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めぐみの相談

「ロビンは?」

「現場で取り付けを睨みつけているわ」

「あはは、了解すぐに行きます」

亮は電話を切ると

「一恵さん、今から下へ行って

コンピューターの搬入に立ち会います。

またロビンのアシスタントに

麻実さんを連れて行きます」


「分かりました、10時からCホテルで

アイザックと文明さんと打ち合わせです」

「それが終わったら美宝堂に中村さんと

行って来ます。他に予定は?」

亮は美代子と佳代子のアサシオコンビが気になっていた。


「ありません」

「3時に電波広告社の島崎さんに

事務所に来るように連絡をしてください、

 それから女子高校生の朝倉美代子と

潮田佳代子から連絡があったら

時間を調整しておいて下さい」


「女子高校生ですか?」

「はい」

一恵は首を傾げるとまじめな顔をして答えた。


「分かりました。それでロシアの

女性たちはいつから来るんですか?」

「アイザックの仕事が終わってからです

から2、3日後ですね」

「では机を3つ用意しておきます」

「はい、お願いします、玲奈さんは?」

「隣の部屋にいます」


亮は隣の部屋に行くと

「玲奈さん、徹と連絡は?」

「ええ、今夜デートしようと連絡が有りました」

「分かりました。気をつけて徹から

情報を取ってください、

誰かをボディガードにつけますから」


「はい、大丈夫です。任せてください」

亮は玲奈の手を強く握って事務所を出て行った


6階のプラネット証券に降りていくと

大型冷蔵庫くらいの大きさの

コンピューターが何台も運び入れられてきた

「おはようロビン、酔いは抜けたか?」


「大丈夫だ、アメリカ人は酒に強い。

ロシア人や中国人ほどじゃないがな」

ロビンは4ヶ国の男の飲み会が

気に入っていたらしくご機嫌だった。

亮はコンピューターのセッティング

されている様子を見ながらロビンに言った。


「思ったよりセッティングが早い」

「うん、今日中に動かせそうだ」

ロビンは満足そうだった。

「それで亮、美佐江さんと食事できないか?」

「ロビンそれは僕に言う話じゃないだろう、

直接誘ったらどうだ」


「まっ、そうだけど・・・」

ロビンはモジモジしていた。

「がんばってくれ、ロビンを兄貴と呼ぶのは嫌だけど」

「そうだ、これが僕の身上書だ、

まずこれを美佐江さんに渡しておいてくれ」


「OK、後で美宝堂に行くから渡しておく」

「たのむ」

亮は受け取った身上書を読みながら

エレベーターに乗った

「大学はMIT、職業はAmerican web CEO、

総資産・・・100億ドル!

 こんなに金持ちなんだロビン」


~~~~~~

亮がCホテルに着くとアイザックが亮を見つけた。

「おはよう亮」

「おはようございます」

亮はアイザックの用意

したホテルの会議室に入った。


「アイザック昨日はお疲れ様」

「亮、みんな酒が強いので驚いたよ」

「でももう、ウォッカと紹興酒とビールと

日本酒のチャンポンはやめましょう」


「あはは、そうだな」

「そう言えばナターシャたちは?」

「紹介された久保田郁美さんと

部屋を見に行っている」

「やっぱり本気なんだ・・・」

亮は下を向いて呟いた。


亮とアイザックが雑談をしていると

文明が入ってきた

亮とアイザックが立ち上がり文明と握手をした。

「昨日はありがとうございました」


亮は改めて昨日の礼を言った

「うん、とても楽しかったよ」

文明は目を細めて笑っていた。


文明とアイザックはロマノフと連絡を取りながら

価格交渉を進めて行って価格が決定し

契約が締結した。

L/Cの銀行を決めた。


「亮、契約した。初回20万トン年間100万ドルだ

亮に対するリベートが1ドルだ」

アイザックは文明と亮に握手をした。


「ありがとうございます」

「いいや、こうして我々を会わせてくれたんだ

 礼を言うのはこっちだ」

アイザックが亮の手を握った。


そこに内田めぐみから連絡が有った。

「亮、今から会える?」

「はい、銀座ですけど」

「分かりました、すぐに行きます」

15分後に有楽町の駅前でめぐみと会った。


近くのコーヒー専門店に入っためぐみは

数か月前の話をした。


「紀子も枕営業を強要されたんだ」

めぐみは首を落とした。

「まさか、めぐみも・・・」

「うん、私はスポンサーやプロデューサーだけ

じゃなくてカメラマンやスタッフともやらされた

時々社長とも・・・私胸が大きいだけで

S○X好きだと思われている」


「そんな・・・」

「海外ロケなんか撮影が終わった後

 全員にやられた」

相談した自分よりめぐみの方がひどい状況で

紀子は唖然としていた。


「ねえ、めぐみ。亮のおかげであの世界

から抜け出せたのに、どうして?」

「だって、仕事も欲しいし。亮が忙しくて

会ってくれないから寂しくて・・・」

めぐみは目から涙をこぼしていた。


「確かに、会ってくれない亮も悪いわね。

でも社長がめぐみにそんなことさせるなんて・・・」

紀子はサンシャインプロダクションの

社長堂島がめぐみと関係を持っているとは

思ってもみなかった。


「私は未だに東北訛りのアクセントが

有って紀子のように上手く

MCができないから、水着になるしかできなかったの」

「分かった、事務所を一緒にやめよう。

亮が何とかしてくれるはず。

めぐみはどれくらい仕事が残っているの?」


二人はスケジュール帳を見ながら目を見合わせた。

「辞められるかしら?」

「ええ、不安」

「そうだったんですか、紀子さんそこまで

 言わなかったから・・・」


「私、仕事も無いし怖くて・・・」

「確かに怖いですよね。移籍をすると仕事が

 無くなるという話よく聞きます」

「僕は年明けから3か月間日本を留守

にしていましたから、すみません」


「めぐみさんを抱かせて金銭のやり取り

は有りませんでしたか?」

「ありました。うちのタレントに

やらされていた娘

 は沢山いました。」


「分かりました、戦いましょう。金子さんと一緒に

 めぐみさんもこっちへ来てください

それで、仕事は?」

「3か月無いから居酒屋で働いています

 グラビアアイドルをやっている時より

良いくらいです」


「じゃあ、もう辞めても大丈夫ですね」

「大丈夫かしら」

「はい、僕も対処します」


亮は落合に電話を掛けた。

「こんにちは、團です」

「ああ、昨日はありがとう。初めて行った

 銀座のクラブ楽しかったよ」


「すみません、港区の

脱税者を告発したいんですけど」

「いくらくらいだ?」

「1億くらいです」

「微妙な線だな」

「分かりました」


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