喜と雪が転がされていた。


「しかし、いい体しているなあこの女」

与謝野は振り返って下着姿の

美喜と雪の体をマジマジと見て言った。

「与謝野さん下着も脱がせませんか?」


「ちょっとこの娘たちのおっぱいが

 見たいので。奴らも来たら喜ぶと

 思いますよ。谷垣も古森も女好きですから

 ご褒美に」

大島は今にも口からこぼれ出しそうに

なっていたよだれをすすりながら

与謝野に聞いた。


「いいだろう、胸だけな」

「は、はい」

大島は美喜の胸の谷間を覗きながら

返事をして太股を撫で美喜の股間を

触った。


大島は二人のブラジャーを外し

袋に入れようとして口を開けると

時計に気が付きそれを取って

ポケットに入れた。


~~~~~~

「時計の発信機が動いた!」

玲奈が声を上げた。

「ロビン、発信機が動いた、

 現在位置を送るわ」

「了解!」

ロビンはモニターに映像を出した。


「場所は本牧ヨットハーバーです」

「玲奈さん、美喜さんたちの場所を

全員に発信」

亮が指示をした。


「裕子、了解」

裕子は時速300キロを出す隼の

スロットルを開けた。

「小妹了解、と言うか今対象者を尾行中」


「僕たちはもうすぐ新山下で降りて

 5分で現地到着」

「私ももうすぐ着くわ」

裕子の声が聞こえた。


「えっ?何キロで走って来たんだ」

「このバイクめちゃ早いからそれなりに」

亮はそれを聞いてバイクが欲しくなった。

「一恵さん、CBR1000RRの

値段調べておいてください」


「はい?」

「バイクが欲しくなった」

「うふふ、了解です」

一恵はスマフォで検索をした。


~~~~~~

ヨットハーバーの倉庫から誘拐犯たちは

下着姿の美喜と雪を桟橋を歩いて

船尾のドア開けて二人をクルーザーの

中に入れた。


キャビン(船内)のセンターに

大きなテーブルがそれを取り囲むように

椅子があって美喜と雪はそこに座らされた。


「お嬢さん、目は覚めましたか」

意識もうろうとしていた二人に与謝野が話しかけた。

「ここはどこ?」

雪がかすんだ目で与謝野を見つめると


「大きい声は上げないでください」

与謝野が二人に紳士的に微笑んで言うと

後ろに立っていた古森がピストルを向けた。


「私たちをどうするつもり?」

下着姿にされた事に気がついたが

美喜が胸を抑えて言うと

与謝野が


「すみませんね、発信機が付いているといけないので

 服を脱がせて袋に入れさせてもらいました」

大島が袋を見せた。

「我々はあなた達のお父さんとお話がしたい」

「身代金ね」


雪は冷静に答えると与謝野がニヤニヤと笑った。

「話が早い、身代金をいただければ

我々はすぐにあなた達をすぐに解放する

もちろん服を着せてね」


「分かりました、自宅の電話番号は

050・・・・・・・・・6です」

雪が答えると与謝野がメモを取った。

「姉さん、最後は1よ」

美喜は突然言い返した。


「違うわ6よ」

美佐江と千沙子が言い合いをしていると

「ま、待て、両方電話をする。

まずお姉さんの方だ」

与謝野は電話を持ってボタンを押した。


~~~~~

「電話が鳴った!逆探知スタート」

ロビンはキーボードを打ち出した。

目の前に有るモニターに映る

映像がだんだん大きくなった。


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